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bloomers


バラ色の人生がいい。


この言葉は耳にした事があると思う。


だよねって、共感する事がほとんどで、本気で思えている人はどれだけいるだろうか。


個人的に花は好きだ。

それも満開の花ではなく、

まだ蕾の。


それは恐らく今咲きそうで、

綺麗になろうとしている花に、

希望や期待、そして安堵。

そしてその状態になるまでに、

どれだけの時間を費やしたのかがわかる瞬間だからだ。


そこに美しさを感じてしまう。


花は人と同じで、それぞれの顔があり、
人生がある。


そして枯れたり、散ったりする。

その瞬間の寂しさを日本人は好きだという。


桜は何度も咲く。

ある期間まで待てば、咲いてくれる。

それは人生も同じじゃないかと思う。


いつだって咲く為の準備をし続けているし、

何回も咲く瞬間はある。

ぼくは人生で花を何度も咲かせたい人達がいる。

ぼくはその為に、良い土を用意しよう。
水やりも忘れない。


そして満開の桜を咲かせ、そして

散ったあとのさくらを流せる海になる。

それぞれの想いを胸に、

また朝焼けを見ながら、

航海し続ける人生でありたい。


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