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Step 8: 送信アンプとローパスフィルタ (TX Amplifiers and LPF)
ヘッダの写真がここまでの工程を作ったものになります。
DIY7-7 IFT 2個(14MHz 版では DIY7-14)からなる BPF、 C3357, D882, IRF640(14MHz 版 では IRF-530) による3段の送信アンプ、2段の LPF を組み立てます。まずは回路図をご覧 になって理解してください。
![](https://assets.st-note.com/img/1661759496884-M8b3UctoBt.png?width=1200)
ホームページにある送信のブロックダイヤグラムを見てみると、わかりやすい。
![](https://assets.st-note.com/img/1661759667564-9v3Dt5XrfV.jpg)
緩衝増幅とは?
送信機の初段に置かれる発振器と最終段の増幅器との間に置かれる。送信するときには、最終段増幅器や励振増幅器に大電流が流入するために急激な電圧変動や入力定数の変化が生じる。このとき、発振器が、これらの影響を受けて送信周波数が変動しないように、この増幅器を間に挿入しておくのである。
後段の影響により、前段の発振器の発信周波数が変動しないように間に入れる増幅器のこと。これにより、後段と発振器との結合は「疎」となる。
緩衝増幅器は入力と出力の周波数が同じストレート増幅である。
ふむふむ。発振器で発振した周波数を変動しないように、ファイナルの手前に入れておくゾーフクキ、というわけか。
励振増幅とは
〘名〙 小さな振幅で、振動を起こさせたり振動を大きくしたりすること。増幅用真空管の電極に入力電圧を加えて電気信号の振幅を増幅させるなど。
CS-40Vの回路図によるとここで、8Vから13.8Vに電圧が上がっています。
今の私には、そのくらいの理解しかできません・・・
他の書籍に、このあたりの3段構成についての詳細が書かれているのを発見しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1661843152614-JhQS4ZaGT4.png)
上記画像はネットに落ちているサンプルから拾ってきました。
この本は現在PDF版で手に入るようです(私も持っています)
しっかりと読み込んで理解を深めようと思います。
最後の電力増幅がいわゆるファイナルですね。
最後に、LPFでスプリアス成分をカットするところは、CW送信機と共通する、定石といえるかと思います。
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