心にのこるおはなし

※一部ネタバレ要素有り



屑作成レシピ 
吉永優さま


ーー 理由がなくても、そばにいたいと思えるたったひとりだった。

例え、お互いに唯一好きな人だったとしても、一緒にいられない理由がある。

それは、そうだこういう時だよねと。
残酷な現実でもあり、でも同時に、幸せに向かうための選択でもあると。希望も感じたい。

あとがきまで読みおわったあと、勝手ながらそんな未来も感じたおはなし。いつかふたりが、本音を言い合える誰かに出会えますように。大好きです。



首元にナイフを突き立てろ
吉永優さま


ーー 許してあげることが恋だとしたら、
許してあげないことが愛だと思ってほしい。

ーー 許さなかったことが、彼女の愛で、一番、という言葉を使ったのが、彼の罪だったと思います。

切り取らせていただいたシーンの言葉と、あとがきでのヨシナガさまの言葉が、つよく、刺さりました。そして、それ以上の言葉がみつからない。まさに、首元にナイフを突き立てられたような読後感がありました。とても好きなおはなしです。



檸檬色の日々
花泳さま

ーー 星の色の瞳が私を捉えた。
あの瞬間から私は、重い罪を犯している。

この世界観は、花泳さまだからこそ。
ショートムービーを見ているかのような美しさにぐぐっと引き込まれてしまいます。

文字から温度や空気、質感が伝わってきて、自然にふれているような感覚がありました。
カラーレスという存在も、胸に残り忘れられない。唯一無二のおはなしです。


*。


前に読んでいたもの。
心を大きく捉われてオススメかけてなかったのです。

時間あけて読んでみても、揺さぶられたこのキモチは言葉にならなかったけど。

実際にふれてどっぷり浸かってほしいと思う、大好きで大切なおはなしです♡

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