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【全文無料】【6000字超】ピカチュウ&ゼクロム



1.はじめに


きむらと申します。大阪で活動しています。よろしくお願いします。
この記事ではポケモンの名称を省略する場合があります。
例:ピカチュウ&ゼクロム =ピカゼク
  ライチュウ&アローラライチュウ=ライライ




2.想定していた環境


今回紹介するデッキは爆炎ウォーカー以前の環境で使用していたデッキです。

想定していた環境を記します。

Tier 1

三神ザシアン

リザードンVMAX

マルヤクデVMAX

Tier2

ピカゼク

ドラパルトVMAX

小ズガ

Tier3

ぜラオラパルスワン

超ミュウミュウ

炎ミュウミュウ

上記の環境を想定していました。

デッキ名だけだと抽象的過ぎるので、相手が先行と後攻どちらを選ぶか、デッキ内容の補足をします。

三神ザシアン
先行を選ぶ
ニャイキングとお守りが入っている。

リザードンVMAX
後攻を選ぶ
ボルケニオンで加速、トリプル加速エネルギーを使用する。

マルヤクデVMAX
後攻を選ぶ
ボルケニオンで加速、すごいきずぐすりで回復をする。

ピカゼク
先行を選ぶ
お守りが入っている。グズハラは入ってない場合の方が多い。

ドラパルトVMAX
先行を選ぶ
ヨネダタクヤ選手がSL銀座で使用した型が一番多い。手張り2回で動く、ジャイアントボムが入っている。

小ズガ
先行を選ぶプレイヤーが多いと考えている。
ジラーチ、小ズガ、ズガドーンGX、オドリドリGXで構成されているものが多いと考えている。

ゼラオラパルスワン
後攻を選ぶ
2ターン目から270ダメージを出してくる。デッキパワーはとても高いが、エネルギースピナーがハードルになり使用するプレイヤーはあまり多くない。

超ミュウミュウ
先行を選ぶ
Twitterで検索した結果を見るにミミロップ&プリンの採用率はあまり高くない。おまもりは入っていない。ドラパルトVMAXに相性が悪いことから使用者減少した。

炎ミュウミュウ
先行を選ぶ
ワタシラガVで安定感が格段に向上した。超ミュウミュウが流行っていた時に減ったところからそれほど増加していない。




3.ピカゼクの強み


ピカゼクというデッキは、
・たねポケモンのみ、デデンネ複数枚、スピード雷
・アタッカーの種類が豊富
・エレキパワー、後1フルドライブ、サンダーマウンテン
上記の理由から、再現性、対応力、爆発力、これらの能力の高さがピカゼクの強みと考えています。




4.デッキレシピ


デッキコード:VffvFV-D2deJY-FfvdFk

画像1

特徴
ワタシラガV2枚、マオ&スイレン、エール団のしたっぱ


5.休憩


文字ばかりで疲れるのでここで少し休憩です。
僕が記憶に従って書いたポケモンです。
なんというポケモンか当ててください
スクロールすると答えがあります。

画像2











プテラです。

あともう1問だけ

画像3









ツタージャです。

6.各カードの役割


ポケモン 13枚

ピカチュウ&ゼクロムGX 2

先行を取った試合ほぼすべてで使用する。
先行2ターン目のフルドライブで次のアタッカーを育てる。
相手がドラパルトVMAX又は三神ザシアンで、次のターンに倒されないと考えた場合は自分に貼る事でタッグボルトを狙う場合もある。
小ズガ、ぜラオラパルスワン対面ではフルドライブで2体目にエネルギーを加速してタッグボルトを狙うため2枚採用。


ライチュウ&アローラライチュウGX 2

1度で倒す事が難しいVMAXをリセットスタンプと合わせて麻痺させることで1ターン縮める、追加効果GX技にエレキパワーを合わせることで、TAGTEAMを1度で倒す(エレキパワー3枚でVMAXもたまに)の2つの役割がある。
リザードンやマルヤクデ対面で、アタッカーがいなくなることを防ぐため、先行3ターン目に追加効果がなくてもGX技を使う場合がある。
VMAXとTAGTEAM対面で強いカードで、環境はその2つがほとんどなので2枚採用。


