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カグラバチ 9話感想
バトルが本当に面白くてうれしい、本当にうれしい
【妖刀同士の初めてのバトル】
メインは何と言っても双城との本格妖刀バトル
今回のバトルを見て、今後能力バトルの面も見せてくれるとわかってさらにワクワクしました。
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今回のバトルで前々から描写がありましたが妖刀には3種類の能力があるのがわかりました(この仕様は国重が作ったもの限定かも)
今後この3つを上手に使い分けるのが肝になってきそう。
もしかしたら妖刀の『本領』は持ち主独自の第4の能力とかだったり?
【主人公の強み】
チヒロは今回の戦闘、双城が持っている「刳雲」の能力(氷結、雷)の特性踏まえてバトルをしてましたね。
主人公というのは主人公になるだけの優位性だったり独自性(特別な能力、精神性、お前が始めた物語だろ)がだいたい備わってます。
それを踏まえてチヒロの優位性は国重のもとで刀づくりを手伝ったゆえの「情報アドバンテージ」
これはチヒロ以外被りようのないつよみなので今週で一番刺さりましたね。
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あとほかの人も言っていましたがメタ的にもこの設定はいいんですよね
能力バトルにある説明パラドックス(読者に能力を説明したいが、敵直々に手の内をしゃべるのはナンセンス)。カグラバチはメタ感(能力説明するための設定感)を少なくしつつ説明パラドックスを解決。
チヒロが敵よりも妖刀の知識があることで心内整理として自然と能力を説明してくれるのはうまいなあと思いました。
乱用は危ないですけど、今後チヒロが知ってる弱点をついて敵の妖刀使いを倒すとかありそう。
【双城の意外なキャラ付け】
もう一つの目玉としては双城のキャラですよね。
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国重およびその妖刀の厄介オタク
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チヒロとのなにもわかってない合戦はなかなか印象深いです。
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この「妖刀はただひたすら命を奪うためにある」という主張
チヒロに全BETし、国重の意向を知っている読者からすると「何言ってんだてめえ」ですが
その主観に抜きにすると双城は一武器商人、一裏社会の人間として妖刀の破壊力にほれぼれしてしまうのは特段納得はしています。
(なんてったって妖刀の破壊力が異常なのは今週でしっかり描写されてますからね。)
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国重自身も妖刀の凶暴性については自覚的でしたしね。
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またチヒロ、敵以外にとっての妖刀についても触れててよかったですね。
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今は羨望のまなざしの妖刀も、一歩間違えれば評価が変わりかねないことを示唆してました。ますますチヒロが妖刀を取り戻さなればならない運命にあることを念押ししてますね。
チヒロが妖刀の凶暴性にどこまで自覚的かもこの作品の肝かもしれません。
【ちょっと妄察】
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今回妖刀の使命と裏腹な凶暴性がわかる話でしたが、それを読んで「真打の特性」について一個思うところがあります。
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6つのうち1つ箱が壊されず(おそらく壊せなかった)妖刀があります。巷ではそれが真打だと多くの人が思ってますし、私もそう思ってます。
なぜ壊せなかったのか
国重が妖刀を持って欲しいと思った人だけが使える妖術をかけているじゃないかと思うんですよ。
国重はおそらく「どんな敵でも迎え撃てる妖刀作りたいが、もしかしたら悪用されるんでは」と考えたと思うんですよね。
そこで考えついたのが勇者の剣のように適正のある正義の人物だけ使える妖術をこめることだったのではと。
言うなれば「Japanese brave Katana」
妖術がどれほど応用性あるか分からないですけど「真打」なんでこれくらい盛ってもモウマンタイでしょう。
まあ戯言です。
来週もチヒロの振り絞る力がどう転ぶか楽しみです。
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