『珈琲の世界史』感想|知的好奇心が満たされる「コーヒー」の文化史
ここ数年、毎日のようにコーヒーを飲んでいる。それ以前――営業職として走りまわっていた頃――はたまに缶コーヒーを飲む程度だったけれど、近頃はほぼ毎日。出先で小休止するとき、あるいはパソコンに向かって作業をするときには、喫茶店のコーヒーが欠かせない。
最初はマクドナルドの100円コーヒーに始まり、ドトールのアメリカンコーヒーを経て、最近はスターバックスに落ち着いた格好。味はドトールも悪くないのだけれど、日中は大声で話すお客さんが多くてどうにも落ち着かないのよね……。席を取るため