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負ける勇気を持って勝ちに行け。エリ女編

待ちに待ったエリザベス女王杯、いや、ブレイディヴェーグの晴れ舞台が明日やってくる

昨年の女王、古馬としての意地をジェラルディーナが魅せるか、或いはブレイディヴェーグが超新星爆発をするか、はたまた穴馬の台頭か

いつも買う馬を考える際には、予想が二周三周してレース直前まで悩む。なんてことがよくあるが、今回買いたい馬は火曜日位の段階で割と早く決まった。

今回のレースは妙味の高い人気薄の馬がかなり多く見えたので、負ける勇気を持って勝ちに行く気持ちで高配当を狙ってみる


展開予想

スロー〜ミドル

マイル路線で戦ってきたディヴィーナの逃げが想定されるが、今回は2ハロンもの延長
前走は折り合いが付かずに結果逃げた形となり、展開が恵まれての逃げ切り
結果的に逃げれた結果が恵まれた
折り合い付かずに逃げた馬がもう一度楽に逃げ切れるのはなかなか難しいのではないか思っている
しかし明確な逃げ馬は今回もおらず、展開はまたディヴィーナに向きそう
恐らく印も回さない、買わない1頭
ペース自体はスロー予想なので、ある程度前目で持続力のある馬を選んでいきたいのが今回のレース
京都外回りということで、ある程度外目から差してくる馬も想像ができるので、上がりを使える脚も重要になりそう

今回の本命馬



◎ライラック(4番人気 9.9倍) 

ライラックを本命で行こうとに決めた火曜日
想定オッズでは8番人気くらいかなと思っていて馬券的妙味もかなりあるかなと思っていたがまさかの現時点のオッズでは4番人気。
10倍を切るようではあまり本命にはしたくないのが本音だが、取り敢えずここには初志貫徹でライラックと書いておく。
ライラックは昨年のエリ女で2着
エリ女はリピーターレースとよく言われるが昨年は舞台が阪神であり、強い馬が牝馬限定のエリ女で順当に好走しているだけにも見えるので、リピーターという理由で買う訳ではない。
リピーターって普段凡走してる馬がこのレースだけは好走するって意味を指すのではないかと思っていたり。
ライラックを買いたい理由は前走の府中牝馬ステークスでの成長度合いが1番
スタートが悪く、どうしても後ろからの競馬になってしまうこの馬。
キレる脚というよりも、持続力のある脚というイメージが強かったが、前走ではスムーズに出て、好位から33.0の上がりを出して3着まで来た。スローでの瞬発力勝負にも対応出来る脚を披露できたのはこの馬にとって初めてのこと。
更に馬体重はプラス18kgと本格化の兆し。
そして鞍上は戸崎圭太
戸崎と言えば前回の天皇賞・秋でドウデュースに乗り替わったのは記憶に新しく、あのドウデュースでやった競馬をこのライラックでも先行して好位を取れればかなり面白い存在になるのではないかと思う。
更に今日の武蔵野ステークス
元々戸崎が乗っていたドライスタウトを武史に乗り替わり、1着
フェブラリーSでは逆に戸崎主戦のレモンポップに乗れず、ドライスタウトに乗った結果レモンポップにG1を取られた始末。
戸崎、今こそ怒りの騎乗を見せる時だ
ドウデュースで負けた悔しさ、そして馬を取られた怒りの騎乗を頼む

相手に選んだ馬

○ブレイディヴェーグ(1番人気 2.3倍)

正直ライラックよりも勝率は間違いなく高い
ローズSは圧勝すると予想していたが、追い出しがスムーズに行かずに2着
勝ち馬は秋華賞2着のマスクトディーヴァ
負けて強しと言える内容だった
しかしこの馬に関しては前走が負けて強しとかそんなしょうもない理由で買う訳では無い
シンプルに素質がバケモンであるというのが最も大きい
それを示す指標は以下の通り

東京の世代限定戦1800~2000mで4ハロン46秒以内、3ハロン33.5秒以内、上がり2位以内で勝った馬の一覧がこちら


ブレイディヴェーグ、正しくG1馬の器である
更に今回斤量54kgと古馬よりも有利な条件
懸念材料を挙げるとすると、スタートの不安と最内に入ってしまったこと。
スタートを出れなかった場合後ろからの競馬となるのは、今回のスロー想定にあたって不安材料となるので評価を対抗に下げた結果となった
3歳牝馬でリバティアイランドと渡り合えるのはこの馬しかいない
まさにRIZINで言うところの、クレベルに日本人で勝てるのは金原が最後の砦であろうという状況と酷似しているだろう。


▲ルージュエヴァイユ (7番人気 16.5倍)

何だかんだ人気して4番人気位になってるんだろうなと思っていたが、想定よりも人気していない。これはかなり狙いやすくなったという印象。
前走はディヴィーナが逃げ切るスローの流れの中、大外からハナ差2着
スタートでの不利がなければ突き抜けていたのではないかと思わせるくらいで、着差以上の評価を与えるべき1頭。
末脚も文句なし。負けているレースは馬場や不利など敗因は明確であり、妙味も出ているのではないか。
この馬にとっての1枠は内で好位から脚を溜めて最後の瞬発力勝負で戦えるのではないかとみて3番手評価とした。
ぶっちゃけライラックよりも買える要素が多い気がしてきた
要するに今回狙いたいのは、スローの展開が向かない中好走してきた府中牝馬ステークス組であるということ
この馬にとっての不安材料を挙げるとするならば、馬主である
元も子もないことを言うが、馬主の東京ホースレーシングの所有馬を見るとG1をとる未来が見えてこない。東ホーといえばレッド○○やルージュ○○などが馬名に付く馬達。
直近で取ったG1は2017のスプリンターズステークス、レッドファルクス、その前は2013の阪神JFである。
スプリンターズS、阪神JFは実力が反映されにくいG1と勝手に思っている
しかしそろそろG1を取っても良い時期にも見える。2017年振りのG1勝利があるか見物。


