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ニセコHANAZONOヒルクライム2024 2位🥈


地元北海道のヒルクライム。今年は20分走とかヒルクライム的な練習は一度もしておらず、どれくらい走れるか未知数。
平均4.6%、15km程のコース。序盤は勾配が緩く、ラスト5kmくらいで急こう配になり、最後はまた緩くなるコース。緩い区間が長いのでクライマー有利という感じではない。そんな感じ。


アップ

いつもコレをやるっていうのは決めてないので完全な気分。30分200wくらいでクルクル回したあとにビルドアップ。4分250w→2分320w→1分400w。終わり。
やはり前日のレペティションインターバルが効いているのか臀筋が猛烈に熱い。心拍はよく上がった、体感の割に心拍が上がる。そういえば最近は暑さのせいか心拍が上がりやすくEFが低迷している。かと言って弱体化してる訳でもなくそういう周期に入ってるのだろう。

フレッシュではない

データ

出してしまおう。結論から言うと、頑張ったんだと思う。

体感より頑張ったのかもしれない
いや、頑張ってるな

ライバル

堂田さん ニセコクラシック19-34年代別5位
森本さん GOKISO
横山さん セレクシオンHKD

目標

ベストを尽くすこと。どんな状況でもベストを尽くすのは仕事も自転車も同じ。そういう主義。最近は隣の課に気象予報士の資格を持っている課長がいて、天気図の読み方を教えてもらい、自分の練習プランに組み込むということにベストを尽くしている。どうでもいいですね。

レース

エリートクラスは25人。DNS入れたらもう少し減る。パレード走行で1.5kmほど走ってから、リアルスタートラインがある。そこを切ってからのネットタイム(着順ではない。)で勝負が決まる。前半20分くらいは相当イージーなペースが続く。長期的なトレーニング計画の中でこのレースに調子を合わせることは叶わず、ハイパフォーマンスを出せるとは思えないので妙な気は起こさない。
感覚的には余裕があるけど、心拍が上がっていて190bpm以上を示している。大事なことは、余力を感じているからと言って、無酸素領域に余裕があるかと言えばそんなこともなく、踏めば相応にダメージがくる。木祖村でのバックファイアを思い出して、1段階余裕をキープして走る。
そうこうしてると、ラスト5kmを迎える。隙をついて横山さんがアタック。20mくらいギャップを作った。もう少し広がったところで無酸素容量をフルで使ってジャンプしようという算段は未遂に終わり、森本さんの引きで振り出しに戻る。一緒に練習していることもあって、横山さんと表彰式行きたかった・・・
勝負局面に入っても消極的展開だったので、動かしてみる。今年になって格段に強くなった無酸素攻撃を放ってみた。全員振り切り後ろを見ると少し車間あけて、堂田さんだけ詰めて来た。見える範囲には森本さんだけ見えた。
ここから堂田さんと二人旅。牽制しまくるわけでもなく、ツキイチするわけでもなく。こういう最後に針の穴に糸を通す作業を実行するとき、冷静に相手を観察するようにしている。単純だけど、相手にどれくらいの余力があるのか考える。堂田さんは相当スプリントが強い。でも明らかに呼吸が乱れているし、何より発汗量がえげつない。後ろにいると噴霧注水レベル(消防ネタ)。完全にレッドゾーンに入っていて脚が戻ってきていない。本来のスプリント力は出ないだろうと思った。一方で自分からすると坂がもうないのでスプリントするしかなくギリ先着。おっと、ネットタイムなので、こっちが負けていた。笑

SL8で2連勝ならず

所感

学生時代のこと。ネットタイムルールで自分は負けたのに優勝扱いになったことを思い出す。そのとき「負けた優勝者」として、運営側に「勝ったとしても嬉しくないし、先着して負けたら良く分からないのでは」と申し立てた。色んな考えがあって、そういうルールになっているんだろう。ただ、勝った堂田さんが一番気まずそうにしていて「勝ったと思えない」と私に言いに来たのが胸に刺さる。負けた自分は正直こんなこと言ったら怒られそうだけど、今回のようにベストを尽くしたならローカルの順位にこだわりはない。でも、休みとって応援にきた妻が悲しそうな顔していて切なかった。25人でネットタイム採用は果たして?笑
それは違うぞってことがあれば直接教えてもらえるとありがたいです。私の学びになります。

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