【遊戯王】魔導雑貨ジェネクス 大量初動で爆速チャージ!【デッキ紹介】
初Noteになります、宮崎の土管と申します。
デッキ紹介記事は今は亡きニコニコのブロマガ以来約10年ぶりとなります。
デッキレシピ
「魔導雑貨商人」で炎属性モンスターおよび「ジェネクス」モンスターを一気に墓地へ落とし、「サーマル・ジェネクス」の高打点&高火力を実現させるデッキになります。
構築経緯
「ジェネクス」というテーマは元々好きなテーマで、12年くらいずっと付き合っている計算になります。(特にクロキシアンが大好き)
そんな中、2023年度上半期は「サーマル・ジェネクス」を活躍させようと躍起になっていました。
転生炎獣を使ってみたり、閃刀を使ってみたり、現世と冥界の逆転を使ってみたりしたものの、まとまりの薄いジェネクスというカード群を多く入れなければならないという点から構築が難航。いい成果が得られないまま時間が過ぎていき、一旦距離を取ろうとサーマルのデッキを諦めてしまいました。
下半期になり、TERMINAL WORLDにてピックアップされた「ジェネクス」。
その新規カードは私を狂喜乱舞させました。
こんなカードが刷られちゃもうね、とジェネクスのデッキをハチャメチャに組んでオフ会に突撃していたある日。
対戦相手との雑談にて。
「ジェネクス懐かしいですよね~、トライフォースを魔導雑貨商人再利用するのに使ってましたよ!」
その場ではそのまま終わりましたが、帰宅途中にふと思い立ちます。
「これだけぶん回せる今なら、1ターンで魔導雑貨商人の効果起動まで行けるのでは?」
大量墓地肥しの代名詞でもあった魔導雑貨商人が1ターンで起動できるなら、サーマルジェネクスをフィニッシャーとして据えることができるのではないだろうかと考え、構築へ至りました。
初動ルート紹介
初動は「ジェネクス」モンスター4種いずれか1枚から。
どこからでも着地点は同じになりますが、それぞれ解説していきます。
※以降の説明では「ジェネクス」「レアル・ジェネクス」「A・ジェネクス」といった冠名は省略して記載します。
「レアル・ジェネクス・ターボ」始動
①「ターボ」を通常召喚し、「パワープランナー」を手札に加える
②「ターボ」を素材に「リペア・ジェネクス・コントローラー」をL召喚し、①によって素材にした「ターボ」を手札に戻す
③「リペア」②の効果で「ターボ」を通常召喚し。「パワープランナー」を手札に加える
④「リペア」②の効果で「パワープランナー」1枚目を通常召喚し、「ウンディーネ」を手札に加える
⑤「リペア」②の効果で「ウンディーネ」を通常召喚し、「レアル・ジェネクス・ウンディーネ」を墓地へ送って「コントローラー」を手札に加える
⑥「リペア」②の効果で「パワープランナー」2枚目を通常召喚し、「バードマン」を手札に加える
⑦「リペア」②の効果で「コントローラー」を通常召喚する
⑧「コントローラー」「ウンディーネ」「パワープランナー」を素材に「トライフォース」をS召喚する(光属性の効果を取得)
⑨手札の「バードマン」の効果で「パワープランナー」を手札に戻して特殊召喚する
⑩「リペア」②の効果で「パワープランナー」を通常召喚し、「リモート」を手札に加える
⑪「リペア」②の効果で「リモート」を通常召喚する
⑫「バードマン」「ターボ」「パワープランナー」を素材に「魔螂ディアボランティス」をS召喚する
⑬「魔螂ディアボランティス」①の効果で「魔導雑貨商人」と「フラボット」をデッキから墓地へ送る
⑭「フラボット」の効果で1枚ドローし、手札を1枚デッキトップへ置く(「ブンボーグ006」が手札にある場合は戻しておく)
⑮「トライフォース」の効果で墓地から「魔導雑貨商人」を裏側守備表示で特殊召喚する
⑯「魔螂ディアボランティス」②の効果で自身をチューナーにする
⑰「リモート」の効果で「魔螂ディアボランティス」を「ジェネクス・コントローラー」に名称を変更する
⑱「リモート」「トライフォース」を素材に「ブンボーグ・ジェット」をS召喚
⑲「ブンボーグ・ジェット」②の効果で自身を破壊し、「ブンボーグ006」を特殊召喚する
⑳「ブンボーグ006」①の効果で「魔導雑貨商人」をリバースして効果発動する
㉑墓地の「レアル・ジェネクス・ウンディーネ(以下Rウンディーネ)」②の効果で「パワープランナー」と自身を手札に戻す