パルスワンV 2

後攻1ターン目のそうでん、GX技を使わない高火力担当。
タッグチーム対面は後攻1のそうでんはライライに打つことが多い。
ライライに使用した場合、ライライ手張り+せんじん+(つけかえorサンダーマウンテン)でGX技に追加効果がつくので、エレキパワーを使うと後攻2でタッグチームを一撃で倒せる。
後攻でほとんどの場合(後攻1フルドライブ以外)必要になる上、エネ加速に使った1匹目が倒された後終盤に使う場合があるので2枚採用。


ゼラオラGX 1

三神ザシアンとドラパルト対面で使用するカード
三神ザシアン対面ではパルスワンVの説明で書いた後1そうでんライライのプランを実行する場合、先3ライトニングストーム(手貼り3回+せんじん+フルドライブ=8とエレキパワー1)で三神を気絶させる場合、これら2つのパターンで前のポケモンをエネルギーを消費させず逃がす役割。
ドラパルト対面でこのポケモンがいると、マオスイレンで後ろにいるポケモンを回復させやすくなる。
後攻1ターン目で基本エネルギーを捨てすぎた場合はGX技を使う場合が時々ある。(5試合に1回くらい?)


デデンネGX 3

雷エネルギーを2枚落としたい、たねポケモンのみ、電磁レーダーこれらの条件から採用する恩恵が大きい。
先行1ターン目は絶対にピカゼクにエネルギーを1枚貼りたいので、先行1ターン目に1枚使用し、中盤にエレキパワーを求めて1枚、合わせて2枚は使用する試合が多いので3枚採用。



ワタシラガV 2

序盤は弱いが、中盤以降はドロソにもボスにも妨害札にもなる。
ワタシラガがあるとエール団やマオスイレンを序盤に引く動きが強い動きになる。
1試合で場にポケモンを、ピカゼクライライで倒される場合はバトル場とベンチを合わせて7枚、ピカゼクパルスワン+なにかで倒される場合は8体出す事が出来ると考えている。三神ザシアンのニャイキングのように、システムポケモンを置く必要があまりないデッキなので、前者の場合でもピカゼク、ライライ、パルスワン、デデンネ2、ワタシラガ2を1試合で出す事が出来るのでデデンネとワタシラガで合計5枚採用しても有効に使えると考えた。
サポートを持っていた場合使う必要がないことから、デデンネより優先度が低いと考え2枚採用。


カプコケコ◇

先2フルドライブや後2ライトニングライドGXを実現してくれるカード
先行2ターン目でエネルギーが1枚貼ればアタッカーが動くときでも、相手の返しの行動を予測し、次に自分が動かすアタッカーは誰か考えてから特性を使う事を気を付ける。
ドラパルトからソーナンス(シェードテール)が出てくる場合もあるので2枚落ちた時点で飛ぶことも検討する。



グッズ 21枚

クイックボール 4

このデッキのポケモンすべてを触ることが出来るカード
後攻1ターン目はパルスワンを優先してサーチしたい(ピカゼク、ライライは電磁レーダーで持ってくることが出来るため)
手札の枚数を数えて使わないと、電磁レーダーならアタッカーとデデンネ取れたのにクイックを使ったせいで、枚数が足りないという事態が発生する場合がある。とりあえずデッキ見ようとせず、プランを明確にしてからカードを使用する。


電磁レーダー 2

アタッカーを取りながらデデンネを取ることが出来る。
先行1ターン目は6枚でエネルギーが引けないと手貼り無しエンドになってしまうのでエネルギーを捨てずにピカゼクとデデンネを取ってピカゼク手貼りデデンネをするべきだと考えている。
先行1ターン目に場に出しておく必要があるポケモンはピカゼク1枚、後攻の場合はパルスワン1アタッカー1な事、アタッカーをサーチしながらデデンネを取れるという性質から、クイックボールと合わせて6枚で十分と考えたので2枚採用。


エレキパワー 4

欲しいタイミングで何枚引けるかが戦況を大きく左右してしまうカード
対ゼラオラパルスワン戦で先行2ターン目にエレパを2枚使用してフルドライブを打てるかどうかが勝敗を分けるので、先行1ターン目の手札が電磁レーダー、エネルギー、エレパ、その他4枚みたいな手札の場合は、電磁レーダーでピカゼクとデデンネをとってピカゼク手貼りで終了する。
複数枚で必要になるカードなので4枚採用。


