さまざまな角度から家族になっていく2人とラスト4分(おっさんずラブ3話)
自分の感情に姑という名前をつけたことで、なんだかルンルンしている武蔵から始まる3話。
多分まだ春田さんのことが好きな気持ちがどこかにあって、でも春田さんと牧くんの幸せも祈りたい。その相反する感情に蝶子さんが名前をつけてくれた。
「姑」
いや姑ではなくないか?というツッコミは我慢しておこう。春田さんが愛おしいがあまり牧くんに嫌味を言ってしまう複雑な感情に名前がつく。武蔵にとってはひとつの救いのような言葉なんだろうな。
そして春田と牧のW昼顔不倫疑惑を武蔵は追いかけ始めるわけです。いや2018年版の3話で蝶子さんがやってたことじゃん!?誤解して暴走してしまう似た者夫婦だったのね。レシートの撮影したり、物影から写真撮ったりも含めてセルフオマージュを感じた。
3話は春田さんはお隣さん兼部下にキスをされてしまうし、牧くんは元彼(武川さん)のツイートを見たり、家に行ったりと2人の関係が揺らぎかねない展開がありました。
昔の2人だったらもーーっと拗れてたよねえ。劇場版では、春田さんの家に行ったら知らん男が居て怒って帰っちゃった牧くん、狸穴さんと牧くんの関係を疑った春田さん。
そんな2人が!ちゃんと話せばよかったごめんねって、疑ってはないですって……。君たちそんな自分の気持ちを素直に伝えて、謝ることができたんだね??遠距離恋愛中、何があったん?
今回は嫉妬がわかりやすい軸だったけど、ちゃんと説明することが大切って、恋愛沙汰だけではない。自分が何に対して嫌な気持ちになるのか、なんでそういう行動をしたのか、意地を張らずに、全部話してしまったほうが早いことがたくさんある。今回2人は、何か引っ掛かることがあるならぜんぶ先に話す!を学んだんだろうな。
そうやっていろんな角度から家族になっていくんだね。
こんな達観したこと書いてますが、初見時はラスト4分で全ての感想が吹っ飛びました。1話のスピンオフもそうですが、たった数分で本編を凌駕してくるのやめて…。いや、やめないで…。
ドラマ用サブスク代にします!