1994年7月8日向井千秋スペースシャトルに搭乗

1994年7月8日向井千秋スペースシャトルに搭乗
 向井 千秋(むかい ちあき1952年5月6日生まれ )さんは、日本人女性初の宇宙飛行士。医学博士(慶應義塾大学)。1994年にスペースシャトル・コロンビア号、1998年にスペースシャトル・ディスカバリー号に搭乗しました。これまでに国際宇宙大学客員教授、宇宙航空研究開発機構特任参与、宇宙医学研究センター長、日本学術会議副会長を歴任しています。
夫は病理医の向井万起男。
 群馬県館林市出身で、中学生の頃医師を志すようになります。親を頼りに自ら中学2年次に上京し、東京の中学校に転校しました。高校受験では、慶應女子高校に合格しました。慶應女子高校時代は、医学部進学を目指して、7人もの家庭教師をつけたという“伝説”が生まれたほど勉学に励みました。内部進学を高校2年時に断念し一般入試に切り替え、その結果、現役で慶應義塾大学医学部医学科に合格を果たしました。練習のハードさでいわくつきだった当時の医学部スキー部に入部し、大学5年次には東日本医学部スキー大会の回転で優勝、大回転では3位に入賞しました。外科医となってからは、慶應義塾大学病院では、慶應義塾大学出身者としては女性外科医第一号にあたるそうです。
 1994年7月8日~ 23日、スペースシャトル・コロンビア号でのミッション に、参加。この時の宇宙滞在時間は14日17時間55分で、女性の宇宙最長滞在記録を更新しました(この記録は翌年に破られる)。1998年10月29日 ~ 11月7日、スペースシャトル・ディスカバリー号でのミッション で2度目の宇宙飛行。
 
 私の住む町のとなり、群馬県館林市に彼女が名誉館長をつとめる施設があるので、ご紹介します。
向井千秋記念子ども科学館(〒374-0018群馬県館林市城町2番2号)
タイトルに「21世紀を担う青少年を育成する未来感覚あふれる子ども科学館」とあり、目標は「歴史の街で科学の勉強をと、城下町である群馬県館林市に建設された未来感覚あふれる施設である。高度に発達する技術社会の中で、科学を通して自主性を養うとともに、創造性を培い21世紀を担う青少年を育成すること」となっています。
展示の構成と展開
●学科的な科学展示を排除し、科学の分野を大きく物質・生物・環境のグループに分け、それぞれの科学的な話題を同一展示室内で展示構成。
●子どもたちと科学とのかかわり方として体験・観察・応用・挑戦をテーマとした展示室の構成。
●単に科学の知識を得るだけでなく、全体を通して科学への多面的なアプローチ方法が身につくような展示展開。
施設の特徴
★プラネタリウム
ドーム直径23m、傾斜角30度、240席の大型プラネタリウムです。
★天体観測室
直径6mのドームに口径20cmクーデ式屈折望遠鏡が設置されています。口径15cm天体用大型双眼鏡をはじめ各種望遠鏡も備えられています。
アクセス
◇電車 東武伊勢崎線「館林」駅より、徒歩で約20分
◇自動車 東北自動車道「館林IC」より、車で約15分
#今日は何の日  2024.7.8

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