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エクストラレギュレーションにおける特性ロック対策



エクストラレギュレーションに慣れてきてメタを考えた構築をしたい人に送ります。ある程度自信を持って書いていますが、考え方が違う人がいたら優しい目で見ておいてください。
カードの画像は貼っていないので、そこそこエクストラに触れてないと読みづらいかと思います。(貼っていいのかわからないです。)

①特性ロックの種類を知る(環境で使われているカードに限る)
縛りが強い順
🥇ダストダス 全ての特性を消す
🥈ソーナンス  エスパータイプ以外の特性を消す
🥉テツノイバラ 頂きへの雪道 ルール持ちの特性を消す 
4位クレッフィー、サイレントラボ たねポケモンの特性を消す
5位ハバタクカミ バトル場の特性を消す

という感じです。
こう見るとエスパータイプ以外のたねポケモンの特性持ちは肩身が狭い思いをしていそうです。

②特性ロックに対する最強のメタカード
上記全てをどのデッキでも対策できるカードは1枚しかありません。(たぶん、、、)
それが隠密フードです。
持っているポケモンは相手の特性の影響を受けません。
隠密フードのメリット
・全ての特性ロックを無効にできる。
・相手は自分自身の特性ロックで動けなくなる場合あり
・ぼうけんのカバンやシークレットボックスを持って来ることが出来る。
・グッズロック+特性ロックから抜けることができる
隠密フードのデメリット
・手札から出た時の特性は使えない
・隠密フードの枚数分しか特性ロックを避けられない。
・もちものが埋まる→軽石が使えないため逃げエネが重いポケモンとの相性は悪い

というわけで、強いですね。
隠密フードを強く使うことのできるデッキの条件
⑴特性を働かせたいポケモンが一匹
⑵どうぐをサーチできる
これが特性ロックに対策が用意しやすいデッキの特徴です。ちなみに研究所アーケオスはこの理論に則り、とアーケオス一匹で動けるアタッカーの採用とピオニーを採用し、グッズロック特性ロックに対応できるようにしています。
イライラかふんのラフレシアが隠密フードをつけるのは対策の対策として最強です。

③ダストダスのダストオキシン対策
ダストダスの採用先は、ドラゴダスト、ダストクワガノン、ダストツキ、イルカマンです。
前二つはグッズロックと一緒になることも多く、フィールドブロアだけでは対策にはならないです。
後ろ二つは、ブロアのみで解決可能です。
環境トップに君臨するドラゴダストの一番強い動きがグッズロック特性ロックであるため、そこに抗えるようにしましょう。
グッズ以外で対策ができるカードはザオボーくらいです。幸い汎用性の高いカードであるため、気軽にデッキに入れられますね。
また、ラフレシアが環境にいる時は、勝ちに行くデッキはザオボーがほぼ必須です。多分グッズロックの項目を作るので詳しくはそこで書きます。
とはいえ、ダストオキシンは非常に対策が難しいです。ダストオキシンを強く意識するのではなく、構築上での対策は最低限に留めて、プレイングでカバーするのも大切です。幸い基本的立つのは遅いため、プライマルターボで先を見てエネルギーを貼っておくとか、ブロアーにつながるカードを握っておくとか。なんとか踏ん張ってあらがいましょう。

④バトル場で働く特性ロック対策
ソーナンス、イバラ、クレッフィは刺さるデッキがそれぞれ違います。
ソーナンスは一番範囲が広いロックですが、カプテテフgxから解決するカードをサーチ出来てしまいます。イバラとクレッフィはそれを許さないため、少し硬いです。カプテテフgxや他エスパータイプの採用が見られるデッキはソーナンスは刺さりにくいです。クレッフィはたねポケモン主体のデッキにはぶっ刺さり、対策になりうるカードを積んでいない限り、ゲームの主導権を握られてしまいます。
イバラもクレッフィ同様です。

