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なんてことない 日記 - わしらのいとしいしと(指輪)の正体は?

指輪、わしらのいとしいしと。寝ても覚めても My Preciouss と大騒ぎです、中つ、中つ。



大学生の頃、授業中に『指輪物語』の、一つの指輪とは何を表すのか?という先生の問いに誰も明確に答えられなくて先生曰く「ガソリンやウラン鉱石などの燃料ではないか?」と。私達の生活において必要不可欠なのは重々承知の上だけど、これらの限りある資源に頼り切りの生活を続けて 果たしてこれからも成り立つのであろうか? それに環境への影響は? 今すぐこの便利な生活環境を手放すのは難しいけれど、我々はいずれこの指輪を手放さねばならないのでは… そう仰られていました。

時は1999年頃、イメージでは世紀末真っ只中(世紀は1〜100年のカウントなので20世紀においての世紀末は2000年なんだそうです、なんかややこしい)

それこそ戎橋商店街でケンコバとサバンナの高橋ちゃんが楽しそうにうどんミニコント(うどんに関しての喧嘩が始まる ⇒ 仲直りしてうどんを食べに行く)を披露しつつカラオケ屋に入店したり、京阪淀屋橋駅から御堂筋線淀屋橋駅への連絡通路に通じる階段付近にて中川家の礼さん(礼二さんの小学生の頃のあだ名、ちなケンコバはバコちん)が地下鉄に乗り 車内で彼の近くに張り付きヒソヒソ話しつつ様子を探っていたJKたちをなんば駅で降りるや否や猛ダッシュで巻いているのを見かけたような古き良き時代です。3人共今や全国区ですわ、いい思い出です。

19才そこいらの、まだまだひよっこたちに例の指輪が何の象徴なのか なんてなかなかの難問だと思います。


そもそも作者であるJ·R·R·トールキン先生は例の指輪が何の象徴なのか明言しておらず、読み手に解釈を委ねるスタンスだったので余計に難しいというか自分なりの解釈が的外れではないか心配になるし、とても授業の一環で人様の前で発表しにくいよね。

私のあの頃からの解釈は、もんのすごくベタに強大な権力や有り余る財かな。ベタすぎてお恥ずかしや。

43才目前の今もその見解はやっぱり変わっていなくて、つい最近も " いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を " でお馴染みのママスタセレクトでリバイバル掲載(初回 2021年7月~)された名作中の名作 【月10万で狂った義実家!物語】を見直して嗚呼恐ろしい恐ろしいと震えあがった次第です。

簡単にざっとあらすじを載せると、夫トシヤさん(結婚当時26才)は社会人ホヤホヤの頃はお金があったらあるだけ使うザルな部分があったので母親(トシヤ母、もしくは姑)が通帳管理していたそうで、息子の結婚後も引き続き通帳管理を行うとのこと。新妻サヤカさん(当初24才)はデリケートなお金の部分なのでやはりネガティブな感情がよぎるものの 会社経営者の実父(サヤカ父)に相談し納得のいくアドバイスと対策を得たので姑に引き続き通帳管理を任せることになりました。

13年後、手つかずの貯金はざっと1,500万円は貯まっているはずでマイホームの頭金に当てるべくトシヤさんは実母に返してもらおうとしますが…


サムネ画像の通りの、最悪の結果ですわ。


およそ1,500万円の貯金は実際に12万円ほどしか残っておらず125分の1の有り様です、姑曰くその使用用途は職を転々とする家計の苦しい娘(トシヤの実妹)一家の生活費にあてがわれていたとのこと。

… 嗚呼、怖い怖い。

どうしてこのお姑さんは息子一家の大切な貯金に手をつけてしまったんだろう、親として娘も大切なのは分かるけど息子だって同様に大切なハズなのに。

この姑さんがどうしても妹さん一家を助けたかったのなら自身で仕事に就き 苦労してお金を用立てならその価値や有難み、その重みを改めて認識し 娘や娘婿に発破をかけ ここまで甘やかさなかっただろうに…



その美しく強大な力を持つ指輪(私の見解では権力や富)は本当に取り扱いに注意が必要で、溺れ 飲み込まれてはいけないよな… 最近そんな風に考える日々です。

まぁ、私はその指輪から一番遠い位置に居るんですけど〜 🤣


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