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DelayTime ちゃんと計算してますか?

初心者DTMer向けワンポイント#1

音楽制作において、DelayTimeとはどのようなものでしょうか?
DelayTimeとは音が遅延して聞こえる時間のことです。DelayTimeを調整することで、音楽に深みや広がりを与えたり、リズムやグルーヴを作り出したりすることができます。

音楽には時間軸の物語にビートが含まれる

DTMやミキシング(レコーディング)において、リバーブやディレイは音楽の深みや広がりを与える効果的なツールとして欠かせないものです。以下のようなデジタルエフェクトプラグイン(又は外部アナログエフェクター機器)には、すでにメーカーサイドが用意した最適化されたプリセットがいくつも組み込まれています。


リバーブとディレイ

例えばリバーブの場合は、あくまで部屋やホール等の反響をシミュレートしているのでプリセットのまま使ったとしても大きな違和感はありませんが、ディレイの場合は音を繰り返すためビート(テンポ)とのタイミングのズレがかなり目立つことになります。

こういったことから曲のテンポをもとに小節内の4分音符、8分音符、16分音符、32分音符等々の音符毎のディレタイム(ミリ秒)を把握しておくことはとても重要です。

また、リバーブの場合でもプリディレイ(初期反射)やリリースタイム(後期残響音)が最適になるようにこの音符毎のディレイタイムの値を活用して調整することをお勧めします。

リバーブの場合プリセットをそのまま使ってもあまり違和感が薄いと書きましたが、
例えば、どちらの場合でも曲中にブレイク(一旦停止)があったときに残ったエフェクトがテンポ感を維持できているかは、次の始まりに大きく影響します。

そのちょっとした一手間で音楽がより自然で聴き心地の良いものになりますのでぜひやってみてください。

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