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   My sincere condolences.



あき竹城さんの訃報を知った。個人的に好きな女優さんだったのでショックが大きかった。



私があき竹城さんのファンになったキッカケは夏休みに見ていた昼ドラだった、『ある日突然…』というタイトルでヒロインの直子役だった。

ヒロイン 直子は表向きは平凡な主婦ではあるものの、夫 義之は不倫に勤しみ ろくに家計にお金を回さない。夫の連れ子 桃子は思春期で反抗期真っ盛りな上に生意気な性格なので直子をバカにする、姑とも関係が上手くいかない…

直子は大人しい性格から1人で悩みを抱え耐えている最中、雨の夜にタクシーで乗り合わせた若いワケありの男 冴木と車内置き忘れの大金を発見し思わず山分けし着服してしまう。

共通の秘密を隠し続けるため。隠れて冴木に会い続けるものの血の繋がらない娘 桃子や姑からは外で浮気をしているのではないかと疑われ始め直子はどんどん追い詰められていく…



劇中、桃子や姑に苛められ、夫にも相手にされず 始終沈んだ表情で耐え続け、更に大金の着服による罪と秘密の重さと良心の呵責で心中(私は怖かった…)と呟く直子がとても可哀想で可哀想で…


あの不憫な直子のインパクトが強すぎて、その後バラエティー番組で明るくあっけらかんと話すあき竹城さんに驚いたことを覚えています。

それ以来、私はあき竹城さんのファンになりました。

直子とあき竹城さんは全く別モノなんだけど顔は一緒なので、あのバッドエンドから生まれ変わって直子は明るくなったかのように思っていました。

それこそ「この作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。」なんだけど、まるで直子は実在するかのような圧倒的な演技力でした。



寂しいな、あき竹城さんの朗らかな山形弁が大好きだったから今後あの明るいおしゃべりが聞けないのがとても残念です。心よりお悔やみ申し上げます。

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