ムゲンダイナ【5500字超 全文無料】
1.はじめに
きむらと申します。よろしくお願いします。
この記事ではポケモンの名前を省略する場合があります。
例:ザシアンV=ザシアン
アルセウス&ディアルガ&パルキアGX=三神
2.想定している環境
Tier1
ムゲンダイナ
三神ザシアン
Tier2
マルヤクデ
小ズガ
ボーマンダ
ジュナイパー
Tier3
ピカゼク
ザシアン
解説
2エネ270の高威力、340の高HP強い要素盛りだくさんムゲンダイナ、
クロバットVにより、後攻1オルタージェネシスの成功率が大幅に上がった三神ザシアンが明確に不利なデッキが少なく人気。
組んで大会がないまま次の環境が来てしまった前環境の忘れ物マルヤクデ、
Tier1のムゲンダイナにアローラペルシアンが入らない限り有利な小ズガ、
イベルタルを使いこなせば未来はあるボーマンダ、
Tier1の三神ザシアン・ムゲンダイナに対策されていないとイージーウィンできるジュナイパー、時々タチフサグマを連れている。
SNSで大人気、博士の入っていないピカゼク、
PTCGOの影響かレシピをよく見るザシアン。
3.デッキレシピ
デッキコード:Qng669-qw7hMm-gNnngg
4.各カードの採用理由
ポケモン 20
ムゲンダイナV 4
ムゲンダイナVMAXを試合で2体は使うので3枚か4枚採用する。
後攻1ターン目のパワーアクセルで後ろにエネルギーを貼れると相手にエネルギーを割られても次のターンにドレッドエンドが打てる。
パワーアクセルを打った場合、ムゲンダイナでスタートの後攻で逃がすことが出来なかった場合に1体気絶する。1体気絶サイド落ち考慮とムゲンダイナVMAXで270出す条件を満たしやすくするために4枚採用。
後攻ムゲンダイナスタートでエネルギーを貼って、エネルギーを引くことができず逃がすこともできなかった場合に倒されるとかなり厳しくなるので、後攻1ターン目は基本的に後ろに出したムゲンダイナに手貼りしたい。
ムゲンダイナVMAX 3
1試合で2体は立てる。このポケモンを立てないとベンチに8体まで出せるようにならないので、1ターン目はベンチのポケモンは5匹出さずに4匹までにしておく。マリィで手流しをされた場合に、5匹の場合はドローサポート又はムゲンダイナVMAXとクロバットVを持っていないと止まってしまうが、4匹までにしておくとクロバットV1枚から動き出せる。
クロバットV 4
クイックボールから動き出せる。特性にこだわりすぎず、2枚もっているなら1体効果を使わずに出して2体目で引くプレイをしてもいい。
4枚あれば試合終わるまでに3回使える。4ターンあればだいたい試合が終わる。
フーパ(あくのいましめ) 2
アサルトゲートのフーパではない。
アサルトゲートのフーパは草弱点のため、ジュナイパーに殴り負けてしまう。いましめフーパはジラーチの入っているジュナイパーには殴り勝てる。2枚あればジュナイパー2体倒せる。
アサルトフーパの仕事に、ムゲンダイナミラーでドレッドエンドとアサルトゲートで倒す、相手のマニューラを1エネで倒す役割があると思っている。
これらの役割はあくのいましめでも満たせる場面がほとんどで、210しかでなかった後に倒す、相手のフーパを1エネで倒す等、同じ役割を満たしながら他の場面でも活躍することが多いと考えた。
無色エネルギーで殴れるのも強い。
ジュナイパーを倒すため、ベンチを埋めるために2枚採用。
ニューラ(ふくろだたき) 3
こっそりこわすニューラではなくこちらのニューラを採用。
9体ポケモンが並んでいる状況だと50パーセントの確率でジュナイパーを気絶させることができる。
マニューラGX1ライン立てながら2回殴りたいと考えているので3枚採用。
マニューラ 1
相手が意識すると350はほとんどでないが、出る試合もあること、特性持ちが5匹いると、いましめフーパとマニューラでムゲンダイナを倒せるので1枚採用。
マニューラGX 1
ミラーでボスを要求するためのカード。先行も強いが後攻で特に強い。
ダメージを負ったムゲンダイナを下げて、次のムゲンダイナにエネルギーをうつすことでボスを要求することが出来る。
このポケモンが場にいるとふくろだたきニューラをいきなり技を打てる状態に出来るので、ボスが入っているジュナイパーも安心。
ジグザグマ 2
三神を1撃で倒すには270では足りないのでこのポケモンが必要。
1枚絶対使う必要があり、三神とマッチングする回数が多いと考え2枚採用。
グッズ 20
クイックボール 4
クロバットで引く枚数を増やすためにサポートを切ったりする。
