新居地にて一歳半健診終了
転居前は健診がとにかく大変だった
これまで子ども達の健診に良い思い出など、なかった。愚図る子ども、激混み、長時間待機……問診の用意なんて出来ていない真っ白な頭でろくなやり取りも出来ずに、大人たちの都合で子どもを振り回してきた。
4年前頃から我が家は衣食住(医職自由)の改革をはじめ、計画的に仕組まれた母子手帳に基づく健診にはサッパリ興味が失せてしまったのだが……
今回の健診の目的は
いちおう
生まれてから一度も予防接種をしていない娘が、万一保護されてしまわないための予防策のひとつとして……
また、今回葉山という町に転居し、同じ志の人たちが多いのでは？という期待や、こちらの健診の様子も知っておきたいな、という好奇心も応じて受診に至った。
到着、中はスカスカ！
自転車で到着、駐輪場が分からず木陰に停めて会場に入室。
整理券は12番だが、時間帯を分ける考慮もされており、中は数組の親子しか居なかった。
転居前は、少し遅れて着こうものなら4,50番目になっていただろう。
まったく人口密度が違う。
廊下には裸足で自由に歩く子どもも。
周りを伺いながら硬直していた
少し待ち、問診へ
母子手帳から助産師さんが前の情報を確認していたそうで、少し待ったものの、問診が始まった。
助産師さん「病気とかは？」
私「最近は手足口病が兄弟の学校や園で流行っていて、我が家も全身に発疹はできたけれど……その他問題ないので様子見て自然に緩和しました」
助産師さん「そうそう、それでいいのよねー👏🎶」
おおお、この方、話しがあう！！
授乳の話しから更に盛り上がり、ナンチャラカンチャラ案内①
助産師さん「食事の様子は？」
私「まだオッパイオッパィで、私があげても気分次第で食にはムラがあります。」
助産師さん「授乳を辞める予定は？」
私「娘が自然に辞めるまでは続けるつもりです」
助産師さん「まぁ、歯医者さんで今時そんな方珍しい！だいたい虫歯とか気にして早く辞めちゃうでしょ。ちょっとアナタ、ナンチャラカンチャラ入ってみてよ！貴重な存在だわー！」
ナンチャラカンチャラと書かれたメモをいただいた。
国際認定ラクラーション•コンサルタント協会
こちらは日本バージョン。母乳育児相談のプロ、ということか……
きたきた、ワクチントーク
予防接種の項目に突入した。
助産師さん「予防接種に関しては色々な考えの方がいるからね。これまで受けていないようだけど、どんな理由なのかな？」
私「必要性や作用機序、効果など調べて、それより身体本来の自然な力を高める選択をしたので」
助産師さん「よく調べているのね！この後の診察で何て言われるかは分からないけど、もし今後必要だと思ったらその時に考えるといいわ！」
も〜ワクチントークをクリアして、スキップ状態からのお菓子トークへ
助産師さん「間食についてね、チェックの付いてるチョコレートはどんな感じ？」
私「ピュアココアを加えたものを」
助産師さん「それはもうチョコレートじゃないわね笑、クッキーは？」
私「兄達に作ったものをたまに一緒に」
助産師さん「笑、ジュースは？」
私「野菜と果物で作ったスムージーを飲むことも」
助産師さん「笑、アイスは？」
私「そのスムージーを凍らせた物を」
助産師さん「あはははっ！おもしろーい！！！」
ようやく娘の出番だが
🐕🚗☕️👞など、絵の書かれたカードを見せ、家での呼び方に合わせて子どもに指差しさせるようなテスト……
だが、最初から硬直していた娘は、私が問いかけても首を振って拒否するだけだった。
普段はできている、と確認し問診は終了。
ちなみに娘は【論理派】らしい。
その後、別室で再会、ナンチャラカンチャラ案内②
助産師さん「ここにはね、アナタたちの仲間がいるわよ！ナンチャラって所とか、カンチャラって所とか！」
私「あ、カンチャラに兄弟入りました！その学校と幼稚園です！」
助産師さん「私そのカンチャラに友達沢山いるのー！！」
こんなにお気楽な健診だとは❤️
歯科での再会も
次に歯科に呼ばれた。
歯科医師と記録者のペア2組の様子をみて、娘は全力で近づくことを抵抗した。
娘「イヤーーー！！こっちーーー(出口の方に行きたい)！！！」
歯科組「あはは、いい反応だねー🎶」
私 (娘は上兄弟2人とは違って、泣き声も大したことないけど可愛いし、嫌がってるんだから強引にされるのは複雑だわー😅これが患者さんのお母さんの心情なのかー！！！)
なんて思いつつ、歯科医師の顔を見て挨拶を頂戴した。
なんだか、見覚えが……🤔
歯科医師「んー頬粘膜の方は抵抗も強いし(擦った綿棒に)汚れがつきましたねぇ」
私 (そだ、朝は磨かなかったな。あ、昨夜も兄弟のバタバタで磨かなかった🤪娘どころじゃないからね🤭ははは)
なんとなく、診察の特徴を目の当たりにしながら、懐かしい何かを感じ……
ああ！！！思い出した！！！
健診がおわり、そのまま歯科医師に声がけした。
以前、縁あり、色々と存じている先生であった。
お互いの共通点が合わさり、その歯科医師も「ああ！」という具合で笑顔をみせてくれた。
世の中って狭い
そんな狭い世の中でも、色々な生き方や考え方をしている人がいて、
未だに567騒動を引っ張り出して、相手を攻撃しあったりもしているらしい。
今回、新居地での健診を終え(計測や医師の診察は、娘ギャン泣きの中、淡々と済まされ、最後は全員にバイバイタッチして退場した)、改めて我が家に今回の転居は合っていたんだと実感した。
小さな子ども3人連れて、まだまだ転居は落ち着いてもいない。家作りも真っ最中である。
ただ、ほんとに心地よい町だ。良かった。
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