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33歳の誕生日がめでたいので、推しの芝居を絶賛します

お仕事で文章を書いていても、自分のnoteを書くのが難しい…!文章を書く癖をつけたいから、定期的にnoteを更新しようと思います。

1月5日から『おっさんずラブ-リターンズ-』が始まります…。楽しみすぎて気を抜くと夫を相手にひたすらおっさんずラブの話をしてしまう。若干迷惑がられてるので、デトックスがてら1月5日までおっさんずラブの話をするnoteを書こうかなと。毎日書きたいけど果たしてどうなるか…。頑張る。

今日は第1話の話をします。

まず、林遣都の芝居ですよ…。牧くんが春田さんを好きになる過程が手に取るようにわかっちゃう第1話。これ何がすごいって、彼は何も言葉で説明していないんですよ。

言葉がなくても春田さんいい人だな、と思った瞬間も、優しさにキュンとした瞬間も、自分の恋心に気づいた時の戸惑いも全部、表情だけでわかってしまう。顔のパーツそれぞれの緩みも緊張もなんでそんなに操れるの?

酔っ払ってソファに寝っ転がる春田さんが虎の巻をくれるところなんて、愛おしいという気持ちがダダ漏れなんですよね。そんなとろけた目しちゃってさ。もう春田さんのこと好きじゃん。

そもそも第1話って、ドラマ全体のつかみとして状況説明をしなきゃいけないじゃないですか。天空不動産という会社があって、春田さんというポンコツサラリーマンがいて、部長に想いを寄せられている。状況説明だけで盛りだくさんの内容。だから牧くんのなかに春田さんへの恋心があるということの説明に、時間を割けないんですよ。

でも第1話の最後には牧くんから春田さんへのキスシーンがある。このキスに説得力を出すためには、第1話で牧くんが春田さんを好きなんだという恋心を見せないといけない。もう林遣都の感情表現頼りなんですよね。しかもこの牧くんの恋心に説得力があるかないかって作品全体のイメージを左右する要素。第1話の時点で林遣都は、作品全体のクオリティーを決めるとんでもないことを成し遂げているんです。天才。テレ朝は林遣都をキャスティングした人にインセンティブをあげたほうがいい。

散々恋したときの表情を褒めてきましたが、1話でわたしが死ぬほど好きなのは、「あ、唐揚げ目当てですか?」のときの表情。

今日の夕飯は唐揚げですって伝えたら、春田さんからルームシェアに誘われたからこのセリフをいうんですけどね。ちょっとニヤっとした顔といたずらっ子みたいな言い方が本当にたまらない。久しぶりに見たら変な声出た。

ちょっとSっ気があるというか、春田さんのこといじってる感があってさ。出会ったばかりの先輩をいじれるなんて、どれだけ春田さんに心開いてるの。懐きたくなっちゃう人の良さがあるんだよね、わかるわかる。

牧くんはなかなかセリフで心情を教えてくれないけど、ぜんぶ顔に出ちゃってる。頑張ってスマートなエリートサラリーマンを装ってるけど、繊細で顔に出やすいタイプなんだよね。そんな牧くんを陽だまりみたいな春田さんが受け止めてくれる。春田と牧は最高のカップルです。ありがとうございます。

正直こんなに自分のこと喋ってくれないキャラクターに出会ったことない。言葉で定義されてないのに、林遣都が演じるから牧くんの人間性が想像できてしまう。もう、生きてるのよ、牧くんが。

今頃赤いパジャマ着て家でくつろいでるのかな。あったかくして寝てね。

ドラマ用サブスク代にします!