対面によってポケモンの優先順位が違うので、この対面はどのポケモンの優先度が高いか考えて使う。
スーパーボール 3
ムゲンダイナVMAXの技のためにベンチにポケモンを並べる必要がある。
当たり前のことだがスーパーボールを使ってからクイックボールを使う。
欲しいポケモンが2匹いた場合、スーパーであたらなかった方をクイックでサーチすればいいので。4枚採用していたがマニューラを立てたいのでポケモン通信を1枚増やして、スーパーボールは3枚の採用。
ポケモン通信 3
スーパーボールだけででは2ターン目のムゲンダイナVMAXへの進化が安定しないため採用。
クロバットのドローを増やすために、ポケモンを戻して同じポケモンをそのまま取る時もある。欲しいポケモンがあと1枚の時はしないほうが良い時もあるのでこのターン何をしたいのか考えてからプレイする。3枚採用。
ふうせん 2
先行を取れた時に、先行2ターン目に技を打てるかどうかがすごく大事なので、前のポケモンを逃がしてムゲンダイナVMAXを前に出すために2枚採用。ポケモン入れ替えと違って後ろに前に出したいポケモンがいなくても逃がす準備をしておける。
ポケモン入れ替え 3
ふうせんではエネルギーを破棄しないと逃げることが出来ないムゲンダイナVMAXを逃がすことが出来る。このカードがないとライライのタンデムショックが怖い。2ターン目で前のポケモンを絶対に逃がしたいのでふうせんと合わせて5枚採用したいと考えて、3枚採用。
クラッシュハンマー 4
三神、タチフサグマ、ムゲンダイナ、広い対面にとても強い効力を発揮するカード。手貼りでアタッカーを育てる環境なので、ドラパルトに入ってたエール団が強かったのならこのカードも強い。何枚も使えばそのうち表は出る。相手のベンチにニューラ又はマニューラGXがいる場合は相手の基本エネを優先して割る。
最初から最後まで強いカードで広い対面に有効なので4枚採用。
ツールスクラッパー 1
三神のおまもり、VMAXのジャイアントボムが怖いので採用。
例
先行2オルター(ジャイアントボム付き)
後攻2ドレッドエンドで三神気絶、ムゲンダイナVMAXに100点
先行3ブレイブキャリバー、ムゲンダイナVMAX気絶
後攻3これまで手貼り3回で、2枚落ちてしまっているのでドレッドエンドが打てずそのまま負け
三神ザシアンは混沌のうねりが入っている場合があるので、フラダリラボ1ツールスクラッパー1で採用。
サポート 10
博士の研究 3
後攻1ターン目で追加効果オルタージェネシスが現実的なものになったので先行2ターン目で280出す必要がある。
ムゲンダイナ、ムゲンダイナVMAX、エネ2枚、ベンチ8枚で最低12枚のカードが必要になるので1枚でも多くドローしたいので、博士の研究が必要になる。4枚採用したいところだが、エリカに枠を食われて3枚採用。
マリィ 2
三神ザシアン対面2ターン目で三神を気絶させても、ザシアンにソーサーソーサー手貼りボス、クチートにソーサー手貼りボスで負けるので妨害をしたい。使いたい場面が限られていること、ベンチを並べるために多く引きたいので他のカードを優先して2枚採用。
エリカのおもてなし 2
ワタシラガを入れることが出来ないデッキなので、ボスを捨てない、山ノ下に送らないでドローすることが出来るこのカードと相性がいいと考えた。
ベンチが並ぶ環境だと考えているので環境にもあっている。
博士とマリィを打ちたい場面が決まっているのでその残りを埋めるように2枚採用。
ボスの指令 3
三神ザシアン対面ではあまり使わないが、ムゲンダイナ対面では使う場面が多い。2枚だとワタシラガもないので勝負を決めることが出来ないので3枚採用。4枚も検討している。
スタジアム 1
フラダリラボ 1
三神ザシアンのおまもり、VMAXのジャイアントボムが怖い。
ツールスクラッパーと比べたメリットは引いたタイミングから置いておくことができるところ。
エネルギー 9
キャプチャーエネ 2
ムゲンダイナの技の要求エネルギーが悪無であること、ベンチにポケモンを並べる必要があるので採用。4枚入れると無無の状況が出来てしまう、パワーアクセルのために悪エネを優先して入れたいので2枚採用。
ハイド悪エネルギー 2
マニューラGXと相性がいい。
マニューラGXの特性で動かせないが、基本悪ハイド悪がついた技を1度受けたムゲンダイナVMAXを逃がして、次のムゲンダイナVMAXを前に出して基本悪を前に付け替えて手貼りするとボスを要求できる。
前に出すのはあくのいましめフーパでもいい。手貼りをフーパに、エネルギーは別の場所に置いておく。
基本悪エネルギー 5
