カグラバチ15話 感想
これぞカタルシス
【本領発揮】
まずチヒロの『涅・千』の全貌が判明
小さい『涅』の集合体。膨大な玄力を必要とするが、小さな動きで相手に斬撃を当てられるのが強み。
これにより満身創痍の身体を庇いながら大勢の敵をなぎ倒すことが可能になると!
本領を使えるようになるプロセスは前回から都度「理論」ではなく「直感」
つまり再現性がないその人固有のものというのを押し出してきますね。
これが千鉱のアイデンティティの1つになっていくという感じですね。
意外だなと思ったのは「必殺技」という感じではないなというところです。
本当に数1と数2の距離感で応用といった感じ。
これ前回までは1能力1本領だと思ってたんですけどもしかして『涅・○』を何個も作る感じなのでは!
なんか格ゲーみたいでそれはそれでいいかも。
とにかくこの本領で敵を静かになぎ倒すのはもうカグラバチの十八番になってますね。
意外だったのはあの双城と近そうだった部下が妖術見せる前に瞬殺されたことですね。
なんかこの敵のあっさり感も自分がカグラバチにドはまりしてる要素の1つですね。
【やっぱり玄力とは】
もう1つ気になったところ。玄力の源です。
『涅・千』に関して「膨大な玄力が必要」という説明がありましたが、玄力のストックに関して今週の描写を見る限り気に留めてない様子。(次回玄力が尽きそうなところ柴さんがバトンタッチでついに戦闘とかは全然あり得る。)
仮に膨大な玄力は実質踏み倒してるとすると気になるのがその総量の決め手。
玄力は4話によると「生命エネルギー」なんですが、この表現は核心に迫ってるわけではなさそう。
あと今回満身創痍でありながら玄力の消費は気にしてなさそうなので確定してるのは身体の
コンディションとは別なのは確定
異常踏まえると総量の決め手は以下が考えられるかなと
①チヒロはもともと玄力が人一倍、いや人百倍多い←主人公ですしパパさんも只者ではないので納得
②心が強え妖術師なのか←今回発動の際にシャルを今度こそ救うという熱い想いがあったので可能性がある。
③「黒閃」的な完全にアンコントロールなもの←これがなんだかんだ腑に落ちるかも、妖術または妖刀の核心に触れられたとして、それを自分のものに落とし込めるかがその人の技量、才能によって決まるイメージ
まあまだ連載が始まったばかりなので、今あれこれ考えたことが辻褄あわなくなってくるのも週刊連載の醍醐味です。
また一年ごとかにこの記事を振り返りたいですね。
【シャルの過去】
今回本領とともにメインなのがシャルの過去
お母さんと過ごした幸せな日々とそれが崩れる過程
ここの対比が顕著ですけど、作者の中でやはり誰かと一緒にご飯を食べることが幸せの象徴なんだろうな。
やっぱそれが普遍的だし性別うんぬん問わないし現代的ですよね。
しかしこのシャルの一族。半端な再生力はあるけど不死身というほどではないし、一族として戦闘力が皆無(あるいは一族滅亡した時に戦法を伝えるすべが断たれた)なのでろくな目に合ってないな~
あと気になるのがシャルの父の密告
脅されて言わざる終えなかったの、のりのりで密告したのかで感じ変わりそう。でもどっちにしろ死んでいそうですけど。
そしてその過去からのラストのサンドイッチを手渡すチヒロ
この純朴なやさしさもチヒロの本当の顔なんだよな。
今後も悪を滅する鬼の顔と、子供とか守るべきものに対する人の顔。どちらも尊重して描かれてほしいですね。
以上になります。
今年最後のカグラバチでしたね。
来年、再来年も感想書き続けられるといいなと思うのが今の純粋な願いです。
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