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ミュウVMAXデッキ【7000字超 全文無料】

はじめに


※この記事は全文無料で読めます。投げ銭を頂けると株式投資の夢追いにあてられます。

きむらと申します。
ドラゴンスターさんでコラムを書かせてもらったりしています。
https://dorasuta.jp/column/writer?wid=10011
読んでくれると嬉しいです。
普段は毎週投稿しているんですが、今週は僕からお願いして夏休みを頂きました。
自分から休みを要求しておきながら「強いデッキできた!書きたい!」ってnoteを書いてます。人間って勝手ですね。
今回は先日発表された「フュージョンアーツ」から《ミュウVMAX》を使用したデッキの記事を書きました。
強い要素が多すぎてびっくり!


デッキレシピ

デッキレシピはこのようになっています。
デッキコード:2p2SUp-1y1znU-2y2pMR

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「フュージョンアーツ」のカードがまだカードリストに登録されていないので代わりのカードたちが入っています。

《ミュウ》→《ミュウV》(FUSION)
《ミュウEX》→《ミュウVMAX》
《ゲノセクトEX》→《ゲノセクトV》
《メロエッタ》→《メロエッタ》(FUSION)
《フーパEX》→《フーパV》
《エレキパワー》→《パワータブレット》
《カミツレ》→《カミツレのきらめき》
《レインボーエネルギー》→《フュージョンエネルギー》

後攻1ターン目に《カミツレのきらめき》から《メロエッタ》を動かして140~210ダメージを出してサイドを取る。
《メロエッタ》のワザ「メロディアスエコー」に《パワータブレット》を合わせて340ダメージを出してVMAXポケモンをワンパンする。
VMAXポケモンを2パンする際にダメージを受けた《ミュウVMAX》で《ミュウV》のワザ「サイコジャンプ」を使い、実質的な回復をする。
《ゲノセクトV》や《フーパV》で弱点をつきVMAXポケモンをワンパンする。
《ゲノセクトV》の特性「フュージョンシステム」で安定性が高い。

まとめると
後攻1でサイドが取れる
回復できる
ワンパンできる
ドローが安定してる


意味わかんないぐらい強いですね。確実に環境を変えると思います。


各カードの採用理由


みんな知ってるよ!ってカードは画像なしでいきます。

ポケモン

《ミュウV》 4枚

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ワザ「サイコジャンプ」が非常に強力で《ミュウVMAX》で使うと実質的な回復のように使うことができます。
《フュージョンエネルギー》を貼りたい事もあり、スターターデッキの《ミュウV》ではなくこちらを採用。
《ミュウVMAX》で「サイコジャンプ」を使うには、ベンチに《ミュウV》が必要です。「サイコジャンプ」の後、相手にサイドを取られないために《ミュウVMAX》を前に出すシーンもあると思うのでサイド落ち考慮4枚採用。
《ゲノセクトV》の特性「フュージョンシステム」のために、FUSIONポケモンはなるべく多く採用されます。


《ミュウVMAX》 3枚

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2体立てたいが「サイコジャンプ」で山札に戻ることもあり1枚でもいけるっちゃいける、《ゲノセクトV》の特性「フュージョンシステム」のために手札に溜まるカードは少なくしたい事から3枚採用。
「クロスフュージョン」が強力すぎる。
2エネで《ゲノセクトV》のワザ「テクノバスター」を使うのは反則、しかも無色2エネだから《キャプチャーエネルギー》も《ウィークガードエネルギー》も使える???逃げエネ0???強すぎます。
「ダイミラクル」も《ジュナイパー》や《ザマゼンタV》に有効で痒いところに手が届きすぎている。
1ターン目に手貼りできてなくても《カミツレのきらめき》と手貼りで動くのはほんまにずるいでぇ!


《ゲノセクトV》 4枚

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「家に帰りたい…」
強すぎる特性と十分すぎるダメージのワザを手にしたことから当分の間激務が確定したカード。家には帰れない。
「フュージョンシステム」にはなぜか名称ターン1制限がないので、並べれば並べるほどに強く多く使える。なのでもちろん4枚採用。
《はくばバドレックスVMAX》や《マホイップVMAX》の弱点をつくことができ、《フュージョンエネルギー》で普通に動いてくる。
「テクノバスター」を打った《ミュウVMAX》で次のターンもワザを打とうとしてしまうのが人間である。気を付けよう。


