アマチュア無線の楽しみ方②
昨日は、ハンディトランシーバーとHFトランシーバーの電話交信の楽しさを知るところまで、お話をしました。
ひとしきり、V/UHF帯とHF帯の電話で、会話や電波の飛びを楽しんだら、他のモードに出てみましょう。
第四級アマチュア無線技士の免許で他のモードに出るとなると、FT8(デジタルモード)というのが良さそうです。
パソコンとオーディオインターフェース、7MHz SSB(LSB)での通信ができるトランシーバー、が必要です。
パソコンの画面を使い、チャットのように交信します。
私もまだ一回しかやったことがないのですが、例えるなら、SSBやFMでの交信が一本釣りとすると、FT8は地引網のような感じです。
ポチポチ、ボタンを押すだけで、簡単に交信が成立します。
パソコンの設定が最初少しわかりづらいですが、人気の為、人が多い事もあり、短時間でQSO実績を積み上げられます。
そして、FT8の次は、第三級アマチュア無線技士の資格を取り、CW(電信)モードに挑戦してみましょう。
モールス信号を覚え、とにかく良くワッチして、波を出してみる。
モールス通信は、習うより慣れろ、と言う言葉がぴったり来ます。
1回目はボロボロだと思いますが、3回くらいQSOすれば、だいぶ感覚が掴めます。
単純で心地よい600Hzのサイン波の断続音が、少しずつ意味のある文章になっていくのは面白いです。
また送受信機の仕組みが単純で済むので、自作も簡単で実用性の高いものができます。
ただ、最初は、完成品のリグでやるのがいいと思います。
自作だと、うまくいかない時の切り分けポイントが多岐に渡ります。
送信機が悪いのか、アンテナが悪いのか、ケーブルが悪いのか?はたまた、キーイングが悪いのか?
分からず、心が折れそうになります。
いったん完成品のリグで、機械的なところの心配がない状態でモールスの通信テクニックを磨いてから、自作機にチャレンジするというのが良いと思います。
QRPLabsのCW専用トランシーバーを、完成品で買うのが良いかもしれません。
モールス解読機能も付いていて、5W出せて、コンパクト、リーズナブルな価格。
もっとパワーが欲しければ、オプションで50Wリニアアンプも選べます。
自作でやるなら、QP-7Cの改造版というのが俄然おすすめです。
どこがそんなにおすすめかといいますと、
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