エネルギー付け替え 3

後1そうでんライライの次のターンにせんじん付け替えで追加効果GX技を狙うためのカード。
後1フルドライブを狙う時も必要になるがあまり決まらないので、せんじんの1枚をパルスワンに貼ることが出来るようにプレイしてリスク管理したい。
せんじんで貼りたいポケモンが前にいる場合に後ろのポケモンにつけて付け替えで前に移すパターンもある。
タッグチーム対面の後攻2ターン目で絶対に必要になるが、後1フルドライブは狙っていないことから3枚採用。


ポケモン入れ替え 3

せんじんをするためにはエネルギーを付けたいポケモンが後ろにいる必要があるのが、超ミュウのように1試合の中で何度も入れ替える必要があるわけではなく、ゼラオラもいることから3枚採用。


ふうせん 2

ピカゼク以外のポケモンがすべてエネルギーを払わず逃げることが出来るようになる。ポケモン入れ替えでは対応できないアタッカーが出ていない、せんじんのエネルギーが落ちていない状況でも、ポケモンにつけて置いておくことが出来るので安定感が向上する。序盤から欲しいが入れ替えでも良く1枚引けば2枚目要らない場合が多いので2枚採用


リセットスタンプ 2

ライライのタンデムショックと相性のいいカード
リザードン、マルヤクデ対面の先行3ターン目
先2ボルケニオンにフルドライブ、ライライ育てる

後2ピカゼク気絶

先行3タンデムショック←ここで使う

三神ザシアン対面の後攻3
後1そうでんライライ

先2追加オルター

後攻2せんじん付け替えエレパ手貼りライトニングライドでデデンネ前

先3ソーサーソーサー手貼りブレイブキャリバー前気絶

後4パルスワン手貼りライトニングストーム220ザシアン気絶←ここで使う

小ズガ対面でオドリドリと前の小ズガをタッグボルトで倒すタイミングで使う。必要になるタイミングが決まっていて1枚だと引ける確率が低いため2枚採用。2枚でも引けない場合はよくあるのでマリィで流す選択肢を意識する。


ツールスクラッパー 1

三神にお守りを貼られるとエレキパワーの必要枚数が1枚増える、ミラーでおまもりが大きい影響を与える、ドラパルト等ジャイアントボムを入れるデッキが流行している。お守りの場合はダメージを与えて置いて後からスクラッパーで割ることが出来るので、相手が貼るより先に捨ててしまう場合以外は対応できるので1枚採用。




サポート 11枚


博士の研究 4

進化ポケモンが入っていない、ワタシラガで回収出来るのでサポートを落とす行動が強い、これらからデメリットを気にする必要がなく、必要になるパーツが多い(付け替えやエレキパワー複数枚)ので1枚でも多く引ける方が強いので4枚採用。


マリィ 2

2ターン程で盤面が完成し、エレキパワーを複数枚狙いに行くターン以外はカードをあまり要求されないので妨害にもなる。同じ枠の候補でデンジがあるが、スピード雷エネルギーの登場により基本雷エネルギーを手貼りしたくないのでマリィを選択した。デデンネとワタシラガが多く入っているため博士と合わせて6枚でも回ると判断して2枚採用。


ボスの指令 3

VMAXデッキ対面で先行2ターン目にボスエレキパワータッグボルトでエネルギーを手貼りした進化前Vポケモンを倒す動きが強い。火力があまり高いデッキではなく、1匹目のタッグはライライのGX技で1撃で倒せるが2匹目は2回攻撃で倒すパターンが多いので3枚採用。


エール団のしたっぱ 1

先行ドラパルト対面で

先1ドラパ手貼り

後1そうでんピカゼクに ←ここで使う

先2ドラパ進化手貼りダイファントム

後2フルドライブ ←ここで前ドラパ使う

先3ドラパダイファントム

後3 後2で作ったアタッカー(ミュウの有無などにより判断だいたいライライ)←ここで後ろのドラパ使う

矢印の部分のどれか(後1でそうでん+1枚しかないサポート非現実的なのでだいたい後2か後3)で使用することで相手がダイファントムを打てないターンを1ターン作れる。
他にも三神ザシアンに使ったり、リザードンにリセットスタンプと合わせて使うことで溶接工を要求したりできる。メタカードなので1枚採用。


