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本と歩く、文庫本マガジン

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自分と向き合う。いつでもどこでも。意地張らずに気楽に自分を育てる文庫本との読み方を考えるマガジンです。
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#文庫本マガジン

僕たちは、怒“れ”ない - 怒り教育のすすめ

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 そして、今年も、本と共に生きていきましょう。 さて、年明け一発目は「僕たち日本人は怒る方法についての教育を受けていないため、怒れない。」という話し。 読んだ本はこちら 「日本人のための怒りかた講座」という本。 僕たちは怒り方を知らない略して「ぼくおこ」ですかね。映画のタイトルみたいに略しちゃいました。 著者であるパオロ・マッツァリーノさんは、イタリア出身の日本文化史研究を行っている方です。「ここダメだよ

利益と儲けは違う

こんにちは。今回は利益と儲けは違うという話で書評をします。 読んだ本はこちら。 利益と、儲け。実は全く似て非なるものなのです。一般的に利益の公式として言われるのは 利益 = 売り上げ - 経費という式です。 その利益は何のためにあるのか。 会社が生き延びるためです。 生き延びていく体力として利益を産むことがビジネスの前提です。 けれど、それが儲けになっているか。それは「否」です。 利益の公式は満たせていても、 ビジネスとしては成功しないことがあるのです。 物の

My Dear, 文庫本。僕が君を好きなわけ

文庫本。みなさまは好きですか? 僕は大好きです。  文庫本は宇宙仰々しい表現を書いてしまいました。 文庫本は 小さく、 何度でも、 どこでも、 いつでも、 そばにいる知恵の源として 人生を支えてくれるものなのです。 あの小さなボディに秘めた可能性は無限大。 サッと本棚に置いていける分、 邪魔だなあともならないし、 読みたいときに気軽に読み返せる。 ポケットにいれたまま、お出かけもできます。 気になったらそこに付箋を貼っておく。 ぜんぶ読み終えたときに、そこに、自