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「個人活動者がバズるのは無理ゲー? そもそも論と、“数”のトラップ」2022/7/18 #これ見た日記
「せやろか?」「“バズ”の条件キツくない?」などと思いつつも、世間的に「VTuber」関連の話題で名前の挙がる大手と交流があったり、大きなイベントに出ていたりしている個人がたくさんいるかどうか……と考えると……まあ……。
VTuber業界のトップ層がすでにある種の「産業」となっている一面はあると思うし、消費者側の目線で見ても、「にじさんじ&ホロライブと、それ以外の名前をよく見聞きする事務所やグループ」に所属している人を指して「VTuberが好き!」と言っている印象もあるよね……。
もちろん、それ以外の活動者たちのことも「VTuber」として認識してはいるし、応援している人もいるんだろうけれど、新人を自分から積極的に「発掘」しようとしている層は限られてくるんじゃないかしら。
もしかすると「発掘」という言葉自体が、「見つけてもらいたいVTuber側が企画のために使う言葉」になってしまっている……なんて側面もあるのかも。
てかVTuberって実際やったことある人と企業の配信しか見たことない人でかなり価値観違うよね
— 飴三屋かんろ🍬🎨デザイン&イラストの依頼受付中! (@amekan_vt) July 17, 2022
実際やってみれば「登録者なんて飾り!毎回配信来てくれてそれなりにスパチャしてくれる人がいれば全然活動継続できるじゃん!」って思うけど、見てるだけの人ほど登録者を重要視し過ぎてると思う
さらに、それ以前の前提の話からするなら、こちらで飴三屋かんろさんがツイートされているとおりだとも思う。
個人で活動されている周囲のVTuberさんのお話を聞くかぎりでも、そもそも「バズって人気になる」をゴールに考えている人は少なくて、各々が別の目標をモチベーションに活動しているし、着々とやりたいことを実現しているように見える。
とはいえ、それはそれとして「見つけてもらえない」問題は現状あるし、それはYouTubeというプラットフォーム自体の構造もそうだし、VTuberカルチャーの魅力のひとつと言われる「関係性」が、いくつかの層に断絶して交わりにくくなっているのも理由として挙げられそうで……。
なーんて考えて細かく整理しようとすると、これって結構いろいろな要素が関わってくる話だし、いくらでも広げられそうで複雑〜〜〜!!
(「個人勢VTuber」にもグラデーションがある……というか、むしろ営利活動ありきの企業ではないがゆえに、企業勢以上に十人十色の考え方と活動スタンスがある……という、考えてみれば当たり前のところに戻ってきた気がする……)
— けいろー🖋バーチャルライター (@K16writer) July 17, 2022
そしてここに戻ってくるのです。
タイムラインやTwitterスペース、配信などで「数字の伸ばし方」の話をしている人が目に入りやすいから錯覚しがちだけれど、実は「数字を伸ばしたい!」というのも活動スタンスとしてはほんの一部分の考え方に過ぎない……ということを、最近ちょっと忘れかけていたかもしれない……。
元も子もないことを言ってしまえば、
「ネットでまことしやかに語られている『数字の伸ばし方』を参考にした結果、トップ層に食い込んでいる人はいない」
「短期間で人気になった人にせよ、積み重ねが評価された人にせよ、表立って『数字の伸ばし方』を語っている人はほぼ見当たらない」
ような気がするんだけど……どうでしょう……?
多分、伸びる人ほど「ネット上の意見」は参考にしていないし(一部参考にはしてもわざわざ表で言葉にしない)、不確かなテクニックではない、実績のある手法を裏で積み重ねているんじゃないかな……。
(この話も細分化して整理しようとすると、そもそも見ている「数」が違うことで、スタート地点が違ったり、ゴール設定が間違っていたりすることでゴニョゴニョ)
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震災を経て一気に大衆化したイメージがあるけれど、2012年でもこんな感じなんだ……。
つまるところはその人の作るタイムライン次第な気もするけれど、引用RTとかスレッドとか、機能が拡充されるにしたがって良くも悪くも交流が広がり、クリエイターがチャンスを掴みやすくなった一方で、地獄化していった側面もありそう……。
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「『AlexaやSiriの声を推しVTuberにできるアプリ』の登場を待ち望む会」に所属しています。待ってます。
でも実際、「画面があるタイプのスマートスピーカー」と「VTuber(あるいはキャラクター/アバター)」との相性ってめっちゃ良いと思うし、将来的に実現しないかなぁ……。
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