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夜に書くこと②-ナイロンの糸-

ナイロンの糸を燃やしました

使わなくなった、正しくは使えなくなった、それからも、普通は捨てるのかもしれませんが、私はそれを捨てることも出来ず、かといって身に付ける、いや、触れることすらできずに、ただただ存在だけがありました

ですが昨日1月14日、私は炎の山に、それを思いっ切り投げました

そして今、存在は無くなった彼のことを、相変わらずおもっているのです

彼は水面を舐めたいといいました

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