(ディアボランティスが「ジェネクス・コントローラー」になっているため、Rウンディーネ②の「自分フィールドに「ジェネクス」Sモンスターが存在する場合」という発動条件を満たします)
㉒リペア②の効果で「Rウンディーネ」を通常召喚する
㉓「Rウンディーネ」①の効果で墓地の「リモート」を除外し、闇属性のチューナーになる
㉔「Rウンディーネ」「ブンボーグ006」を素材に「A・O・G リターンゼロ」をS召喚する
㉕「ディアボランティス」「魔導雑貨商人」を素材に「飢鰐竜アーケティス」をS召喚する
(ディアボランティスが「ジェネクス・コントローラー」になっているため、「リペア」②の「このターン、自分は「ジェネクス」チューナーをS素材としたS召喚でしかEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。」制約をすり抜けることができます)
㉖「アーケティス」①の効果で1枚ドローする
㉗「A・O・G リターンゼロ」②の効果で除外されている「リモート」「Rウンディーネ」をデッキに戻す
「ジェネクス・パワープランナー」始動
①「パワープランナー」を通常召喚し、「バードマン」1枚目を手札に加える
②「パワープランナー」を素材に「リペア」をL召喚し、①によって素材にした「パワープランナー」を手札に戻す
③「リペア」②の効果で「パワープランナー」を通常召喚し。「マグナ」を手札に加える
④「リペア」②の効果で「マグナ」を通常召喚し、「クラッシャー」を手札に加える
⑤「リペア」②の効果で「クラッシャー」を通常召喚し、「ターボ」を手札に加える
⑥「リペア」②の効果で「ターボ」を通常召喚し、「パワープランナー」を手札に加える
⑦「リペア」②の効果で「パワープランナー」を通常召喚し、「バードマン」を手札に加える
⑧手札の「バードマン」の効果で「クラッシャー」を手札に戻して特殊召喚する
⑨「バードマン」「マグナ」「パワープランナー」を素材に「トライフォース」をS召喚する(炎・光属性の効果を取得)
以降は「ターボ」始動⑨に合流
(㉑以降の実行は「魔導雑貨商人」で「Rウンディーネ」が墓地へ送られるのを祈ります)
「レアル・ジェネクス・マグナ」始動
①「マグナ」を通常召喚し、「クラッシャー」を手札に加える
②「マグナ」を素材に「リペア」をL召喚し、①によって素材にした「マグナ」を手札に戻す
③「リペア」②の効果で「クラッシャー」を通常召喚し。「ターボ」を手札に加える
④「リペア」②の効果で「ターボ」を通常召喚し、「パワープランナー」を手札に加える
⑤「リペア」②の効果で「パワープランナー」を通常召喚し、「バードマン」を手札に加える
⑥手札の「バードマン」の効果で「ターボ」を手札に戻して特殊召喚する
⑦「リペア」②の効果で「ターボ」を通常召喚し、「パワープランナー」を手札に加える
⑧「リペア」②の効果で「パワープランナー」2枚目を通常召喚し、「バードマン」2枚目を手札に加える
⑨「バードマン」「クラッシャー」「パワープランナー」2枚を素材に「トライフォース」をS召喚する(光属性の効果を取得)
⑩手札の「バードマン」の効果で「ターボ」を手札に戻して特殊召喚する
⑪「リペア」②の効果で「ターボ」を通常召喚し、「パワープランナー」3枚目を手札に加える
以降は「ターボ」始動⑩に合流
(㉑以降の実行は「魔導雑貨商人」で「Rウンディーネ」が墓地へ送られるのを祈ります)
「レアル・ジェネクス・クラッシャー」始動
①「クラッシャー」を通常召喚する(効果は発動しなくてもよい)
②「クラッシャー」を素材に「リペア」をL召喚し、①によって素材にした「クラッシャー」を手札に戻す
以降は「マグナ」始動③に合流
フィニッシャー サーマルジェネクスの展開
当然ながら、「リペア」のおかげで「パワープランナー」1枚からサーマルジェネクスのシンクロ召喚も可能となっています。
①「パワープランナー」を通常召喚し、「リモート」を手札に加える
②「パワープランナー」を素材に「リペア」をL召喚し、①によって素材にした「パワープランナー」を手札に戻す
③「リペア」②の効果で「パワープランナー」を通常召喚し。「マグナ」を手札に加える
④「リペア」②の効果で「マグナ」を通常召喚し、「コーディネイター」を手札に加える
⑤「リペア」②の効果で「コーディネイター」を通常召喚し、「リモート」を特殊召喚する
