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【RX木村】藻岩山ヒルクライムエリートクラス2024優勝🏆


世間は富士ヒルクライムだが、北海道ローカルは藻岩山ヒルクライム。普段は観光道路になっていて自転車で走ることはできない。そこを早朝に封鎖して行われる13分くらいで終わるこぢんまりしたヒルクライムレース。

目標

勝つこと。いやレースに出る以上はいつもそう思って走っている。でも、自分が超強いって訳じゃないので、そんな上手く行かない。
ただ、ニセコクラシックまで2週間を前にして、ここで勝つのか、負けるのかは精神衛生上大きく変わってくるので、それなりに緊張感を持って走る。

早朝スタートのドタバタ準備

6時半に10℃くらいしかない中でスタートしなければならない。なので、体の覚醒を考えると午前3時半には起きた方がよいだろう。そう思って目覚ましをセットしたが、前日の残業もあり起きられず・・・。
はっと起きて時間ギリギリ。慌ててオートミールをかき込んで、家を出る。出しておいたカフェイン錠剤を飲むのも忘れた。朝早いのに起きてくれた妻から「絶対に怪我しないでね。」と注意を受けて会場まで自走で急行。
急いで家を出たので、トイレにも行ってないことに気づいた時にはもう遅い。oh、タイヤの空気入れるのも忘れた…

レース展開

エリートクラスは15人。下のクラスと混走だけど、すぐに人数が絞られて4人に。遅くはないけど、ものすごく速くはないペース。なにも特記するようなこともなく走っていると、事前にマップすら見ていない私はコースをよく分かっていなくて、もうゴール?!となった。
慌ててペースアップする。ラスト150mは10%超の急勾配なので、自分に有利なこともあり、運よく優勝できた🏅

さぶい…

話しは変わって、昨年の世界選手権をグラスゴー で現地観戦したとき、衝撃を受けたことがある。U23で優勝者が独走を決める瞬間を見たのだけど、一人だけ10%近くある坂を下ハンを持って駆け上がって行った。後ろは全員ブラケットを持って必死に追走するけど、頂上で3秒ほどつけられ、その差が決定打となり、逃げ切りとなっていた。
以降、私も、もがくときは上りでも下ハンを徹底している。※エアロの観点でも
ところで、今回はパワーメータ ーは非表示にして走ってみた。蓋を開けたら13分5.6倍くらいで、もっと上げられたかもしれない。

ゴール前、私だけ下ハンでアウターギア

それどころじゃない

レポート書いてる場合じゃないし、レース出ている場合じゃないのを忘れてはいけない。
週明け、仕事の昇任試験がある。多分、若すぎる&未熟さゆえ、厳しい結果となるだろうけど、こちらも本気で準備をしてきた。寝る時間を削って、勉強、練習、残業と自分なりに頑張ってきた。
仕事の試験一つとっても、ノー勉で挑むなんてナメた真似自分にはできない。そう言う病気なのかもしれない。
この1800人の大きな組織が直面している問題を将来、私が変えたい。そのための試験だ。ひいては妻に対して、仕事に本気で向き合っていて、自転車も強い人でありたい。あと2日間、プレニセコと捉えて、カフェインを過剰摂取して乗り切ろうと思う。


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