デンジャラスドリルで割られない。1ターン目に特殊エネと基本エネがあれば基本エネを優先して貼りたい。
5.不採用カード
ポケモン
イベルタルGX
相手の1体目のアタッカーにデスカウントはハードルが高すぎ、2体目のアタッカーはエネ貼りと進化をする前に乗せると別の個体が進化して前に出てくる、後攻1パワーアクセルとジグザグマは相手のアタッカーが前にいるパターンが少ない。最低でもジグザグマ3回収ネット3は欲しいので現在のレシピに比べ、スペースが4枚多く必要になる。これらの理由から不採用。
アローラニャース・アローラペルシアンGX
マニューラと枠を奪い合ってマニューラを選んだ。
マニューラを入れるとムゲンダイナとジュナイパーに強くなる。
ニャースなら小ズガに強くなる。
イベルタル(くつがえす)
技を打つタイミングがない、前のポケモンが気絶した後は後ろで1枚エネルギーを貼ってたムゲンダイナが前に出る場合が多いと考えているので不採用。
アブソル(あくのはき)
効果のある置物。特性を多く並べるとマニューラが怖い、枠の競合相手がマニューラとアロペㇽでそっちが強すぎるので不採用。
ガラルマタドガス
特性を止めてミラーで相手にポケモンをトラッシュさせるカード。
ポケモンをトラッシュしても、再度ベンチに8体ならべることは難しくないので2枚枠を使う事に対する効果が弱いので不採用。
ヤブクロン・ダストダス(どくだまり)とドクロッグ
ドクロッグと合わせたら火力が上がるカード。
ジグザグマ比べたメリットが、ベンチ1つで何度も10ダメージを与えることが出来る、ドクロッグがあればさらにダメージが伸びるといったところ。
デメリットが、進化する必要がある、スタジアムが必要、デッキの枠を多く使う(スタジアムも増やす必要がある)といったところ。
ドクロッグでダメージが伸びても340には届かないので強みがないと判断
ジグザグマに負けて不採用。
ダークライ◇
マニューラGXと合わせるとエネ加速が出来る。アビススリープをすればジュナイパーを倒せることがある。エネを割られてもマニューラGXでエネルギーを動かすことで対応できる場面があると考えた、マニューラGXとダークライ◇のどちらかがサイドに落ちると仕事をしないことから不採用。
フーパ(アサルトゲート)
いましめフーパのが強かった。不採用。
グッズ
デンジャラスドリル
おまもりやジャイアントボムと特殊エネルギーを割れる。
フラダリラボと入れ替えて入れてもいいかもしれない。
手札のポケモンを捨てる、特殊エネルギーしか割れないことからクラッシュハンマーの方が強いと判断。不採用。
あとだしハンマー
入れる時はおはらいばこアローラニャースとセットでいれる。
今回は小ズガを切っているので不採用。
カウンターゲイン
エネを割ってくる相手の対面、サイドが負けている状況、サーチカードがない、これらの理由から活かすことができないと考え不採用。
輝く場面はあるので入れたい気持ちはある。
ふうせん1かばん1ゲイン1を検討
回収ネット
デスカウントを狙わないのでいらない。不採用。
リセットスタンプ
自分が強い動きをすれば相手に負けないデッキなので不採用。
三神ザシアンにスタンプがあんまり入らないのと同じ理屈。
ふつうのつりざお
最初は一応ジュジュハチを警戒して入れていた。
ポケモンが多いのでトラッシュすることになっても8体並べることは可能なので不採用。
サポート
ネズ
このカードを使うと2ターン目に270が絶望的になる。
博士で7枚引けばポケモンとエネルギーは引けると信じる。
引けない場合もあるからネズのが強いって理論は、ツールスクラッパーとかふうせんをネズじゃ引けないけど博士なら引ける場合もあるってことで。
6.あとがきと前のデッキレシピ
今回のレシピは、ジュナイパーとムゲンダイナと三神ザシアンを強く意識して作りました。意識してないところにもカードパワーが高いので勝てると思います。
小ズガは切ってます。そろそろアローらペルシアン対策で無人発電所が入ってくると思っています。
前は小ズガを見てました。
デッキコード:nNg66H-MFePOE-LgQLg9
おはらいばこ・でばなをくじくが1枚ずつなのは特性持ちを並べすぎるとマニューラが怖いので特性なしのポケモンを増やしたかったからです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
これからも記事を出していこうと考えているので、また読んで頂けると嬉しいです。
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