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ゲーフラ&応援ボード作成記録 ~埼玉西武ライオンズの場合~

ずっと先行き不透明だったプロ野球の開幕と無観客試合が決まってから、限られた条件の中でも私の愛する埼玉西武ライオンズは、ファンに応援を、声援を、青炎を、与える機会を模索してくれた。
それが「WE ARE ONE PROJECT」でした。

そのなかでも、金獅子チケットという無観客試合応援チケットを購入した人限定で、無観客試合中に応援ボードをメットライフドームの内野席に掲示できる「応援ボード掲出権」企画と、外野スタンドにオリジナル青炎(せいえん)フラッグ(いわゆるゲーフラのことである)を掲出出来る企画は、ものづくり大好きマンの私にとっては、非常にモチベーションが上がる企画。

今後また、こういった企画があったときのための備忘録として、記録を残しておこうと思います。無観客試合はできればもう体験したくないけれど、まだまだ世の中がどうなるのかは分からないので…。

1.応援ボードをつくってみた

結論としては、「もっと金獅子チケット買っとけばよかった!!」というくらい、作るのが楽しかったです。

詳細ページにもフォーマットのデータがあったりはしたけれど、自由なデザインもOKということで喜んで絵を描きました。
何故か私は締め切りを勘違いしていて一次締め切りに間に合わなかったんですが、お陰で先に掲出されているボードを参考に色々工夫しながら作ることが出来たので結果オーライ。

応援ボードは本当にただA3のサイズでデータを作ってコンビニで印刷するだけだったので、特に書き残すほど重要なことは無かったのですが、A3の封筒はなかなか見当たらないのでA4封筒をふたつ繋げてみたり、完成した応援ボードを100均のクリアケースの中に入れると、折れや汚れや湿気に強く綺麗に掲出されるんだなあ…ということは、次回(あるのか?)にも生かされるのではないかと。

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今回作成したのは森脇亮介選手の応援ボード。見どころは、前所属先であるセガサミーのチームカラーを取り入れたことです!
ポーズは今年の南郷キャンプでのライナちゃんとの2ショットを参考に。

本物の顔が良すぎやしないか。
さて、印刷してクリアケースに入れた状態がこちら。

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マジででかい。思ってたよりでかい。
そして持ち帰るのがなかなか恥ずかしい。難易度が高い。でも印刷されるとワクワクする。

こちらが球場に掲出されるとこんな感じになるみたいです。

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わ~~!!!本当に掲出されてる~~!!!!
思ってたよりも文字がちゃんと認識できる~~~!!!!!

たまたま自分が見ていた試合でぱっとテレビ画面に映し出されたのは、かなり感動しました。こりゃまた良いところに掲出してもらえてなにより…。

後日掲載された応援ボード紹介ページでも、ばっちり内野席306~308ブロックにて応援ボードが掲出されていることを確認することが出来ました。
ただただ感無量です。

2.青炎フラッグをつくってみた

応援ボード掲出にテンションが上がった私は、フラッグ作りにも挑戦することを決意する。が、作り方がなんとなく想像できるものの、不安が……。
というわけで、今回参考にしたのはこちらのページ。

アプリの写真加工、エクセルの使い方など大いに参考になりました。
私の場合は本気で時間が無かったので、布の処理は布用の両面テープ、色塗りはポスカを使用しました。
ポスカを使うなんて中学生の時以来です。どうしてあの頃の女子中学生はあんなにポスカに依存していたのだろう…。

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それではいよいよ製作してみます。
フラッグに描くはもちろん森脇亮介選手。完全に森脇屋さんになりました(森脇屋さんとは?)。

まず消しゴムハンコのアプリで画像加工をします。使用したアプリは前述したページにも掲載されていた「けしはん道場」
7月に自らZOZOマリンスタジアムで撮影した写真を加工していきます。

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投球シーンでも顔が良いって、すごすぎますよね。

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なかなか良い感じに仕上がりました!!
同じ要領で他の画像も加工。文字なんかも入れてみたりすると以下の通りになります。

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なんだかそれらしくなってきました。
出来上がった元データをエクセルに貼って印刷します。

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プリンターが反乱を起こしました。
…と、とりあえず臆することなく印刷したものを繋げます。

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だいぶ完成後のイメージが掴めるようになってきましたね。

次に布の処理をします。アイロンでなんとなく布を伸ばしてみましたが、効果があったかはよくわかりませんでした…。
端は布用両面テープでいい感じにしておきます。

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たぶんいい感じです!!

新聞紙を床に敷き、印刷した見本を乗せ、さらにその上に布を乗せて、鉛筆で下書きをしていきます。
細かいところはスマホで確認しながら進めていきます。

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よく透けています。
そして下書きを終えたものがこちら。

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ちゃっかり背番号を増やしています。
それではいよいよ、ポスカでざんざか色を塗っていきます!!

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めちゃくちゃ疲れる。
ちなみにこれを作った翌日以降、数日間とんでもない筋肉痛に襲われました。ゲーフラ作りで筋肉痛になるなんて…。

アラサーの衰えた肉体に鞭打って出来たものがこちらです。

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おお〜〜〜!!!!!
めちゃくちゃシンプルイズベスト!!!
このままでもじゅうぶんかっこよ……

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……………

うおおお〜〜〜〜!!!!!頑なに入れるぞセガサミーカラーーーーーー!!!!!!!!

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完成です。
製作時間5〜6時間!狭すぎる部屋で作業するのはなかなかハードでした!

ポスカで全く問題なく見栄えの良いものができました。
ひとつ次回への改善点があるとすれば、良かれと思って買った極太サイズは失敗でした。細かいところが意外と多いので。
太字・中字でどうにかなりそうです。

後日メットライフドームに行くと…

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あった〜〜〜〜〜〜!!!!!

何気に特設サイトでも、わずかに一部が写っているのが確認できます。嬉しい。

3.感想

ライオンズはずっと大好きだけど、さらにライオンズが好きになった気がする

応援って自己満足だけど、応援できない状況ってつらいし悲しいことに気がついた2020年シーズン。
だからこそこうやって今までとは違う形だけれど、応援することを許容してくれたのは救いだったから、一生懸命作って届け届けと願うことは、よりチームへの愛着を深めることになったなあと思います。

プロ野球選手の絵を描くなんて10年ぶりくらいだったから、また改めて別の形で絵を描きたい!というモチベーションも生まれたので、よかったです。

改めて、素敵な企画をありがとうございました!

シーズンはまだまだ続くので、引き続き楽しく応援していきたいと思います。

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