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日本CSCロードレースDAY2 E2/E3 優勝

 いつぶりだろうか。最後にJBCFに参加したのは。調べてみたら2015年ぶりの参加だった。というわけで、8年ぶりの参戦。歳をとった。時が過ぎるのは早いもので、気付いたら死ぬんだろうな。今を全力で生きねば。では、レポートに移る。

睡眠環境は大事

 新千歳→羽田→レンタカーという移動。千歳空港に早く到着したので、昼食をとっていたらDAY1の中止が決定された。今、大盛り無料でオーダーしたばかりなのに。あと1分早く言ってくれれば小盛りにしたのに・・
 羽田に到着し、レンタカーで東名高速を走る。雨が凄まじくてワイパー最速にしても視界がかなり悪い。これは納得の中止。何とか19時頃に宿泊先のドミトリーに到着。相部屋だから仕方ないけど、深夜までLINEのバイブレーション通知をブッブッって鳴らす人とか、深夜トイレにいく際にドアをバン!って閉める人とかいてストレスだった。多少高くても個室ホテルを取ったほうが良いという教訓を得た。いつも一緒にいる平口は子猫のように静かに寝るから相部屋の危険性に気がつかなかった。
 土曜日はレースが中止になったので、1時間ほどサイクリングしたのち、三島にうなぎを食べに行った。

カプセル型ドミトリーでセラガン

レース当日準備

 5時に起床してコンビニのおにぎりを食べておく。64Kmのレースだからそんなに詰め込まなくて良いだろうと少しだけ。SCSに到着するとすでに長蛇の列。6:30開門で、受付やバイクチェックなどしているとあっという間に7:30に。スタートは8:15なので急いで試走へ。時間がなさすぎて、ほぼ全開で2周。8:13分にスタート待ちの最後尾につく。まだ呼吸が整ってな・・・

北海道上位3位独占劇

 前日のレースが中止になったことで、チャンスは今日だけ。家庭的にも職場的にも手ぶらで帰るわけにはいかない。チームチャットで要注意選手を聞いて、マークする選手を決めていた。419番の岩本さん。やはり強くて4位であったし、6月10日(本日投稿日)に開催された群馬のE1で13位になっている。
 スタートしてすぐに先頭に出てペースを上げていく。被せるようにさらにペースを上げていくのが北海道の高校生ハヤト君(2位)。2周目に入り、坂で少し強く踏むと3人に。私、ハヤト君、433番小西さん。少し離れて、北海道の大学生テル君(3位)。
 経験則上、逃げようとしてないのに不意に抜け出したときは、逃げが決まる確率が高い。これは決まったとわかった。
 だが、逃げの4人が綺麗に回らない。すぐに肘クイが出たり、車間開けたり、上りだけ380w出したり。北海道メンツだったので言ってしまった。「逃げる気あるの?これ決まったやつだよ!」と。何も言わず個人的に踏めば良かったと反省。

4人逃げ


 途中で小西さんがチェーン落ちで脱落。集団は1分以上離れている。北海道勢3人の勝負になった。
 失敗したこととしては、2時間のレースを甘くみて、朝食を控えめにしたこと、ショートボトル1本しか持たなかったこと。残り3周を残してボトルの水が底を付く。なんか・・これは、まずい気がする。と、思っていたらハヤト君がフィードを取ったので声をかけると、水を差し出してくれた。ゴール後に「水を渡さなかったらハヤト君が勝ってたかもね?」と言うと、「いいえ、ボトルが重たかったので助かりました。」とハヤト君。人格者なの?心が打たれます。

こっちは辛いのにハヤト君の笑顔が眩しい


 私はひらめいた。タイム差貯金を利用しつつ、補給不足を誤魔化す走法に切り替えると、二人とも察したのか、時折牽制がまじる。追加でローテの時に息が上がっている演技(即興の新技)をしてみた。
 ラスト1周に入って、最後まで水分・エネルギーが足りることが分かり、勝利を確信。ラスト周回の上りでアタックを仕掛けると、ハヤト君だけ反応してきて2人に。危うく脚が攣りそうになったので、30秒くらいでやめた。そのまま2人で行きたかったけど、色々とあって、また3人に。最後はスプリントで先着して1位。
 スタートしてすぐに4人になり逃げ切ったので、特に展開などはなかった。

ゴールして水1リットルがぶのみ

まとめ

怪我なく、レースできて良かったと言うのが全て。木祖村→修禅寺と調子を上げてきているので、このままニセコで良い走りができることを願う。



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