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【首都高バトルの新作が正式発表されたので】首都高バトルの思い出話+α

先月に投稿した記事で首都高バトルOnlineについて触れたのですが、
あれからおよそ1ヶ月後、2024年8月22日。

steamプラットフォームで首都高バトルシリーズの新作が発表されました。

今年3月頃の某チューニングショップのブログ記事を発端とするリーク騒動以降、
熱心なオタクは色々と情報を集めていたようで、新作が出る可能性はかなり高いだろうという見方もあったわけですが、
公式発表されたことでついに確定したわけです。万に一つ、延期を繰り返したりして発売が伸びたり中止になる可能性が無いわけでもないのですが。
件のショップのリーク情報では「2024年発売予定」と言われていましたが
公式発表では2025年発売予定です。「2024年中に発表する」と言われていたのを勘違いしたのか、正式発表までに2025年予定へと変更されたのかは不明。
ともかく発売はまだとはいえ表に出てきた以上、続報を座して待つのみ。
現状はコンシューマでの展開予定なども不明ですが、
発売時期がずれてもいいのでPS4/5版やSwitch版も出て欲しいですね。

首都高バトルとの出会いを振り返ってみた。

ゲーセンでSEGAとナムコに染まりながら育った幼年期だったもので

そもそも自分がどこで首都高バトルと出会ったのか、というのをいざ思い出して見ようとすると記憶が曖昧で、
それこそ首都高バトルOnlineがシリーズ初体験だったかもしれないんです
よ。
親の買い物について行っては待ち時間にゲームセンターのデイトナUSAやレイブレーサーで遊び、
自宅ではチョロQシリーズを熱心に遊んでいたクソガk…少年だったものですから、
実車系のレースゲームとの縁がまず謎なわけです。
たぶん「現実のスポーツカーを収録したレースゲーム」を意識しだしたのは友人宅で遊んだグランツーリスモ4、
ゲーセンの湾岸MIDNIGHT R及び頭文字D ARCADE STAGE(初代)あたりからでしょう。
そんでもって首都高バトルよりPS2版湾岸MIDNIGHTの方を先に遊んでいた、というある意味変則的な流れですね。

首都高バトル初体験は01から

首都高バトルOnlineと01はどっちが先だったか本当に記憶が曖昧なのですが、とにかくPS2湾岸→首都高バトルという流れで入ったのは間違いない。
ドリームキャストは所持していなかったので必然的にPS2の0か01からということになり、01から首都高バトルを始めることになるわけです。
ナンバリングわかりにくいせいでどっちの方が先なのか分からなかったのもあると思います。
01の初回プレイでは終盤に所持金溶かしてたせいで疾風のファンファーレの出現条件(所持金1億CP以上)を満たせずひたすらワンダラーと再戦して所持金を貯め(シャコタンにしてれば出る運転員あたりが狙い目。そもそもボス撃破ボーナスを使い切るなという話ですが)、完全クリア直前にセーブに失敗してセーブデータが壊れてしまったんです。
謎の行動力を発揮した当時の私は元気のユーザーサポートに電話して
復旧方法を聞くものの最初からやり直してくれと言われ、
それでも諦めきれず(はよ諦めろ)ネット上を彷徨って攻略サイトを巡り、
後にレーシングバトル公式サイトにリンクが貼られていたユーザーホームページのひとつである「最速の館」にお世話になるわけです。
結局最初からやり直したんだけども。
「最速の館」の管理人であり当時いくつかネット上に存在していたチームのひとつ「TGR」のリーダーでもあった「紫速の不死鳥」氏は後に大病を患われた後に快復されていたようですが、その後の足取りは不明です。
ご健在であられて、首都高バトル新作発表の報をどこかで聞いていてくれればよいのですが。

0,X,それとKAIDOとRB

首都高バトル01を無事クリアしてエンディングを迎えた後、
首都高バトル0も購入してクリアしているのですが、この後のプレイ順が思い出せない。
レーシングバトルは発売日に購入して、それ以外はベスト版や中古で揃えている(01もベスト版発売後だったのでベスト版新品購入だったはず)ので、
レーシングバトルが基準点になりそうですが
恐らく01→RB→0→KAIDO→PSP版→首都高Xの流れ。
ぐちゃぐちゃやんけ。Genki Racing Projectのゲームはナンバリングや発売順気にしなくても面白いので是非遊んでください。あと元気さんは過去作のアーカイブ化も検討してくださいお願いします。
街道バトルシリーズはKAIDO 峠の伝説以外は未プレイ。街道バトル2はブックオフの棚の守護神になってたやつを今年に入ってようやく確保してきましたが。
この中だと首都高バトルXを遊んでいた人が少なそうですが、
XBOX360用ソフトだからね。仕方ないね。
私は当時Forza Motor Sport 2を遊ぶためにPS3より先にXBOX360を買った
ので、特に問題なかったのですが。