《メロエッタ》 2枚

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かわいい見た目をしているが実態は《レシラム&リザードンGX》
《カミツレのきらめき》を要求されるが後攻1から140~210ダメージを出すことができる。《溶接工》「ダブルブレイズGX」と似てるね!
後攻1でワザを使うと次のターンに倒されて《フュージョンエネルギー》がトラッシュに行ってしまい、それ以降の「メロディアスエコー」のダメージが下がってしまうが、「テクノバスター」もあるので全然問題ナシ!ヨシ!
《フュージョンエネルギー》が4枚残っていてサイド落ちもしていなければ280ダメージなので、《パワータブレット》とあわせてVMAXポケモンをワンパンできる。
後攻で《メロエッタ》スタートすると強い、《ミュウVMAX》のワザマシンとして必要になるのでサイド落ち考慮2枚採用。
余裕があれば3枚も全然あり。


《フーパV》 1枚

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超タイプの役割は《ミュウVMAX》で十分なので、悪タイプアタッカーで《ミュウVMAX》ミラーと《こくばバドレックスVMAX》意識の1枚採用。
《ミュウVMAX》には《ウィークガードエネルギー》が採用されるようになるとは思っているがあるにこしたことはないよね&《ゲノセクトV》特性用FUSIONポケモンとして採用した。
エネルギーが1枚ついていれば《カミツレのきらめき》手貼りで動くのでワザを打つ機会はわりとあると思う。


《デデンネGX》 1枚

「《ゲノセクトV》が出たのでついに休めるっ…!」と思いきや休めなかったネズミ。《ゲノセクトV》は並ぶまでがしんどいのでやっぱり《デデンネGX》は欠かせない。
《ゲノセクトV》のドローが減ってしまうのでなるべく出したくはない。

《マーシャドー》(リセットホール) 1枚

Mr《頂への雪道》割るマン
えげつないくらい《ゲノセクトV》の特性「フュージョンシステム」にドローを頼っているデッキなので《頂への雪道》がめちゃくちゃきつい。
動き出せばドローが多いので《混沌のうねり》を置けるが、《混沌のうねり》を引くまでに貼られるとどうしようもないので1枚採用。
《デデンネGX》と同じでなるべく出したくはない。


グッズ

《クイックボール》 4枚

説明不要最強カード4枚採用。
手札をトラッシュできるのも《ゲノセクトV》と相性よくてイイネ!


《スーパーボール》 4枚

説明が必要な4枚採用。
《ポケモン通信》は《ゲノセクトV》の特性「フュージョンシステム」と相性が悪いので不採用になった。
とりあえずなんぼか並べば《ゲノセクトV》が頑張ってくれます。
《ムゲンダイナVMAX》の《スーパーボール》みたいなもん。


《しんかのおこう》 1枚

古来より《スーパーボール》4枚だけが進化は安定しないと伝えられている。《ポケモン通信》と違い、空打ちも可能なのでこちらを採用。
2枚あってもいいが《ミュウVMAX》が一面立てば十分なので1枚採用。


《ふうせん》 2枚

デッキを作った当初は《ミュウV》、《ミュウVMAX》が逃げエネ0なので入れ替え札は少なめの3枚だったが、先行2ターン目には絶対ワザを打ちたいので合計4枚にすることにした。
「テクノバスター」でワザが打てなくなった《ミュウVMAX》を動かすために《ポケモンいれかえ》が必要な場面もあるので2枚ずつ採用。


《ポケモンいれかえ》 2枚

《ふうせん》に書きたい事を取られた2枚採用。
一生使うカードなのでURが欲しい。


《パワータブレット》 4枚

2枚引けると「メロディアスエコー」で340を出せるお薬。
3枚使って《デデンネGX》を倒しながら「サイコジャンプ」とかもしてそう。どこであっても強いし、必要なタイミングで2枚いるので4枚採用。

《リセットスタンプ》 2枚

2030年のカード
「サイコジャンプ」で場にVMAXがいない状況が作れるので相手サイドが1~2を通らせることができる。
1手でも遅れたら必要になるので2枚採用。
《ゲノセクトV》が入っている《ミュウVMAX》ミラーではいまいち…と思いきや《頂への雪道》も入れたのでセットで投げてやろう。


《スマホロトム》 2枚

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《モンスターボール》、《クラッシュハンマー》と枠を争い、見事勝利した2枚採用。
引いたそばから使えて《ゲノセクトV》を妨げない。
《パワータブレット》2枚揃えの力にもなってくれるはず。
あんまり好きなカードではないが、このデッキなら強いと思っている。


サポート


《マリィ》3枚

《博士の研究》ではなく《マリィ》を採用。
《ゲノセクトV》の特性「フュージョンシステム」でのドローが主になるので《博士の研究》と《マリィ》のドロー枚数の差はあまり気にならない。
《ゲノセクトV》でドローできなくなっている状況は、サポートや《リセットスタンプ》やエネルギーが手札に溜まっている状況なので《博士の研究》でトラッシュしてしまうと非常にまずい。
《フュージョンエネルギー》を山札に戻せるのも好印象。
4枚入れたいかな?とも思うがサポートを入れすぎると《ゲノセクトV》の邪魔になるので少なめの3枚採用。