共通の対策カード
⑴相手を入れ替える
グッズだとあなぬけのひもやカウンターキャッチャー等
サポートだとボスの指令、グズマ等
⑵特性を消す
ポケモンだとクレッフィ、ハバタクカミ
※バトル場に出す必要あり
グッズだとキャンセルコロン
スタジアムだとサイレントラボ

ソーナンスの対策カード
⑴カプテテフgxとそれに繋がるボール
 サポート1枚でやりたいことが出来るようにしておくのが理想です。縦引きに頼って負けましたはしょうもないです。

というわけで採用しやすいカードが多いですね。ソーナンスめんどいってなるデッキはこれらの採用を考えましょう。

⑤特性ロックに強いデッキに組み替える。
まずは現状特性ロックに強いデッキの紹介から。
ドラゴなら1ターン目でエスパータイプのオドリドリのバイタルダンスくらいであとはドラゴを置ければ強いです。ボールに触れるための特性以外はクレッフィとダストダスしか刺さりません。
裏工作リザードンだと、1ターン目はなにも使わず、2ターン目で裏工作とリザードンのれんごくしはいと動きます。2ターン目であればサポートが使えるため、カイからあなぬけのひもでバトル場にいる特性ロックは簡単に解除できてしまいます。こういった特性を使うタイミングと採用カードが噛み合っている構築も特性ロックには強いと言えるでしょう。
そのため、ダストダスしか刺さりません。
他にも黒馬やサーナイトはエスパータイプでソーナンスが刺さらないだけで十分特性ロックに強いデッキと言えます。
例に漏れず、ダストダスは刺さります。
当然ながら特性に頼らないホルビー系統も強いです。
ダストダスは刺さります。

ここから極端にパワーを下げすぎず、特性ロックに強くするために、構築を変えていきます。
ドラゴならとにかくドラゴがおければいいので、ボール以外にも嵐の山脈の採用、エスパータイプで特性からボール等のグッズに繋がるミュウの採用。
裏工作リザードンなら各種対策カードに触れられるようにカイを4枚採用し素引きで引けるようにしておく。もしくは、チリーンのようなサポートをサーチする技を後1で使う。
サーナイトや黒馬は詳しくないですが、カプテテフgxだけで展開できるようになっているんだろうと思っています。そのためのゼイユやミツルからのミラージュステップだろうと考えていましたが、違ったらごめんなさい🙇‍♀️
いずれのデッキもザオボーもしくは、ブロアーでダストの対策をして起きましょう。

では、ルギア系統はどうなっているのか
ルギアは2ターン目(ミツルの場合は後1)アッセンブルスター、プライマルターボの順に使用します。
ルギアで一番強い動きのコンプレッサーでアーケオス2枚とミツルからバトルサーチャーでミツル回収としてもこの回数は変わらず、タイプはノーマルです。ルギア側からの返しは、キャンセルコロンサイレントラボです。サポートとの噛み合いも悪いので、特性ロックはかなり厳しいデッキです。
ネガティブなことしか言っていませんが、それでも勝てるルギアはデッキパワーが高くすごいデッキです。

まとめ
特性ロック対策で優秀なカード
①隠密フード
②ザオボー、グズマ
③ブロアー、あなぬけ
④上記をサーチできるカード

特性ロックに強いデッキと弱いデッキ
構築上自然に①〜④を採用できる、もしくは特性を使う回数が少ないデッキが特性ロックに強いデッキでそうでないデッキが特性ロックに弱いデッキです。
環境にいるデッキがなぜ環境にいるのか分かるような気がしてきますね。そして、エクストラの中堅がトップ層に入れない理由も分かりますね。
もう特性ロックに弱いデッキは割り切って戦うか、自分もロックをかける側になるのも一つの手だと思います。
考えすぎると辛くなってしまいますが、こういうカードプールの中で勝てる構築を考えるのは楽しいのでおすすめです。


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