Assetto CorsaのSRP(Shutoko Revival Project)

Assetto CorsaのMOD環境を整えれば首都高シミュレータになり、
オンラインサーバーにおいてはプレイヤー同士の対戦システムとして
SPバトルを再現したサーバーも存在する、というのは知ってる人は知っているお話ですが
なぜ首都高バトルの話のついでにAssetto Corsaの話をするのかというと

  •  コースだけでなく首都高バトル01に収録されたショップコンプリートカーのMODがだいたい揃ってる

  • それっぽい国産チューニングカーのMODも探せばゴロゴロ出てくるし、
    SRP向けのCar Packも存在している

  • 元気が首都高バトルXの開発データを発展させて作り込んだPS3版湾岸MIDNIGHTの首都高モデル(コースデータ)及び一般車両のデータを抜き出して改変・改造を行ったものが使用されている

というのが理由で、特に3番目。真面目に追及するとかなりマズいのですが、あらゆるPCゲームのMOD界隈に置いて「他のゲームから抜き出したデータを移植したMOD」はよくある話でして。
「首都高バトル新作出るまえにAssettoCorsaで首都高走れるらしいしそっちを遊んでみたい」という方にはその辺は留意しておいてほしいかなと個人的には思った次第。
グレーゾーンを駆け抜けるのであればどこかで見た事のあるデータをかき集めた「ぼくの考えた峠・首都高・サーキットどこでも好きな車で走り回れるゲーム」になるのがAssettoCorsaなのだと。
ちなみにSRPを遊ぶためにdiscordに入る必要は無くて、上手いことやれば首都高バトルごっこするのに必要なモノは揃います。バージョン古かったりはしますが。

もちろんなかなか大手のレースシムや実車系レースゲームでもお目にかかることがないようなマニアックな車やコースを有志が作り込んだMODも多数ありますので、MOD込みでクリーンに楽しむならそういう方向性で行った方が間違いなく健全ですしね。アルトバンで国内のミニサーキット行脚するのも楽しいゾ。

それでも、首都高バトルの新作が出るという意味

発表と同時に公開されたスクリーンショットを見る限りでは、
コースモデルは首都高バトルX及び湾岸MIDNIGHTで使用された、
2005~6年頃に取材されたデータを元に作り直したものの可能性が高い
のですが、「原点回帰」をテーマに掲げているということなので、
2010年代~2020年代初期の首都高を再現するよりは、当時のままでいきたいということなのかもしれません。

さて、Assetto Corsaで首都高走れるという話をしましたが、
Assetto Corsaはその仕様上カスタマイズ要素に関しては性能面では車両データを格納したファイルを編集して直接数値の書き換えを行い、内外装に関しては色変え程度ならペイントソフトやコンテンツマネージャーのカスタムショールームでも可能だったりしますが
パーツの変更ともなると3Dモデリングソフトを用いた編集が必須となるため、「自由度は無限大だがハードルも高い」ので、

「カスタマイズ要素も含めてゲームとしてパッケージングされている」
という点はさすがに真似できない部分でして。そこが強みだと思っていま
す。なにやらアートファクトリーも"匂わせている"みたいですし。

個性豊かなライバルやプレイヤーの通り名を実績に応じて命名するB.A.Dネームシステムという唯一無二の部分も流石にほかではマネできていないので、
「Assetto Corsaで首都高走れるから首都高バトル要らんやろ」とかいう奴がもし現れたとしてもなにもわかってないので無視していい。まさに「笑わせるぜ 何も見えてないくせに」と。


首都高バトル01やレーシングバトルの頃にメディアとのコラボが盛んだったから、
時流にのって自動車・ゲーム業界のメディアサイトの関係者がワンダラーで出たりするのかなとか、あるいはYoutuberもそういった枠で登場するかもしれないとか、
イマドキはDLCやシーズンパスで売る方法もあるから発売時は都心環状オンリーで後から湾岸線や横羽線を追加コンテンツで売るようなやり方はカンベンしてほしいなとか、想像を掻き立てられる部分は既にたくさんあるのですが、経営不振による会社再編以降、長年裏方や下請けを行いながらも着実に力をつけてきた元気が長い沈黙を破って再び世に送り出す「首都高バトル」が私たちを大い楽しませてくれることを願い、待ちましょう。



追記:ところで

私、X(旧twitter)で「首都高バトル新作発表されたら古めのレースゲームとか遊んで配信するVtuberやります」という話をしてしまっていたのですが。
え?マジで?本当に新作出すの元気??ぼくもVtuberやらないとだめ?え??

VRChatでぼっち旅用に制作したモデルをもとにAI画像生成、限界レースゲームオタク系狐耳美少女

諸事情により安定して定期的な配信を行うのはかなり厳しいのですが、
ホントどうしましょうね?

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