見出し画像

創作するという事

どうも、ふにゃにゃん♪です。

今回は絵を描き始める事になったきっかけと、その過程で感じた色々を書いていこうと思います。

今のボカロPは大変

前回書いたぺりかん先生(@pekarika0031)と、動画の話になりました。

曲は出来たがそこからの動画作成が大変だと、ざっくりと言えば曲や歌詞に合わせて絵面やストーリーをイメージし、3Dモデルを動かしたり背景を付けたものを編集していく作業になります。
勿論その背景や3Dモデルのクオリティは、動画の良し悪しに大きく作用します。

ぺりかん先生は元々バンドのギタリストで、音楽に関しての知識や技術は有していましたが、動画作成に関しては全くの素人でした。
この時点で数本の動画を上げていたので、それなりにこなれたてきてはいましたが、やはり本人の熱量的に楽曲制作に比べて数段落ちるものだったかと思います。

多くの音楽系の動画制作者が感じている事とは思いますが、今は曲を書いて歌を入れて、はい終わりとはいきません。
より多くの人に聴いて貰うにはどうしても動画(MV)は避けて通れないものになっています。
だからといって皆がその知識や技術を有している訳でもなく、それらに興味があればまだしも、そうでなければそれらの作業は苦痛以外の何ものでもないでしょう。
一方で商業ベースに乗るようなボカロPのMVは、楽曲もさることながら動画自体のストーリー性やキャラクターデザイン、その作画レベル等が高い次元で作成されおり、それぞれの要素単体を抜き出しても、それ自体が単独で作品と呼べるものになっています。
現状ボカロPに求められる知識や技術は非常に多岐に渡り、しかもそれらに高いクオリティが求められていると言えるでしょう。

ちょうどこれを書いている時にラジオから BUMP OF CHICKEN の『記念撮影』(私が大好きな曲です)が流れて、YouTube のリリックビデオを視聴し直したのですが、改めて唸ってしまいました。​

3Dモデルを触ってみたい

ぺりかん先生は3Dモデルを『VRoidStudio』という無料のソフトで作っており、私はモーションに関して『ミクミクダンス・ムービング(MMD・MMM)』を動画等で知っていたので、それらを合わせて一度試してみたいと思い Twitter の時と同じく手解きを受けました。

しかし、ここで大きな問題が発覚します。
私のノートパソコンではMMDでなんとか、MMMに至っては起動すらしなかったのです。
私のパソコンの使用用途はネット巡回がメインで、それほどのスペックを必要としていなかった為、それまで特に困る事もありませんでした。
ぺりかん先生からは、まずパソコンの買い替えをしないと作業は出来ない旨を伝えられ、軽くへこみつつなんとか出来る事を教わりながら作業を進めました。

3Dモデルの細かい変更の仕方や、それにポーズを取らせたものをコマ撮りしたように繋げ、クレイアニメーションのように動かしていく。
当然の様に、中々思い通りにはいきません。
その時の、私の率直な感想は『こんなモン、時間なんぼあっても足らんやろ(汗)』でした。
初めて触った事を差し引いても、多少慣れた所でまともに作業出来る様になるには膨大な時間と精神力が必要だと感じました。
また同時に『これやったら、手描きのがほうがマシちゃうか?』とも。
それも今では、浅はかな考えだったと痛感していますが。(汗)

とりあえずやってみよう

それから数日たったある時、YouTubeでアニメレビューをしている方が視聴者の描いてくれるファンアートに触発されて絵を描こうかと思っている旨の発言をされていました。
私も Twitter などで白猫のファンアートなどを目にする事も多く、漠然と絵は描いてみたいと思う事はありましたが、液タブや板タブならパソコンのスペックが、タブレットは白猫専用機の iPad mini 4 は持っていましたが Pro でないと筆圧感知はしない等、環境を揃えるとなると現実的ではないと考えていました。
それらの発言の中で無料のソフトなら ibisPaint かな?と話をされており、興味が湧き始め色々と調べていく内に、とりあえず今の環境で出来る事をやってみて、不満に思う事が出てきたらその時また考えようという気持ちになりました。

6月末に ibisPaint をダウンロードし、2~3千円のスタイラスペンをネットで購入しました。
因みに見出し画像は、何もわからない状態で初めて指で描いた物です。(笑)
この時には『これ、ちゃんと描けるようになるんか?』と不安にもなりましたが、スタイラスペンが手元に届いてからじっくり取り組もうと、様々なお絵描き関係のノウハウ動画等を見て勉強をしていました。

ペンが手元に届き、とりあえず何を描こうかと考えた時、白猫や流行りのアニメのキャラだとより厳しい目で見られるだろうと思い、家にある昔の画集やイラスト集から『村田蓮爾』さんのイラストを模写する事に決めました。

4仕上げ

ぺりかん先生のイラストは別にして(笑)、私の初めての作品になります。
さすがに背景までは手が回らず、『なおみ@purumienaomi』様からお借りしました。
現在は活動されていないようで、少し残念に思っています。

絵を描くという基本的な事も、アイビスの機能なども理解していない、何もかも手探りな状態ながらもなんとか形に出来ました。
ブラシの使い分けやレイヤーの使い方もわからず、色塗りに至ってはデジタルで描いているにも関わらず、アナログ的に1枚のレイヤーに塗り重ねています。

ぺりかん先生の反応は

『ふにゃ♪さんの事、評論タイプの人と思ってて創作出来るイメージ無かったんですが、そのくらいの能力はデフォで持ってはったんですねw』

『逆説的にそういう気質であれば、今までになんかやってそうなのにそこが全く無かったから。』

『勿論褒めてますよ、普通に上手やと思いますしw』

まとめに

何事もそうですが実際にやってみないと、その作業にどれ程の労力が必要でどれ程の時間を要するかは分からないものです。
世の中には膨大な量の映像や音楽が溢れており、それらがさも簡単に出来ているかのように錯覚してしまってはいないでしょうか。
楽曲・3Dモデル・モーション・イラスト等々の制作、ましてや動画に至っては映画などと同じく総合芸術となり、並み大抵の努力では完成させる事は出来ないでしょう。
私は絵を描くこともこの note も、インプットとアウトプットを繰り返しながらゆっくり積み重ねていけたらと、至って私的な趣味として無理せず楽しんでいけたらと考えています。
生温かい目で見守って頂ければ幸いです。(笑)

散漫な長文になってしまいました。
最後に、創作に携わるすべての方々に畏敬の念を。

次回は、初作品作成時のあれこれについて書きたいと思っています。

では、またの機会に。 <(_猫_)>

もちっと色々と積み重ねたらぁ、改めてサポートメッセージ書かせて頂きまッス ( ̄^ ̄)ゞ