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オースティンFCにおけるクラウディオ・レイナの役割が変更。ジョッシュ・ウルフは暫定的義務を任せられる

クラウディオ・レイナはオースティンのスポーティング・ダイレクターのポジションから辞任し、テクニカル・アドバイザーとしての役割を担うことをクラブは木曜日に発表した。

ジョッシュ・ウルフは、監督として続投しつつ、暫定的にオースティンFCのチーフ・サッカー・オフィサーも務める。オースティンFCで選手編成まわりのダイレクターを2020年8月から務めていたショーン・ルビオは今回の見直しで暫定スポーティング・ダイレクターに就くことになる。

ウルフとルビオは連携し、緑黒軍のタレント発掘、獲得とマネジメント戦略を牽引し、テクニカルやハイパフォーマンス領域の責務も果たしていく。彼らはオースティンFCの過半数を所有し、クラブのCEOでもあるアンソニー・プリコートにレポートすることになる。

「アンソニーや組織が、愛するクラブに貢献しながらも、より負担の少ないポジションを準備してくれたことに感謝します」とレイナは声明を通して伝えた。

「我々がクラブとして成し遂げてきたことに誇りを持っていますが、従来とは違った形でクラブの
成長に協力できることが楽しみでもあります。」

オースティンは2019年11月、2021シーズンのクラブの創設に合わせて、レイナをスポーティング・ダイレクターに任命した。レイナは2015年にリーグのエクスパンションクラブとして加入したニューヨーク・シティFCのスタッフとして雇われ、オースティンに去った後はデイビッド・リーがシティのスポーティング・ダイレクターを務めている。

今回のレイナの役割変更は、前アメリカ代表監督のグレッグ・バーハルターと2022 FIFAワールドカップ期間に起きた騒動に調査されている渦中での発表となった。

「我々はクラウディオのクラブとコミュニティに対する貢献に非常に感謝しています」と、プリコートは声明で述べた。「クラウディオはオースティンを刺激するクラブの構築にコミットしてくれ、引き続き、クラブへ貢献してもらえるポジションにいてもらう予定です。」

更にプリコートは、「我々のクラブにおけるリーダーシップチームには自信を持っています。ジョッシュは素晴らしいリーダーであり、北米で最高の指揮官の1人であります。過去2シーズンを通して、チームのメンバー構成に欠かせなかったショーンとも仕事をしていくことで、我々はタイトルを競い、オースティンの誇りとなれる人材が揃っていると信じています。」

レイナは、2022 ランドン・ドノバンMLS MVPを惜しくも2位でとれなかった、セバスティアン・ドリウッシを2021年7月に獲得した際のキーマンだった。その他もDP選手の契約をまとめたが、セシリオ・ドミンゲスやトーマス・ポチェッティーノは結局それぞれの理由で活躍には至らなかった。

今オフシーズン、オースティンはギャシ・ザーデスとセンターバックのレオ・ヴァイサネンを獲得し、昨シーズンの成功を繰り返そうとしている。創設初年度の2021シーズンはウェスタンカンファレンスで12位で終え、2022シーズンは前シーズンから26勝点上乗せし、2位まで上り詰めた。

オースティンは昨シーズンのAudi MLSカップのウェスタンカンファレンス決勝でタイトルを手にしたLAFCに敗れた。今季は2月25日に、新加入チームのセントルイス・シティSCと開幕戦を迎える。

(原文:https://www.mlssoccer.com/news/claudio-reyna-s-role-shifts-at-austin-fc-josh-wolff-takes-on-interim-duties


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