モンストプロツアー観戦雑記

1/18(土)に行われたモンストプロツアー2019-2020(以下プロツアー)をYouTubeにて観戦した。

2020年初回の大会かつプロツアー後半戦の開幕、更にはアジアチャンピオンのどんどんススムンガが2ヵ月ぶりのツアー参戦と楽しみな要素は沢山あった。

大会の感想をサラっと書くと獣神亭一門の大復活である。これに尽きる。

獣神亭一門にとっては戦ったどんどんススムンガやGV(ポイントランキングトップチーム)というチームは「嫌な」相手ではないのではないか。というのが素人目の感想だ。

もちろんGVの威圧感のようなものはあるのだと思うが獣神亭にはあまり関係はないのではないだろうか。

むしろアラブルズやCatsのような若さと勢いのあるチームの方が苦手としそうに感じる。

もちろん獣神亭も年齢的に若いチームではあるがチームとしての長さは今池壁ドンズαとさして変わらない「昔からの強豪」である。

個人的には獣神亭一門が好きという訳では無いが優勝した時の華はどこよりもあると感じた。

獣神亭復活!!!だけでもっともっと書くことはできるが私が今大会で1番注目したのは各チームの応援だ。

会場の関係で観客の声などの拾い方はまちまちだとは思うが今大会はファンのバラバラな声援ではなく、贔屓のチームへの統率の取れた掛け声が目立った。

2度の機材トラブルがあったGVとはなっぷの1戦でもGVファン(何か正式名称あるんですかね)の掛け声の統率と大きさに驚いた。

獣神亭のファン(これも名称あれば教えてください)の黄色い声援も負けておらず、獣神亭vsGVはプレイングも含め見どころが多かった。

この応援の変化もモンストプロツアーの楽しみの一つで、この流れを生み出したのはモンストのプロにおいて絶対的な存在である今池壁ドンズαである。

プロツアーの開幕から自身のチームの応援団を結成しチームカラーである白のパーカーを来た1団が掛け声をしていたのである。

この光景はe-Sports(この呼び方は筆者は嫌いである)の観戦スタイルとしては新しいものだったと思う。

そらに追随して他のチームも応援団が結成され、先の大会のような応援合戦に近いものにまでなったのだ。

応援団は贔屓のチームを応援し、チームはその応援を背に戦う。現にプロ選手も「応援は力になる」と言っている。勝った負けたはあるがそこは勝負事、応援のおかげで勝利の1打が生まれているかもしれない。

そこに一喜一憂するのがスポーツの醍醐味である。

プロツアーは今年から完全に有料になっており、立派な興行である。金を取っている自覚はプロ選手にもあるはずで、こうなってくると勝利だけでなく魅せることも重要なのではないかと私は考えている。そういった流れになっているのは大変楽しみなことではあるが、来年のプロツアーが一部有料席となっていたらいよいよ危ない。

色々なところがe-Sportsをムーブメントとして扱っている、もしくは大会などのスポンサーになっており、各ゲームのプロ選手とよりよくしようとしているのは様々なメディアやSNSで見るが、どこも観戦者、もしくはファンと呼べる人たちのことはおいてけぼりな気がする。

もしかしたらモンストプロツアーは運営サイド、プロ選手、ファンの3つが盛り上げようとしている初めての興行なのかもしれない。

だがしかし、不満点もある。

ツアーグッズなどは正直プロツアーのグッズと名のついたモンストのグッズに近い。別にプロツアーの会場で販売するようなものでもないかなという商品が多く見られる(好きな人には嬉しいのかな)

あとは座席である。

今は価格が一律(複数購入で安くなるというのはおいておいて)なのもあるが基本的に会場に早くきた順の入場である。これでは応援がしにくい。今年はもう無理だとは思うがチケット購入時に座席の指定があってはどうかと思う。

〇〇の応援と選ぶとその贔屓チームの人同士が近い席になるというのはどうだろうか?なかなか難しいのは承知ではあるが、そういったことも来年のプロツアーをするにあたっての議題になって、何らかしらの措置があると良いなと思う。

このe-Sports(何度も言うが嫌いである)のさらなる躍進の年になるであろう2020年にモンストスタジアムが誰にも追いつけない領域に行くことを願う。




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