△アートハウス (9番人気 20.2倍)

今回展開の恩恵を最も受ける可能性が高いと見ている1頭。
キャリア成績は【4-0-0-4】とかなりロマンを感じる成績。そして全て負けた後に勝っている。それも全て3ヶ月以上の休養明けである。
前走の中山牝馬ステークスは3月であり、今回も長期休養明けの1戦。勝ち馬はあのスルーセブンシーズであったが斤量は勝ち馬より3kg重く、そこまで悲観する必要もない。
後半2ハロンも11秒台とレースレベルも高かった。
そして展開の恩恵についてだが、この馬の好走パターンは全て前半が緩んだ展開である。(好走パターンは全部勝利なんだが。)
前半が緩んだレースでは全て上がりは3位以内であり、逆に前半が早く、脚が溜められなかったレースでは上がりが4位以下で着外と適性がかなり明確な馬
今回も何度も言う通りスローが想定され、この馬の得意な前半が緩む展開、そして長期休養明け1戦と2つの好走パターンが揃った
不安材料を挙げると、主戦の川田将雅が乗らないということ。なぜ川田がハーパーを選んだのだろうか。素質的にもアートハウスの方が高いように見えるが、アートハウスの状態がイマイチなのか、見えない理由がそこにある気がしている。
しかし乗り替わりは高い先行力を持つ印象の坂井瑠星。川田以外に誰に乗って欲しいかと言われれば坂井がベストだろう。

△ジェラルディーナ (2番人気 4.7倍)

この馬は抑えざるを得ない。
ムーアの騎乗、そして牡馬混合G1での好走。
昨年のような外差し馬場のように展開が向きまくる展開が今回はあまり想像ができないのと、展開の恩恵を受けた形での好走が目立つように見えるので評価を下げた形となった。
実績は間違いなくナンバーワン


△マリアエレーナ (8番人気 16.0倍)

どうしても高配当で荒れ狙いのため、相手の馬は多くなる形となるが、マリアエレーナもその内の1頭。
前走のオールカマーではタイトルホルダーとアルゼンチン共和国勝ち馬のゼッフィーロとタイム差なしと、牡馬ともやり合える力を示した。
瞬発力勝負に長けた印象は無いため、前走のように中団よりやや前目で走ってくれば馬券内に絡んでもおかしくない。
更に鞍上は三浦皇成である。一見不安しかないが、前走も大外からの枠であり、前回のようにやってくれれば再現性は高い。
小倉記念ではジェラルディーナに0.8秒差をつけて圧勝していることも忘れてはいけない。

一応ここまでが今回の予想
サリエラにも印を回したいが、適性舞台とある男の本命という不安材料が拭えないので、最後に抑えるかどうか判断することになるであろう


とある予想家について

そして何より面白いのは今回あの男、一応名前を伏せると生涯収支マイナス20万を超える男と予想が全く異なっていたことである。
そこで彼がnoteに出していた予想印を見てみる

ブレイディヴェーグは置いておいても、対抗の馬が全く違う形となった
彼は今回データを用いて候補の馬を絞っている
予想のアプローチが異なったこともあるだろう。彼の結果にも注視したいところだ。

正直今回のレースは「当てたい」
ではなく「勝ちたい」である。
勝ちたいを実現するには、
負ける勇気を持って勝ちに行け
この精神がいちばん重要な気がしている
ただ当てるなら上位人気ら辺をボックスで買えば大体のレースは的中する。
しかし勝つためには負ける勇気を持った予想と馬券の組み立てが必要だ。
その結果今回は人気薄の妙味がある馬が多いこのエリ女で勝負してみようと思った次第である。
当たった時にぼろ勝ちできる馬券を組み立ててレースを楽しんでみようと思う


友の予想

大学で仲が良かった友達にも1人競馬予想家がいる。彼は超穴党のロマン派である。
どのくらい穴党かというと、今年の天皇賞・秋で本命をヒシイグアスに打ち、単勝を買うほどだ。そんな彼の今回の本命はマリアエレーナ、つまり三浦皇成悲願の初G1制覇である。
そんな彼は昨日とあるテーマパークで競馬を楽しんでいたらしい


夢の国、そして愛する彼女の横で川崎競馬をする彼を称えたい。そしてマリアエレーナを本命にする所もロマンがある予想家なので今回紹介させていただいた。
カップルでマリアエレーナ、三浦差してこい!と明日叫んでいるのだろうか。
ちなみにそんな彼にパートナーがいると知ったのは今年の日本ダービーである。
日本ダービーを現地観戦していたら偶然彼と遭遇したのである。そして彼の横にいたのは同じゼミにいた方だった。
あれはすごい偶然だったね。お幸せに🫶


4000字を超えた。
ここまで読んだ猛者いる?
もしいたら明日馬券買った方が良いと思いますよ。
スピリーグも始まりましたね
濱島君からも連絡が来たけどどうなることやら
セ・リーグわかんないんだよな、、、

長くなりましたが今回はここまで
あと球団に連絡をしてこない山川に一言
早く昨年はご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。心を入れ替えて、来年は一生懸命頑張りますので、ライオンズに残留させてください。
と早く言え

以上、グッバーイ

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