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ニューヨークの観光地をベタベタに楽しんでみる!

ニューヨークは全米1英語が難しい!

なんとなく趣味で英会話を始めて少し経った頃、どんだけ喋れんだ?という興味が湧いて、ニューヨークなんぞに行ってみたくなった。英会話の先生に生粋のニューヨーカーの講師がいたので、行く前に聞いてみたら、「それは一番そぐわない場所を選んだね」と言われた!「何で?アメリカといえばニューヨークでしょ?」と聞いたら、ニューヨークは人種のるつぼだ、ちゃんとした英語で話す人は少ないし、めちゃくちゃ言葉を崩して話すし、スピードが早い、「私も解らない時ある」という。アメリカンジョークかと思ったが要は、この単語長いから短くしてもいいんじゃね?とか日本でいう「ありよりのあり」みたいな若者言葉ができたりして、日本でもおっさんが若者言葉についていけないように、ニューヨークも英語がどんどん変化していってる感じらしい。とはいえチケット買ってしまったし、とにかくニューヨークへ飛んだ!そして言葉通りとんでもない目にあう。いきなり入国審査のおっさんの言ってることが、早すぎて解らない、何を聞かれるかわかっているのにだ!こいつワザとか?と思うほど早くて聞き取れない、ロシア語に聞こえる(ロシア語知らんけど)かろうじて、here!!だけわかったので、ここに何しに来た?って言ってんだろうと思って、sightseeingと答える、これじゃ英語習ってなくても一緒じゃねーかと思いつつ入国審査を突破!

そもそも昔、イギリスに行った時に英語が全く解らなくて入国審査で「こいつ全然英語わかんないんで誰か日本語話せて通訳できる人いないですか〜」とでかい声で言われた、テロがあった年だ。警備も厳しい時期とはいえ大恥かいたトラウマがあっての英会話習得でもあった、なのにまた入国審査でつまずき心に深く傷を負ってしまった。

関西弁は不思議と通じる!

こうなると完全にお怒りモードに入ってしまい関西弁が発動する。タクシー乗り場まで行くと誘導する女性が一人いて、並んでいるタクシーの一番前を指してこれに乗れという、そのタクシーのニイちゃんに「ミッドタウンまでなんぼや?」と聞くと高速代も合わせて全部で85ドルだという、ん?事前にニューヨーカーの講師に聞いていたのは大体、70ドルくらいだと言っていた、しかも一律で決まってるとも言っていた。「じゃあ、ええわ」と言って2代目に並んでるタクシーに行く、誘導係の女性が、NO,NO,NOとか言ってくるが「やかましいババア!」というとすんなり引く、なぜか関西弁だと不思議と通じるのだ!これは関西人の人なら一度は経験していると思う。ホント不思議!そして、2台目のニイちゃんに聞くと78ドルだという、やっぱり、一番前にいるのをいいことに少し多めに言ってきてた、そしてこいつもきっとそうだ。頭にきたので「アホかお前65で行け!」というと「いや、それはさすがに」的なリアクション、「そしたらええわ!」と言って3台目に行こうとすると、「わかった72でどうだ?」というので「68や!」と怒鳴ると折れた、結局言い値なのだ!

ニューヨーカーはスモールトークがお好き?

車中、運転手のニイちゃんがやたらと話しかけてくる、スモールトークと言ってニューヨーク?アメリカ?は知らない人と雑談するのが好きな人種らしい。その辺も関西人と相通じるものがある。しかもなぜかこのニイちゃんの英語は聞き取れる、聞くと最近別の州(どこか忘れた)からニューヨークにきたという、ちょっと落ち着いたので色々英語で話しかけるとちょうどいい感じで通じる。ちょっと嬉しい!そして話すと結構いいやつでだんだん仲良くなる!「なんで俺の日本語がわかるんだ?」と聞くと表情とジェスチャーでなんとなくわかるよ!と言ってた、確かに関西弁になるとジェスチャーも増えるし表情も喜怒哀楽がはっきりする。なるほどなと思っていると早くもミッドタウンに突入、めちゃくちゃかっこいい街!すっかり上機嫌になってホテルに着いてチップを10ドル渡してカッコつけると「ヒュー」と口笛を吹いてウインクして来た、アメリカっぽい。

タイムズスクエアにニューヨーカーはいない!

早速、ホテルに荷物を置いて街へ繰り出す、ちょうどタイムズスクエアとセントラルパークの中間くらいのホテルを取ったので、タイムズスクエアまで歩く、ニューヨークはその気になればほとんど歩きでなんとかなる、しかも碁盤の目でできているのでわかりやすい、これも大阪と似てる。タイムズスクエアに到着すると平日でもとんでもない人で溢れかえっていた。そしてここにはニューヨーカーはいない、ほとんどの人はここを突っ切らず別の道をチョイスするらしい、世界の交差点と呼ばれるのも頷ける、世界一ニューヨークっぽい場所にはニューヨーカーがいないことが行ってみてよくわかった。ほぼ観光客でいろんなやつに写真を頼まれる、確かに地元に住んでたらこの人混みは避けるわな!

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で、自分も撮ってもらおうと誰か探すが、なんかどいつもこいつもiphoneパクりそうなやつばっかりで、結局自撮り。

エンパイア・ステート・ビルに行ってみよう!

この旅の目的は、なるべく英語を話すこととベタベタな観光地を回ること。なので、お次はかのエンパイアステートビルに行ってみることに、これまた全然歩きで行ける距離、着いたらなんと大行列!ただビルに登るだけで観光客の行列ができている。

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チケットを買って、並ぶと普通に30分くらいかかる、そしていざ屋上へ!

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THE NEW YORK!

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ただ、すごい人だかり!ベストポジションの取り合いでゆっくり写真も撮ってられない、人、人、人、アメリカは観光客の人数も半端ない!鬱陶しさが顔に出てる。そしてここに来て大変な事に気づく、エンパイヤステートビルが見たかったのに、エンパイヤステートビルに登ってしまったのだ、見えるわけがない!時差ぼけでボーっとしてる。本当はロックフェラーに登るべきなのだ!

初日はこの辺でくたびれたのでホテルへ、ホテルで聞いた近くのうまいイタリアンで晩飯を済ます。必死にチップを計算してるだけで疲れる。日本人にはやっぱりチップの文化は慣れないね!

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翌日もまたベタベタな観光地を回る予定なので早めに寝る、なぜか早くも時差ボケがなくなってることに気づく!

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