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2023沖縄選手権 2位

夏休みをとって世界選手権に向けた合宿をやろうと沖縄へ。ちょうど合宿期間にレースがあったので出場することに。地元ではツールドおきなわの次に大きなレースで、国体予選も兼ねていて熱いレースなんだとか。
結果はRXでワンツーフィニッシュという素晴らしいものだったけど、これは想定どおりというわけでもなく、前日もそれなりに走っていたし、このレースのためにコンディションを整えたわけではないので自信はあまりなかった。

レースの朝

宿でお手製の朝食を食べる。ヘルシーでおいしい。それと、高岡さんとの合宿なので色々と発見があってよろしい。高岡さんでもバター結構使うんだ、とか、サータアンダギー食べるんだ!とか、シリアルはオートミールにオーツミルクが良いのか〜、とか。まだまだたくさん気付いてしまったけど、これだけでも自分にとっては来た甲斐のある価値のある経験。

ウォームアップは大事

レース前は2人で10分の平坦ローテを2本。いやぁキツい。レースよりキツかったと思う。キツイです!と進言すると「アップはこれくらいやらないと意味ないからねぇ」と一蹴。
でも、確実に2本目の方がワットも心拍も上がっているのにキツさは少なく、よいアップができた。
マークするのは日体大の比嘉さん。今年の全日本選手権U23で8位に入っている強者。去年のツールドおきなわのチャンピオンレースでもホワイトジャージを獲得していて、たぶん自分よりも強いんだろうと推察。

レース

5km強のコースを12周回。スタートしてから、まずは様子見。比嘉さんは積極的に動き回っているので、前に行く度にしっかりマーク。
6週目の登りで高岡さんがペースアップ。警戒していた比嘉さんはいないけど、高岡さんを見逃したらゴールまで行っちゃう事があるのですぐ追いかける。
高岡さん、私、やぎさん、中鶴さんの4名で少し飛び出す形に。逃げるつもりの全力アタックではなかったはずだけど、こういうのは本当にチャンス。図らずも抜け出したときは、もう1段階上げて踏む余裕があるから逃げ切れる確率が高い。

逃げ切り

だいたいレースは残り半分くらい。残り距離30kmほど。逃げ始めてすぐに中鶴さんがドロップして3人に。無駄な争いはせずに3人でキッチリローテを回す。やぎさんは六本木2人相手に相当やりにくかったと思うけど、ツキイチなどせず、しっかりローテに加わっていた。極力綺麗な路面を選び、最短コースを走ることを意識して逃げ続ける。タイム差は不明。集団がどこにいるのか全く分からず。ラスト2週の上りで加速すると、やぎさんが遅れて、下りで追いついてきた。この時点で高岡さんか私が勝つことが濃厚と判断。勝負は最後の上りへ。
高岡さんの後ろにはりついて最後に刺しにいくのは自分がやりたいことではない。逃げきれたのも半分くらいは高岡さんの引きがあったからだし、それで仮に勝てたとしても多分、絶妙な感情に陥り喜べず、夜のBBQも楽しめない。それはいけない。ここは私、麓から先行アタックします。速度の出る上りなので、後ろに付かれたら勝算はほぼナシ。初速で差をつけていく。が、タレた。ちゃんと力負けできて納得できた。

ふたり分

総括

レース後は地元の方々が刺激を受けたと、すごく喜んでくれて、参加して良かったと思った。祝勝会はカフェ・エフシドでBBQこれまた美味しくて大満足。
また一段と沖縄が好きになる旅でした。沖縄の皆様ありがとうございました。
来年以降RXの参加が増えてレースが荒れても、私のことは嫌いにならないでください!


カフェ・エフシドBBQ


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