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【FX】USD/JPY 4時間足 なぜかショートで優勝

BUY: 127.00 (SL: <=126.80/ TP: >=127.20)
SELL: 130.00 (SL: 131.41/ TP: 126.00)

  • 環境認識

 今月9日に高値を更新するような動きを見せたドル円ですが、日足でダブルトップを形成した後、4時間足で明確に高値を切り下げて、ロングが徹底的につぶされる展開となりました。他のクロス円も同様の値動きをしており、円安相場の本格的な調整が始まったと言えます。下に突っ込んだ所は買いたいもののあまり長くは持ちたくもなく、しばらくは様子見か、スキャルピングで細かく利確する方が収支は安定しそうです。

  • テクニカル分析(4時間足)

ドル円 4時間足

 画像では、一連の上昇の高値を結んだ上向きの平行チャネルを引いています。日足の実体でこの平行チャネルを下抜けしたことや、重要な水平線(前回の記事で紹介)を相次いでブレイクしたことで、以前から組み立てていた相場観の転換を迫られました。
 まず注目したいのは、今月9日と11日の高値を結んだ、右肩下がりのトレンドライン(緑色、実線)です。結果的にチャネルをブレイクするに至ったトレンドを作ったこのラインにより、ロングが次々に解消され、投機的な売りも入ったように私は感じました。
 現在は、前回のショートカバーを誘ったトレンドライン(緑色、点線)の延伸上で値をかろうじで維持しています。しかし、高値を切り下げた以上、底値を探る状況に変わりはないでしょう。次に重要なプライスは、127円のキリバン(黄色、実線)です。仮にここをブレイクすると、4時間足で明確に安値を切り下げるため、本格的な下落トレンドのきっかけとなりそうです。仮に127円より上で値を維持するようであれば、130円を挟んだレンジ相場とも言えそうで、来週以降の展開が注目されます。

  • トレードプラン

 今回は、買いと売りの両方を検討しています(両建てという意味ではありません)。
 まず、上記で紹介した127円のキリバンは、一度買ってもいい水準であると私は考えます。なぜならば、過去に意識された価格帯であり、上向きの4時間足を根拠にサポートされる可能性が十分にあるからです。直近のトレンドは念頭に置かなければなりませんが、長期のトレンドを組み立てる連中の仕込みが入れば、上手く利が乗るの水準でないかと思います。このエントリーは直近のトレンドに対する逆張りであるため、損切も利確も20pips程度において、スキャルピングで狙いたいと思います。
 次に、130円のキリバンも重要なプライスであると私は考えます。なぜならば、プライス自体が精神的なレジスタンスであり、トレンドライン(実線)とも重なるからです。こちらは、ロットを落として、少々長めに持つポジションとなります。この下落がエリオット波動における修正波であれば、もう一段下げてくる可能性があるからです。損切りは直近高値である131.41に置き、利確は4時間足の250MAと重なりそうな126.00に設定します。

  • まとめ

 現時点で、長期のトレンドは否定されていません。このような相場で自分の相場観を見失うと、大きな損失を抱えてしまうことになってしまます。無理をせず、明確なところのみを狙ってトレードを組み立てることが大切だと思います。

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