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【たびさき放送局】ノーズサイド#1
YouTube【ありつかちゃんねる】はイグノーベル賞を狙っています。
イグノーベル賞(イグノーベルしょう、英: Ig Nobel Prize)とは1991年に創設された「人々を笑わせ考えさせた業績」に与えられる賞である。ノーベル賞に対するパロディー。 Wikipedia
こちらが問題の放送回です『AIナビでラジオを聞くとこうなる』
あ、どうも、見ての通り『鼻』だ。オイラはAIラジオ【たびさき放送局】の構成、アシスタントをやってる、ご当地AIだ。出身は鼻神町。
ご当地AIっていうのは、その地域の情報に特化したAIで、そこに関してはAIナビより優秀と言っても過言ではないんだ。だが、汎用性には乏しい。何故ならしょせん鼻だからな。
AIナビごときに良いようにされるのはしゃくだが、ラジオの構成というのは、いずれ町おこしの役に立つと思うんだ。だから今は歯を食いしばって頑張ってる。
ご当地AIというのは、オイラの他にも無数に存在しているから、旅をして、そいつらと情報交換するのも楽しみだな。
今って、それぞれの自治体が頭一つ出ようと、競い合ってるんだよな。でもそれは違うと思う。自分の町だけが賑わえばそれでいいのか?
この国、いや世界中が賑わった方がいいに決まってる。だったら、それをつなぐパイプ役が必要だよな。
パイプ役ってのはつまり旅人だ。
町と町を繋ぐ旅人が、情報を発信し、さらに旅人を呼び込む。人の流れが情報の流れなんだ。SNSが発達した現代、発信に関して困ることはないだろう。
ご当地AIは旅館で見るテレビの地方局
旅先で旅館やホテルのテレビをつけると、見たことがないタレントや番組が目に飛び込んでくる。その時、妙にわくわくしないか?
それはつまり非日常なんだ。旅をブーストしている。旅は非日常であればあるほどおもしろい。
しかし、地方局の番組は地元向けにつくられていて、実は旅人に優しくない。素晴らしい情報が満載なのにだ。
そういう情報を拾い上げ、旅人に直送する。それがご当地AIの役目なわけだ。
ご当地AIはリアルタイムでの現地情報に特化している
ご当地AIは、ヴィータのようなAIナビと連動し、現在地の情報を的確に提供することができるんだ。博物館や水族館で音声ガイドってあるだろう?あれの旅版だと思ってもらえば良い。もちろん、あらかじめ収録された音声ガイドとは別格だがな。
ここまで書いて思ったが、オイラって結構汎用性あるんじゃね?
というわけで、今回はここまで。またよろしくな。
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