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一つの時代が終わる:MLSレジェンドのサーシャ・クリエスタンが引退を発表

メジャーリーグサッカーでも最高峰のクリエイティブプレーヤー、サーシャ・クリエスタンが17年のレジェンド級のキャリアに終止符を打った。

MLS史上8番目のレギュラーシーズン99アシストを記録している37歳は、「人生の次章を始めるために」第一線を離れることを木曜日の惜別メッセージに記載した。

「僕を知っているなら、今日は僕にとってとても難しい1日であることがわかるはず。なぜなら、このスポーツへの愛情はとてつもないから」と公式Twitterで語った。

「・・・サッカー、僕を世界中へ旅させてくれてありがとう。キミのおかげで世界中のいろんな人と知り合えたし、友人になることができた。」

クリエスタンのキャリアは2006年に、チバスUSAが彼をMLSスーパードラフトで全体5位で選んだところから始まった。今はなくなってしまったフランチャイズチームでの4年間、このカリフォルニア出身者はリーグ屈指のプレーメーカーとして頭角を現し、2007年にアメリカ代表として初招集され、ベルギーの強豪アンデルレヒトに2010年に引き抜かれた。

アンデルレヒトでの5年間で、UEFAチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグも含む180試合に出場し、25ゴール21アシストを記録した。国内リーグでも成功を収めており、ベルギープロリーグを3回とベルギースーパーカップを4回獲得している。

クリエスタンは2015年にニューヨーク・レッドブルズに移籍しMLSへ帰還後、すぐにサポーターズシールドの獲得に貢献しった。ビッグアップルでキャプテンを任された3シーズン目の後、2018年にオーランド・シティSCへトレードされた。

フロリダでの2年間の間もキャプテンを務めることになり、2020シーズンかあらLAギャラクシーの一員となっていた。クリエスタンはロサンゼルスで十分貢献したが、スタメン1試合、20試合の途中出場に止まり、2022シーズンは1ゴール2アシストという記録だった。

MLSベストイレブン2回(2008、2016)、2016年にMLSオールスター選出のクリエスタンはMLSレギュラーシーズンとAudi MLSカッププレーオフで46ゴール103アシストをマークした。

代表では52試合に出場し、6ゴール決めており、2008年に北京での五輪代表にも選出されている。2010ワールドカップ予選での4アシストがチームの本戦出場に貢献したが、本大会メンバーには選出されなかった。ロシア大会予選でも2ゴール2アシストを記録している。

「17年間、夢のような人生だった」とクリエスタンは語った。

(原文:https://www.mlssoccer.com/news/end-of-an-era-mls-legend-sacha-kljestan-announces-retirement

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