マオ&スイレン 1

ドラパルトに強く出るためのカード
ドラパルト全盛期に入れたものが残っているだけなので今は抜いてもいいかもしれない。相手に技を打たれた後に対応するカード、特定メタなので1枚採用。



スタジアム 1枚


サンダーマウンテン◇ 1

付け替えと合わせることでいきなりGX技の追加効果を狙うことが出来るカード
自分のアタッカーが返しに倒されるとして付け替えとサンダーマウンテンを使ってライライのGX技追加効果を達成できるかどうかを考えて置く必要がある。プリズムスターなので1枚採用。



エネルギー 14枚


基本雷エネルギー 10

山を掘り進める速度が速いデッキだが、フルドライブで3枚つけたい、2ターン目に2枚はトラッシュに落としたいことから多く採用したい。
スピードエネルギーを貼りたいことから貼らずに捨ててしまうことも考慮して多めの10枚採用。


スピード雷エネルギー 4

エネルギーの仕事をしつつ2枚引けるカード
エネルギー付け替えで付け替えることが出来ないので、特にしたい行動もなく、付け替える可能性がある場合は基本エネルギーを貼るプレイも考慮する。あればあるほどいいの4枚採用。



7.不採用カード


ポケモン


カプ・コケコV

GX技を使わない高火力枠、逃げエネ0はとても強いが、パルスワンの方が活躍する場面が多く、同じだけのダメージも期待できることから不採用。
1エネ技は打つ暇がないとおもう。


マーシャドー(リセットホール)

混沌のうねりを割ってサンダーマウンテンを通すためのカード
サンダーマウンテンは通さないといけないカードではなく、通せたら嬉しいぐらいのイメージで使っているので不採用。
今の環境無人発電所も全然見ないし混沌のうねりもあまり見ない。


ジラーチ

1番の理由はドラパルトに3回ダイファントムを打たれると負けてしまうこと、2番目の理由はワタシラガやデデンネに使いたいベンチを埋めてしまうこと、3番目の理由はエスケープボードになるのでふうせんに比べパルスワンやライライが逃げにくくなること。以上の3つから不採用。


ソーナンス(シェードテール)


一時期はいれていたが先行1ターン目にピカゼクに手貼りしてせんじんしながらソーナンスを出すのは現実的でないと判断し、不採用。



グッズ


おおきなおまもり

ミラー、三神ザシアン、ドラパルトの試合で活躍する。
ドラパルトの試合で3個乗せられたデデンネに貼る事で倒されない、ザシアンのニャイキング込みブレイブキャリバーを耐える、ミラーのエレキパワー要求枚数を増やすことが出来るが強み。ドラパルトはほかのカードで十分に見ているので無くても勝てる、三神ザシアンの試合は耐える状態を作っても後ろが狙われると負ける、ミラーは相手のツールスクラッパーがトラッシュされた後に貼らないとあまり意味がないので不採用。


グレートキャッチャー

ドローサポートを使いながらベンチを触れる場合があるカード。
終盤のデデンネ呼びはワタシラガボスの方が再現性が高いと思っている。
パルスワン登場前は先行2で三神にフルドライブがしたかったが、今はしなくていいので不採用。



サポート


デンジ

強い場面はあるがグッズ1枚では足りない事が多い、同じ枠のマリィのが妨害もできて有用、カスタムキャッチャーの環境だから使っていたと判断し、不採用。
個人的にはサンダーマウンテンを触れる強みから同じ枠でメイも考慮していいと考えている。




8.終わりに



各デッキ対面の動きをカードの説明に含んでしまったので分かりにくいところが多くなってしまいました。すみません。
文章量が多く、ここまで読む人はあまりいないと思いますが、読んでくださってありがとうございます。
これからも記事を投稿出来たらいいなと思っているのでまた機会があれば読んでください。


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