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読書感想文

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読んだ本の寸評。 偏っていたらすいません。
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2023年1月の記事一覧

笹一 純米 初しぼり 生

これ、美味しい。価格も良い。千円台の前半。 純米が普通になり、とても幸せです。 先だって、本醸造を頂いたのですが冷では比較になりませんよね。でもこの時期、熱燗🍶が、ね!本醸造は熱燗で少しアルコール飛ばすと、湯気がホントいい香りに変わる。 さて、國香、これはリピートです。京都でであった月の桂以降、無濾過、濁りにハマってます。 ここまで濁るのは珍しいかな?狙ってやってるとは思うけど、微発砲な感じがいいね! 続きまして読書の話し。 真山仁さんがクリスティーを読んで世の中に騙され

オペレーションZ

真山仁さん、講演を聞く機会がありまして、その時に紹介された本を読んでみました。 日本経済を鋭く、切り込んで、かなり過激な内容ですが、あってもおかしくないと言うリアリティーさがあり引き込まれました。 私の学力では到底なれない官僚の世界もフィクションではありますが、ちょっと垣間見れた気がしました。

六月の雪

六月の雪 乃南アサ さて、六月の雪、、、台湾(麗しの島)を舞台にしたお話。台湾で雪なんて、そんなのあるか〜い!ってなるならけど、まあ、そこはものの例えという事です。南極、北極なら季節に関係なく雪ありますしね。 ストーリの中にあるさまざまな食事シーン、魅惑の食がテーマなのかと思わせるほど台湾フードが食べたくなる本です。500ページを超える割と長い話。あと百ページくらいなんですけど、フードではないとこで読者こ心に刺さってくる展開(フードではなくて主ストーリーの方)は正に佳境に向