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日本人であるがゆえの幻想

 
北海道企業が初めて外国人就労者を海外から受け入れする場合、アジア諸国からの外国人就労者が入社するのを本当に楽しみにする。とても期待して受け入れをするのである。

ところが、期待する水準の想定が信じられないくらいに高くなってしまう。特に入社後の直後から一生懸命に教えようと様々なことを教えて行くうちに、、、。

日本人以上に期待してしまう。
あたかも彼らがまるで自分のいうことを聞くようになれみたいな発言、

また、「 私の言うことを聞かない、覚えない」と言い出す。

しかしこれらの問題のほとんどは、日本語を聴きとる力、話そうとする緊張状態の経験不足によるものである。

この手の問題は、一年も経つとそのほとんどが問題なくなってしまう。彼らはもの凄い吸収力により成長するからだ。

また、ベトナム人なら、その母国特有の仕草、ため息の仕方、相づちの意味になる舌打ちの習慣、絨毯などに座ったのきに体育座りをしない正座をしない、机に座ったときは頬ずえをつく、などなど。

あげると切りがなくなる。

日本人ではないから日本人みたいに出来ないのが当たり前だということだ。


「 私の言うことを聞かない、覚えない」と言い出すなど、これらは実は過去の私自身でもあったから本当によく理解出来るし、その言い出す人の心理状態も手に取るように痛いほどよくわかる。

新年を迎えるにあたりこのことを戒めて健康の願いと成長、希望の気持ちも込めて至らなかった自分自身の胸に刻む。

#東城敬貴  #アイアジア #日本人であるがゆえの幻想 
#初めての外国人就労者の受け入れ
#良いお年を

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