《カミツレのきらめき》 4枚

画像8

後攻1ターン目か2ターン目しか使わんやろ…と思っていたら《ミュウVMAX》が「サイコジャンプ」をした次のターンに必要になることが判明した。
後攻1ターン目に《メロエッタ》で「メロディアスエコー」をするために欲しい。後攻1でワザ打たんでも勝てそうなぐらい強いけどね。
《フュージョンエネルギー》1枚をつけるために打つのも全然あり。


《ボスの指令》 3枚

《ゲノセクトV》の特性「フュージョンシステム」ではトラッシュされず、《博士の研究》も入っていないので3枚で十分と判断した。
むしろ多いと《ゲノセクトV》の邪魔をする。


スタジアム


《混沌のうねり》 2枚

《頂への雪道》対策カード。
3枚欲しい気持ちはあるが《マーシャドー》もいるのでなんとかなると思う。


《頂への雪道》 1枚

《ミュウVMAX》が強力すぎて「ミュウを倒せるのはミュウだけだ…」の状況が発生すると考えた。
《頂への雪道》《スタンプ》すればなんとかなるやろ!
入ってるかも…?と思ってもなかなか《マーシャドー》は出しにくいはず。
《れんげきウーラオスVMAX》との対戦でもきっと強い。


エネルギー


《フュージョンエネルギー》 4枚

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《隠密フード》の効果を持ったイカれたエネルギー
これのおかげで《ミュウ》を入れずとも《れんげきウーラオスVMAX》に勝てる。
《インテレオン》の特性「クイックシューター」が効かないので泣いているデッキがいっぱいある。
サイド落ちがデッキパワーにもろに影響するからあまり健全ではないカード。でも2枚サイド落ちても強すぎて勝てる。
もちろん4枚採用。


《キャプチャーエネルギー》 3枚

本当は4枚採用したいが《ウィークガードエネルギー》に邪魔をされた3枚採用。
《ゲノセクトV》の特性「フュージョンシステム」とも相性が良い、《ミュウVMAX》は無色2枚で動くなど入れない理由がない。
エネルギーも増やしすぎると《ゲノセクトV》の邪魔をするので合計10枚前後が適切だと思われる。


《ウィークガードエネルギー》 3枚

弱点ゲーから抜け出せるカード
これにより悪タイプを超越した。
2枚では狙ったタイミングで引けないと判断し、泣く泣くの3枚採用。
本当は《キャプチャーエネルギー》に枠をあげたい。
これが流行ると《クラッシュハンマー》や《うねりの扇》や《ギラティナ》が増えてきそう。地獄である。



現環境デッキへのプランと注意点


こちらでは環境デッキと呼ばれるデッキたちとの対戦プラン、注意する事を書きたいと思います。
環境は変化しそうですがとりあえず書いておきましょう。

「《ミュウVMAX》デッキ」
「《こくばバドレックスVMAX》+《マホイップVMAX》デッキ」
「《れんげきウーラオスVMAX》+《インテレオン》デッキ」
「《スイクンV》+《チルタリス》or《インテレオン》デッキ」
「《いちげきウーラオスVMAX》+《ブラッキーVMAX》デッキ」
「《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》+《ガラルファイヤーV》+《ザシアンV》デッキ」
「《ミュウツー&ミュウGX》+《ダークライ&ブラッキーGX》+《ガラルファイヤーV》デッキ」
「《リーフィアVMAX》+《インテレオン》デッキ」
「《ムゲンダイナVMAX》+《ブラッキーVMAX》デッキ」


これらのデッキについて書いていこうと思います。


「《ミュウVMAX》デッキ」
少し有利

基本的に同じデッキですがこちらは《頂への雪道》が採用されており捲りプランが取れるので少し有利でしょう。
《フュージョンエネルギー》のサイド落ち枚数が勝敗に大きな影響を及ぼしそうです。《ウィークガードエネルギー》が採用されているとは思いますが《フーパV》に1枚エネルギーをつけておき《カミツレのきらめき》手貼りで動かして弱点をつけるといいですね。
《メロエッタ》で「メロディアスエコー」をしてサイド調整をしたいです。


「《こくばバドレックスVMAX》+《マホイップVMAX》デッキ」
不利

《マーシャドー》で《混沌のうねり》を割りながら《頂への雪道》を貼ってくる、「シャドーミスト」、この2点が非常に厳しいと思われます。
《フュージョンエネルギー》がサイド落ちせず《パワータブレット》込み340でワンパン、《フーパV》のどちらかでワンパンは通したいところです。
後攻1《メロエッタ》「メロディアスエコー」ができればいけそう?
いけそうっちゃいけそうですがやっぱり不利だとは思います。


