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ニセコHANAZONOヒルクライム エリートクラス 優勝

ニセコで開催されたヒルクライムレースに参加してきました。平均勾配4.6%、距離14km、前半は平坦区間があり、後半に向けて急こう配になるコースプロファイルです。

レース4日前落車

8月3日(水)に交通事故に遭い、体に大ダメージ。怪我については、職場がざわついてしまうのでナイショ。自転車はフロントホイールが大破、ヘルメット真っ二つ。イタリア前に本当に、ついてないというか、要反省。
ただ、レース前までに、「落車で本調子じゃないです!」とはSNSに上げない。負けたときの言い訳作りのようで極めてカッコ悪いから。
仕事もポーカーフェイスでやり過ごし、機材についてはレース前日にじてんしゃ本舗の店長から剥ぎ取ってきて事なきを得た。いつもありがとうございます!!

レース前日

いつもの5分テスト。348w188bpm。かなり苦しんだ。調子は良くないな。レースになれば、何とかなると自分に言い聞かせた。

レース当日

スタートの1時間半前に到着。受付などしていたら時間が無くなってアップはそこらへんを40分ほど実走。180bbmまで心拍をあげておく。やはり体は痛くて脚も重たく感じた。

ニセコHANAZONOヒルクライム

スタートしてパレード走行の後、リアルスタート。今回マークするのは、スタートリストを見る限り、山の神森本さん、札幌じてんしゃ本舗の平口。
私は後ろの方に並んでしまったので、スタートから出遅れる。うかうかしているうちに4名が抜け出していた。黒いジャージがいたので、森本さんが行ったと勘違いして、500wで猛追。人違いでした。
先頭でローテーションに加わる。まだ大勢いるけど、ローテーションするのは5人くらい。森本さんと平口が他の選手より相当に強い。
ラスト5kmくらいから勾配がきつくなって、平口がアタック。生き残りは5人くらいになり、呼吸も苦しくなる。データでは201bpmまで上がっていて相当に頑張ったと思う。私は頑張った。正しいデータかは謎。
それでも、GF世界選手権に行くからには、登坂で負けるわけにはいかない。イタリアでは140kmで4000mを登らなければならないのだから。ここで負けることだけはあってはならない。
千切れそうになっているところで、平口がもう一度アタック。平口、私、森本さんの3人になる。森本さんと2メートルくらい開いたのを平口が見逃さなかったらしく、勾配が緩む区間もグイグイ踏んでいく。森本さんとの差が広がって、2人になる。苦しい。
ゴールまでは2Kmを切っている。霧がかかっていて、正確なゴールはよく分からないけど、お互いに出し惜しみなくローテを回す。ラスト1kmを切ってからは全て私が先行。2回のアタックで今の状況を作ったのは平口なので、全力で先行する。私が勝ち切る結果となった。

森本さん、平口と

あと1か月

イタリアまであと1か月。メニューをこなす一方で、楽しんでいることがある。あの登りの天才、レオモの才田さんのストラバセグメントを塗り替えていくという遊び。失礼ながらも「才田アタック」と勝手に名付けて目標に掲げている。きっと才田さんが北海道に遊びに来た際に、札幌近郊の峠のセグメントを総なめにしていかれたのだろう。春先は、こんなタイム無理だと思っていたけれど、いつの間にかあとは、手稲山だけになっている。がんばろ。




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