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さよならGoPro -GoProサブスクを解約した理由-

今からGoPro社のサブスク加入を検討している方は、私の経験を踏まえ、熟慮することをオススメします。

2024年10月、4年間加入していたGoProのサブスクを継続せずに解約しました。サブスクとは、年間6000円の定額で、以下のようなサービスが受けられます。

  1. GoPro撮影動画をクラウドに無制限でアップロードできる

  2. GoProカメラやアクセサリが割引き価格で購入できる

  3. 所有しているGoProカメラが壊れても、理由を問わず交換できる(有償)

1は、こりゃ便利だろうなと最初はおもったのですが、Synologyのプライベートクラウドを導入後は、まったく使わなくなりました。特にアップロードがアホみたいに遅いのが最大の欠点です。アウトドアの泊まりの撮影で、100GBの動画を撮影したとすると、それをアップするのに1日以上かかります。実用性がゼロです。

2は、追加バッテリー購入に使えるなと思ったところ、リチウムバッテリーは単品では海外輸送ができなとのことで、高額なカメラ購入時にいっしょに購入する場合は割引き・海外輸送できるという、詐欺のような仕組みでした。今は倉庫が日本にあるそうなので変わったかもしれませんが、騙されたと不信感を高めたサービスです。
新品カメラの割引きは、タイミングによっては確かにお得感があります。たしか100$位に割引きだったと思います。ただし、通販各社のセールやポイントでも、それより安い場合が多数あります。GoProサブスクには最低額保障はありません。

3は、最もむかっ腹が立ったサービスで、今回解約することになった理由です。私はMAXを利用していますが、通常利用をしていて、電源ボタンのゴム部分が破損してしまいました。水中撮影をするため、破損で防水性がなくなってしまったので、これ幸いと交換サービスを利用しようとしましたが、以下のような問題が発生しました(そもそもゴム部品の交換で2万円近い費用がかかることが問題ですが、GoProの商品修理は遅くて高いが有名なので、ここでは話題にしません)。
今回解約とした具体的な理由は、この故障交換に関する懸念が決定打です。明らかに企業施設として同意できない事項ばかりです。昨今のGoPro終焉のネット記事通りかと思いました。

  • 99$の有償交換というのが眉唾:カタログには99$で理由を問わず交換できると記載されています。しかしながら、実際に必要な金額は99ドルに消費税の10$、さらに送料の10$が加算され、合計119$になります。また換算レートも悪く、逆算すると150円位でした。消費税加算はWEBの説明にはありますが、送料までかかるとは。。。 また、どうせ新品ではなく、再生品を送ってくることは過去の経験からわかっています。このようなことが当たり前の企業姿勢は、応援する気力を無くさせます。

  • 外国人による低品質な電話対応:ヘルプからチャットサービスが無くなり、全て電話サポートとなりました(2024年10月現在)。そしてオペレーターは、ニックネームしか名乗らない外国人スタッフです。日本語能力はそれなりにあると思いますが、正確なコミュニケーションが取れないレベルの担当者に当たると最悪です。会話が成立しません。訓練で、否定的な発言は声を大きくしろと言われているのか「○○はできません」ばかりが明瞭です。
    さらにオペレーションセンターもセンターの体をなしておらず、隣席のサポート担当者の声が筒抜けです。隣のオペレーターが話す「○さんですね。電話番号は○○ですね」がまるまる聞こえます。個人情報筒抜けじゃん。日本のプライバシーマークなんて取得どころか、用語も知らないのかもしれません。
    電話サポート開始時に、自動音声で「録音する可能性があります」と一方的に言われ、了承しない前に通話がはじまりますので、私もそのタイミングで「録音させていただき、場合によっては公表する可能性があります」と一方的に伝えています。今のスマホは自動録音が普通ですから。

  • 交換費用の決裁システムがポンコツ:交換費用支払のシステムは、GoProが誇る世界的なシステムとのことなので、gmailかhotmailしか受け付けないとのこと。それって世界的ではなく、アメリカ専用では? というツッコミは別として、フォームのメアド欄に、日本国内プロバイダーのアドレスを入れるとエラーになるというポンコツなシステムです。また電話オペレーターによるその説明もムチャクチャで、適当に架空のgmailアドレスをフォームに入れればよいと説明をされました。架空って、もし実在したらそのアドレスに決裁情報がメール配信されるってことですよね? これが世界企業のやることでしょうか? 呆れて口が塞がりませんでした。退会の決定打です。

  • ビジネス文章になっていないメール:以下がやり取り後に送信されてきたメールのスクショです。ひとむかし前の翻訳のような詐欺メールによくあるような文章で、ビジネスメールの体をなしていません。それともコレが若者に寄り添った多様性のある文章なんでしょうか。。。(←まねてみた) 
    購入者が多い日本語がわかるスタッフが皆無なんでしょうかね? 残念でなりません。

GoProからのビジネスメール 読むに堪えない。。。

グッバイ GoPro !


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