「《れんげきウーラオスVMAX》+《インテレオン》デッキ」
とても有利

何か所にも《隠密フード》を貼りながら弱点をつけるのでまあ勝てるでしょう。なるはやで《ゲノセクトV》に《フュージョンエネルギー》を貼らないと「クイックシューター」20と《ナゲツケサル》《望遠スコープ》込みのキョダイレンゲキで倒されます。
対策として《オドリドリ》(FUSION)を入れるのもありです。


「《スイクンV》+《チルタリス》or《インテレオン》デッキ」
とても不利

こちらはベンチを並べるデッキなので《チルタリス》型には2枚2枚2枚で取られてしまいそうです。
《カミツレのきらめき》を要求されるターンもあるので《インテレオン》型の《ジャイアントボム》も非常に厄介ですね。
《フュージョンエネルギー》がサイドに落ちると《タフネスマント》がついた《スイクンV》を倒すために《パワータブレット》が2枚いるのも苦しいですね。
《チルタリス》型に222で取られてはいけないので相手の《スイクンV》が前に出てくるまでは全然動かないのもありだとは思います。
《インテレオン》型には《ボスの指令》を連発はされないと思いますが、《ジャイアントボム》が嫌すぎますね…


「《いちげきウーラオスVMAX》+《ブラッキーVMAX》デッキ」
有利

《いちげきウーラオスVMAX》の弱点をつくこともでき、《ブラッキーVMAX》の特性「ダークシグナル」も《フュージョンエネルギー》で防ぐこともできるので、《ウィークガードエネルギー》を引ければ問題なく勝つでしょう。


「《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》+《ガラルファイヤーV》+《ザシアンV》デッキ」
少し不利

どうしてもベンチに《ゲノセクトV》が出てしまうので「オルタージェネシスGX」後に3枚3枚で取られてしまいます。
もしくは《ゲンガー&ミミッキュGX》の「ホラーハウスGX」を絡めて《ミュウVMAX》で3枚3枚でしょうか。
後者の場合は《ウィークガードエネルギー》でなんとかなりそうです。
前者の場合は相手が先行で《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》に手貼りをしながら《ガラルファイヤーV》の特性まで使うと厳しいです。
先行で2ターン目にサイドを取れた場合と、後攻1ターン目に《メロエッタ》でサイドを取れた場合は勝てそうです。


「《ミュウツー&ミュウGX》+《ダークライ&ブラッキーGX》+《ガラルファイヤーV》デッキ」
不利

相手の「デッドムーンGX」の返しに《ダークライ&ブラッキーGX》を倒す盤面を作れないです。
《ミュウツー&ミュウGX》で撃ってくれたら返せるんですけどね。
後攻1ターン目に《メロエッタ》が頑張ってくれればまだ勝ち目がありそうです。でも相手は後攻取ってくる?でも後攻1で「デッドムーンGX」使ってくれれば《ウィークガードエネルギー》で守って勝てると思います。


「《リーフィアVMAX》+《インテレオン》デッキ」
とても有利

逃げエネ0なのでとても有利!といきたいところですが、相手に先行を取られて2枚2枚2枚で負ける場合があります。
まあでもワンパンもできるし後攻1《メロエッタ》でサイドを取れても勝てるので有利ですね。後攻1で前が《メロエッタ》か《ミュウ》だと相手は《ボスの指令》を3回も要求されるのでさすがに無理です。
《リセットスタンプ》もあるのでさすがに無理です。
やっぱり《混沌のうねり》もあるしとても有利っぽいですね。


「《ムゲンダイナVMAX》+《ブラッキーVMAX》デッキ」
とても不利

Vポケモン全員に《フュージョンエネルギー》がついているわけではないので2枚2枚2枚で取られる危険性があります。
《ウィークガードエネルギー》を引けないと《ミュウVMAX》の弱点をついてワンパンされてしまうのも苦しいですね。
4枚「メロディアスエコー」+《パワータブレット》2枚の340で《ムゲンダイナVMAX》を倒し、4枚「メロディアスエコー」+《パワータブレット》1枚で《ブラッキーVMAX》を倒すのが理想ですね。決まるかな?
わりと決まるなら有利までいかんこともない。



終わりに


ここまで読んでくださりありがとうございました。
「こらえげつないデッキなるべ」と思い記事を書きながら各対面を想定していると、案外苦手なデッキがいっぱいありましたね。
実は思っている以上にVMAXポケモンをワンパンできて不利と思っていたところが有利だったとかだと素敵ですね。


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