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Alive

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ポエムでもない小説でもないけど連続性のあるなにか。
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2022年7月の記事一覧

fiction.2

いつの日作り上げた傷はいつの間にか傷跡呼ぶにふさわしいほど乾ききっていた
その先、視界にはゴミ箱が移る
いつか潰した消毒液のボトル
あれをなんとかすればもう一度使えるだろうか。
いやボロボロのボトルは使っているとみすぼらしくみえてしまうかな
そんなこと言うやつ周りにはいねーけどさ

いいなっていいなって
窓ガラスのむこうは灰色とピンクで混ざり合っている。
とてもこの世は卑猥だ
恵まれた世界は五体不

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