⑥「コーディネイター」「マグナ」を素材に炎属性モンスターをS召喚する
⑦「リモート」の効果で自身を「ジェネクス・コントローラー」に名称を変更する
⑧「リモート」「炎属性モンスター」を素材に「サーマル・ジェネクス」をS召喚する
採用カード メインデッキ編
上記ルートに登場したジェネクスの記述は省略します。
彼の機嫌次第で妨害強度と「サーマル」の火力が決まります。
素引きするとセットエンド不可避なのと、素引きのケアが不可能なので2枚採用としています。
「ディアボランティス」でついでに落とすことで、手札にある不要なジェネクスや「ブンボーグ006」をデッキに戻すことができます。
高レベルシンクロから、自分のモンスターをリバースできるカード。
レベル6なので「Rウンディーネ」とぴったり「リターンゼロ」になることができるのも偶然ながら噛み合ってます。
「サーマル」のルートへは「マグナ」「コーディネイター」「リモート」がデッキにある必要があり、「魔導雑貨商人」で落ちてしまった場合の回復を行うことができます。ついでに相手への墓地妨害にも使います。
1枚初動デッキであり余った手札が自由になるため、後攻の場合の妨害への対抗策を自由にとることができます。「魔導雑貨商人」の都合上、魔法罠の採用を絞るため、壊獣を多めに採用しています。
「サーマル」の火力として計上できる炎属性の「ドゴラン」を3枚採用し、その攻撃力を上回る「ジズキエル」と、「リターンゼロ」で除外できるジェネクス以外の水属性として「ガメシエル」を採用しています。
「サーマル」に計算できる炎属性で墓地へ送りたいモンスターが少なかったため、キルラインを下げることができるバーンカードを採用しました。
「ヴォルカニック・カウンター」も採用候補ですが、勝手に除外されるのとそれしか炎属性が落ちなかった場合が切ないので今回は入れていません。
「サーマル」の両方の効果にカウントされるのは「マグナ」「ヒート」「サーマル」の3種です。以前はデッキの不純物になりがちでしたが、今回は初動さえ引けてれば気にならず、「魔導雑貨商人」で墓地へ送った時のバリューが2倍のため3枚採用しています。
初動4種が引けず、「ウンディーネ」のみ手札にある場合にゴーティスでお茶を濁すことになります。
ゴーティスのチューナーで唯一の墓地効果になる「妖精シフ」を採用しています。
「Rウンディーネ」が落ちなかった場合の保険カードです。
すでに落ちている場合は「ムドラ」「ケルドウ」や「バックショット」「ヒート」などを状況に応じて落とす運用をします。
手札に「Rウンディーネ」がある場合、「魔導雑貨商人」で「Rウンディーネ」が落ちなくてもこのカードで落とすことができます。
実質マリガンを行うこともでき、初動の安定性を高めるカードでもあります。
採用カード エクストラデッキ編
「サーマル」「リペア」「トライフォース」は割愛。
「魔導雑貨商人」で墓地が大量にあるため、実質6妨害になります。
除外状態のジェネクスも戻せるため、初動で使った「リモート」をフィニッシュのルートに再利用が可能です。
「ジェネクス・コントローラー」です(?)
「魔導雑貨商人」をリバースさせる「ブンボーグ006」を展開します。
手札6枚の状態で展開できるため、③の効果を1回使ってもステータス3000で運用が可能です。
手札のジェネクス・炎属性モンスターを墓地へ送る役割も担います。
レベル5の炎属性Sモンスターとして汎用的な効果を持っています。
「サーマル」の召喚ルート都合上、「コーディネイター」を「ジェネクス・コントローラー」にしても良いのでレベル6炎属性Sモンスターでも良いですが、今回はこちらを採用しています。
お茶を濁す場合のルートで、相手ターンの妨害として採用しています。
「リペア」が盤面にいるままターンが回ってきた場合、新たな「リペア」を召喚するために採用しています。
あとがき
「第2回TTFKオフ」「第6回AAオフ」にて使用しました。
いずれも80%くらいで「魔導雑貨商人」を起動することができました。
しかし10枚以上墓地へ送れるのはかなり稀だったので、初動以上に落ちを祈るデッキになっていました。
お読みいただきありがとうございました。
次回があればまたジェネクスのレシピを紹介します。
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