コロナで気付かされる「人生なるようにしかならない」

コロナが私たちの世界にやって来てから、二年もの月日がたった今、えっ。今?今なのか?今さら?ってなタイミングでコロナに罹ってしまった。全国的に陽性者が減っていると言われている「今」にだ。なんて言うか、もっと猛威を奮っていた時、それこそ濃厚接触者になるかもって言われた時位近い所で出た時じゃなく、桜だいぶ咲いたかな?やっと暖かくなって来たな。子供達も休み明けたら新学年か。って言う一年で一度気持ちが切り替わって、ちょっとワクワクって言うか、新鮮な感じの今ですか?

かかりつけの病院では発熱外来をやっていなかった為、ネット検索して少し離れた病院で受診。お医者さんが、HPで見た優しそうな人相とは打って変わって、魂が抜けた様な、患者の私と目が合わない様な、三次元に存在する人物には見えず(先生ごめんなさい)、この二年で憔悴しきってしまったのでは?と思わずにはいられなかった。子供達も直ぐに症状が出て来て、別の近くの病院で診てもらいました。

医療関係者の方々、本当にありがとうございます。コロナの疑い、陽性者だと分かっていて診るって、仕事とはいえ、心労が尽きない毎日。自分にはそこまでして助けたいと思えるのは、正直自分の家族だけだろうなって、思ったり。

コロナの症状をネットで検索してみると、もうなんでもありじゃん!って。もちろん無症状の人も居るから、厄介極まりない。私の場合は、発熱→人生で味わったことのない酷い咽頭痛→痰→鼻水と明らかに通常の風邪と順番逆じゃない?と言う奇妙な症状(コロナではよくあるみたい)に、戸惑いしかなった。鼻水がないから、痰の来るタイミングが予測できず、それに加え塊で前触れもなく出るって言う恐ろしい奴らで、仰向けだった時に呼吸困難になって、プチパニックに。その後、痰が出るのが恐ろしくなった。咽頭痛は、喉の奥に重度の火傷を負って皮がずるむけになってしまったかの様で、唾を飲むのも痛く、声も奪われてしまった。夜から悪寒と関節痛がじわりと来てて、こりゃ熱出るな〜って思って、葛根湯に望みを託し、早く寝た翌朝にはもうそれ。一瞬何が起きてるのか?現実なのかまだ夢の中なのか分からなかったくらい。

陽性結果が出る迄と出た日はだいぶ落ち込んだし、仕事場に申し訳ないなって言う罪悪感に見舞われたけど、復帰予定日を計算してる時に、人生何十年のうちの10日間って考えたら、大分楽になってきて、まぁなる様にしかならないしなぁ〜って。これ本当にそうで、いくら足掻いても、10日間は短くならないし、その間は欠勤なんだし、仕事はしないし、じゃあいつもの週末✖️5って感じで、掃除洗濯家事に、いつもは中々手をつけない整理整頓をやったり。自宅待機期間、何気にあっという間に終わってるかもしれない。ってできるだけポジに考えるようにしました。

子供達は春休みが潰れてしまい可哀想だけど、なんとか新学期には間に合うのは不幸中の幸い。何よりみんな軽症で、食欲ありのいつもと変わらない感じなのは本当に幸い。

この子達は凄い時代を生きているなーって。昔より、辛抱強くないヤワな人間に育ってるのでは?と心配してたけど、彼女達のここ二年で起きた災いに付随する全ての残念な事に対処して来たと言う事実は、良く頑張ってるな。辛抱してるなと思わずにはいられない。


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