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青森CUPスーパーロードレース スーパーチャンピオンクラス 72km

7月3日に青森県で開催された、青森CUPスーパーロードレースなる大会に参加してきた。私の出走クラスは72kmで獲得標高1900m超の走りごたえのあるコースプロファイル。実際に平坦は皆無だった。また、地元の国体予選を兼ねているそうで、狙う人は相当頑張るのかな?という予想。

青森まで

休みを取らなければレースに出られないことがほとんどだけど、今回はたまたま休みで、近場でレースがあったのでエントリー。今回も平口が勝手についてきた。
ここまで、4週連続でレースをこなし、疲労感は否めない。ニセコの時を100%とすると、65%くらいまでパフォーマンスが低下していたと思う。でも、いいの。その時やれる最大限をやるしかない。

レース前日

前日はコースを試走。1時間ほど。気温は25度くらいあって、前日の北海道との気温差に少しバテ気味。前日テストでは、5分345w185bpm。いつもどおり。いける。
夜は地元の居酒屋でビールと日本酒を。電話したら満席って言われたので、まだ17時なのに本当?と思い、平口の彼女にトライさせると、普通に入れた。予約は女性に任せましょう。
近くの海でとれた大トロやら色々を食べて楽しく過ごした。普段ならレース前に飲酒しないんだろうけど、今回は純粋に旅行としても楽しもうと決めていた。刺身やら揚げ物やら全くエネルギーにならないものばかり摂取してしまったので、ホテルに戻ってからはコンビニのおにぎりを大量に食べてから就寝。ホテルに帰ると、なんだか喉が痛かった。

レースの朝

朝起きると猛烈な倦怠感。朝食が喉を通らない。頭が痛い。オレンジジュースが美味しい。レース会場についても身体が何かおかしくて、とりあえず車で二度寝した。ロキソニンを投下して、なんとかレースの準備に取りかかる。この時点で気温は30度もあって、環境の変化によるものだろうか。

レース

なんとか準備してスタートラインに立つ。これは今日は無理かもしれないと思いつつ、総勢28人でスタートを切った。
スタートしていきなり12分のヒルクライムで獲得標高400mくらい上ってから、1周4キロ強の周回を15周するというもの。
最初の12分で平均330wを切るくらい。普段なら耐えられる強度がキツい。まさかのこの段階で4名まで絞られてしまった。
1人は群馬グリフィンの選手で、もう1人は地元のヒルクライムで表彰台常連の方。そして平口と自分。
みんなが元気なうちは強度も高くなって苦しい。一度アタックされ本当に千切られそうになる。まだ自分の時間では無いと思い、ひたすら耐える。耐え切れば後半からは立場が逆転すると分かっている。
残り10週になる前に3人になり、もう、こうなると展開というよりも力比べになっていたようにも思う。強度を上げ下げしながら周回を減らしていき、ラスト3週で私がアタックすると平口が千切れた。グリフィンの選手は息遣いが荒れていて、前に出る余裕がなさそう。次の上りで決めれると確信。
次、仕掛けるのは自分から。アタックに反応されたら私の負け。だから、何があっても離れるまで踏み続ける。ローテーションで自分が後ろのタイミングで仕掛ける。激坂区間でインナーに落とすのを見た瞬間にアウターのまま仕掛けようとタイミングをはかる。480wから460wくらい。2分持つか?というところだったけど、1分もせず独走となり、そのままゴールまで逃げ切った。

諦めたらだめ

今回のコンディションで勝つのは無理だと思っていたけど、諦めなかったことで何とか勝つことができた。自分の体調を決めつけずに、まずは出来るところまで必死になってやることが大切。
これからイタリアに向けて2ヶ月で仕上げていくプラン。上り強化だ。




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