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高校数学をやり直してる話

今年のはじめに共通テストの数学を解いてみたあたりから、また数学やりたいなという気持ちを持ち始めた。それでGW前に、ついに問題集を買った。

学生のころから数学は好きだった。
これまでも、中学受験算数のパズルみたいな問題を解いたり、センター試験・共通テストの数学だけ解いてみたり、そういうことを思い出したようにときたまやっていた。
すっかり忘れてしまった定理や習った覚えのない分野などが出てきては、都度調べながらに解くことになる。解説を読んでもそもそもを忘れているので、そうなんだ~と思いながらもしっかりとは理解できないでいた。

そうやって面白そうな問題を探すのも、あいまいな理解を繰り返すのも、なんだか飽きてしまって、ちゃんとやることにした。

問題集・参考書

数学ⅠAは、主にこれをやっている。

『シグマ基本問題集』は、問題を多く解きたくて選んだメインにしている問題集。
公式や定義の説明はほとんどないが1000円弱と安価なのが手軽でよかった。ただ、その分自分で理解しないといけない。教科書などがあれば、これで十分だったかもしれない。

公式の理解が足りてないなと思い『公式で深める数学』を途中で追加した。
公式の導き方と、数学的な考え方を補足してくれる話、それらを活用する確認問題などがある。
数学って面白い!という気持ちにさせてくれる参考書だと思う。これを読んで、そうだったのかと納得いったものも多い。

確率が苦手すぎて、分野別の参考書もやってる。
これは解説や別解などが丁寧で、確率分野に特化してる中で一番私に合ってそうだと思って選んだ。実際、これで確率をようやく理解できた。

進捗

シグマ基本問題集は、4月下旬から9月上旬の5カ月ほどで一通りを終えた。途中で飛ばしてしまったり、応用問題など理解しきれないまま進めた問題もいくつかある。
数Ⅰの前半は順調に進められていたが、データの分析だったり数Aは手間取ってなかなか進められなかった。今もまだ分かってないなと自覚している問題がいくつかある。

もう少し数学ⅠAをちゃんと理解したいこともあり、数学検定の準2級(高校1年相当)を受けることにした。問題集の2週目をやりつつ、弱い分野は別で補ったり、理解を進めている。

感想

約20年ぶりに高校数学をやって、かなり忘れているし知らない分野もあるし、改めて「理解すること」を体験できて楽しい。正直、高校生のころよりちゃんと理解していけていると思う。あの頃はぼんやり勉強してたかもしれない。
理解するのって大変だけど楽しい。

こうやって問題集を買って数学に取り組み始めたのは、会社の同僚の影響もある。がち数学やってる人もいるし、同じように高校数学やってる人もいて、私もその中に入りたかった。
他にもやってる人がいるから頑張ってるとこは、ある。

高校数学をやるにあたり、大きい本屋で参考書棚を何度も見て自分に合う参考書を選んだ。
これは、当時の地元では決してできなかったことだ。現代だからこそあんなにたくさんの参考書があるのだろうし、都会の大きい本屋だから種類も多く並べられている。
自分で手に取って選べることは、贅沢なことだなと思う。それを自由に買う金銭的余裕だってある。

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