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北海道フリーパスを活用した北海道旅行(前編)

北海道フリーパスというJR北海道が提供している、7日間特急も含めて乗り放題の切符があります。
2年近く前の話ですが、これを結構みっちり使った旅行をした記録をしておこうと思い立ったので今更記録を書きます。

荷物

Amazonベーシックの55Lバックパック一つで旅行に行きました。わざわざ冬の北海道に行くことを考えれば防寒は必須で、濡れた場合の替えの靴下が無いと健康被害が出かねないので、身につけている分に加えて下記のような荷物になりました。

  • 靴下3セット

  • 下着2セット(ワークマンの丈が長くて温かいやつ)

  • ズボン、シャツ1セット

アウターはモンベルのコロラドパーカーなので、下着含めて上は3枚、下は2枚という構成です。靴は防水性のあるブーツにしました。

1日目(2021年2月6日)

この日は仕事があったので、半休を取得して後半休みにし、主に北海道に移動するだけの日です。よってパスはまだ買いません。
夕方前には横浜市内の自宅から鉄道で羽田空港に行き、飛行機に乗って新千歳空港に行き、そのまま千歳駅近くのホテルに泊まります。
SKY727 羽田 発 18:40 → 新千歳 着 20:15

ガラガラの羽田空港
流石の積雪と氷
初日とりあえずリボンナポリンとステッカーは確保

2日目

日曜日です。千歳からとりあえず札幌に行って三越に寄ったりしながらSNOWMIKU 2021のグッズを確保します。

地下道にはヤツがいました
三越の看板

時間に余裕があったので小樽に行きます

オルゴール堂

一旦札幌に戻り

カムイ

旭川に向かいます。旭川についたら迅速に富良野線に乗り換えて

富良野線

富良野駅へ。本日の宿。

いつまで左側は2個書かれているだろうか…

宿の担当者さんにおすすめ寿司屋を聞いてみたところ、「富良野は北海道で最も海から遠い場所だから寿司屋はそんなに無いけど、でもおすすめは駅前の福寿司かな」との事だったので夕飯はそこで。おすすめ通りに美味しかったので富良野で寿司を食べる場合は是非。

甲殻類アレルギーなので、という話をしたら、エビをマグロに変えてくれました。

ここから夕飯で寿司を食べるたびに写真を特定の同僚に送りつける日々が続きます。
そして当時富良野では宿泊してアンケートに答えるとふらのワイン(赤)が貰えるキャンペーンをやっていました。4000円もしない宿だったんですが…
赤ワインをよく飲む母親に渡したところ、非常に美味しかったようです。

積雪凄い

3日目

電車まで時間があるので富良野を観光します

北海道の中
とりあえずお参りしておきました(失礼がないように)
レンガ倉庫は結構多いですね。積雪に耐えられるものしか残れないとも言えるか。
フラノマルシェにて

アイスの写真撮ってのんびりしてたら電車の出発まで10分足らずの時間になっていたので、富良野駅まで600mほどダッシュしました。11時頃の電車を逃すと次が夕方とかだったので、帯広観光が不可能になります。


根室本線の富良野ー東鹿越間を鉄路で行きます
東鹿越駅にて

東鹿越から新得までは鉄道が不通になっており、バス代行で移動します。

左の寂れた食堂、潰れてるのではなく映画のセットです

残念ながら、富良野から新得までの廃止が決定しているので落合駅に車両はもう来ません。

新得駅前の像

ポケフタがありました。

ヒメグマ

他のポケフタに関する案内図もあります。こんなところで一覧に出すほど気軽な距離じゃないんですが…

コンプリート無理すぎる

とりあえず帯広に向かいます

新得から帯広まで

帯広で六花亭等を見て回り

またおおぞら

その日の宿、釧路に向かいます。

寿司屋を探す時間もなく、またいい感じの店があったので夕飯は焼き物にしました。

4日目

この日の宿は紋別。移動距離も大概ですが、これに加えて摩周湖に行くため釧路観光をする時間はほぼ無いです。速攻で釧網本線に乗り、摩周駅に向かいます。摩周駅に着くのは10時過ぎ頃。

除雪された駅

駅前には足湯がありました。

暖かそうだがタオルがないと後が詰む

摩周駅から、摩周湖に行くバスに乗ります。乗客は僕一人でした…

確か氷点下10度くらい
売店の看板。恐らく最も標高が高い場所にある雪ミクグッズ売り場。

戻りのバスに乗って摩周駅まで戻りますが、僕が乗ってきた列車の次は15時台。摩周駅から戻ってきてもなお3時間以上時間があります。
とりあえずご飯を…と思ったのですが、なんと駅前の食堂が閉まっている!ご飯食わないとこの寒さはまずいと思っていたら、閉まっているはずのpoppoteiの方が急遽豚丼を作って売ってくれるという…

特別作っていただいた豚丼、今までの人生で一番美味しかったです。

全体的にこの旅行は、観光先の方に親切にしていただいた場面が特に多い回でした。

摩周駅から歩いて行ける距離に弟子屈町役場と図書館があります。せっかく時間をつぶすならそこでしか出来ないことを、ということで、郷土資料などを読み漁って列車を待ちました。

次の列車が来たらそのまま網走まで行き

オホーツク

特急で遠軽まで移動します。

遠軽は折り返しの線形になっているので、先頭が入れ替わる

遠軽から紋別まではバスで移動ですが、このバスのダイヤとイマイチ噛み合いが悪く、1時間半ほど待つことになるので、その間に夕飯を食べます。

回転寿司トリトン 遠軽店まで駅から1キロちょっとありますが、歩きました。吹雪いてる中歩いて行く寿司は別格の旨さです。

恐らくこのまま寿司屋の近くのバス停で待てばバスが通るだろうとは考えたのですが、もしバス停をスルーされたら本当にどうしようもなくなるので、念のため食べ終わったらまた遠軽駅近くのバスターミナルに戻ります。

そんなこんなをして、無事にバスに乗って紋別に着いた頃には23時頃になっていました。

ホテルの窓から

5日目

鉄道フリーきっぷがあるのにわざわざバスに乗ってまで紋別に行った理由はひとえにとっかりセンターなんですが、とは言えせっかくなので市内も観光します。

名寄本線に関する記述

市役所に展示室等が併設されていました。

平日だったこともあって剥製ルーム独占でした

で、目的であるとっかりセンターに行くのですが、バスが無いので歩きます。雪の中4km近く歩くので1時間以上かかりました。おすすめしません。タクシーなどを使いましょう。

左を見ると寒そうな海が
初代ガリンコ号
氷漬けの紋太
凍った港と氷の上に乗ってるカラス

この日流氷が南下してなかったのでガリンコ号でも流氷は見られなかったのですが、氷を割りながら進む船の上でとてつもなく寒い風に吹かれる体験そのものが楽しかったので問題ありません。
船が戻ったらとっかりセンターに行きます。

こんな感じであざらしが潜っては顔だけだしたりしててずっと眺めてられる
皆好き勝手してます

とっかりセンターの閉館は16時、バスの時間まで1時間半程度あったので、ポケフタ探しなど適当に散策します。

この景色の何処かにあることしかGoogleMapからは分からず絶望
さまよってたら丁度雪かきされていて発見

適当なところでバス停に向かいます。

埋まってる
1日ぶりの遠軽駅

遠軽から旭川に移動します。

旭川駅
凄い除雪模様


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