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広告業界からIT業界に転身して驚いたこと

はじめまして。HRBrainでコミュニケーションデザイナーをしているKOです。

前職は広告代理店でアートディレクターとして勤めていまして、2023年11月にHRBrainに転職してきました。

初のIT業界ということもあり慣れないことも多いですが、日々楽しみながら働けています。

業界が変わったことでさまざまな変化がありましたが、一番驚いた点としては…
「全てが速い」ことです。

案件概要整理・打ち合わせ・デザイン〜実装など全てが早い…
毎日が嵐のように高速で過ぎ去っていきます。

前職の業務スピードも早いと思っていたのですが、それとは比にならないくらい早いです。

そして今回アドベントカレンダーに記事を書くことになったので、広告業界とITの事業会社での違いに関して記していこうと思います。

広告業界からIT業界への転職を検討している方達の参考となれば嬉しいです。


打ち合わせ時間

業務の中で驚いた点の1つが
「打ち合わせの時間の早さ」です。

まずは前職の広告代理店での打ち合わせ時間です。

1日が打ち合わせで溶けていきます…

広告代理店頃の打ち合わせでは短くても1時間で、長いと4時間の時もありました。
最長で1つの案件で8時間の打ち合わせが続いたこともあります。
答えのない問いに向き合い続けることが多いため、どうしても打ち合わせ時間は長くなります。でも、それが広告代理店の醍醐味でもありました。

続いてIT業界(現職)での打ち合わせです。

30分~1時間で終わります。とてつもなく早い打ち合わせです。

ある程度スピード感を持って働くことは想定していましたが、予想以上の速さに日々驚いています。

「えっ、もう終わり…?」と内心戸惑いながらも業務をしています。


業務の流れも早い

ITの事業会社では業務の進行スピードもとてつもなく早いです。

まずは広告業界での業務の進め方を振り返ります。


確認や修正を何度も重ねるため、長い案件で6ヶ月~1年ほどかかります。
納品する頃には四季も変わっています。

続いてIT業界(現職)での業務の進め方です。

案件規模や制作物の違いはありますが、IT業界は1つ1つのフローがコンパクトで無駄がないように感じます。

なぜこれほどまでに業界間でスピードが違うのでしょうか?その速さの理由について紐解きます。


速さの理由

速さの理由1:少数メンバー

今のところ関わっている仕事は少人数で進行することが多いです。
少数のため外注コストやロスが少なくスピード感ある仕事ができています。

速さの理由2:資料の一元管理

Notionを駆使して資料を一元化することで、情報をすぐに引き出すことができます。
さらに全員が共通のNotionにアクセスできるため、情報レベルを同じにできます。そうすることでプロジェクトメンバー間の意思のズレが起きずらく、スムーズに進行することができています。
(Notionは素晴らしすぎて前職の人たちにも布教したい…)

速さの理由3:Figmaの活用

今の職場でのデザイン業務はほぼFigmaで行っています。
多少不自由なことはありますが、その不自由さを上回るくらいFigmaには効率的なポイントが大量にあります。
デザイナー以外の人たち(ディレクター・エンジニア・営業)もFigmaにアクセスできるので、リアルタイムで確認してコメントを残せます。
一長一短はありますが、コミュニケーションロスを減らすことで快適に業務を行うことができています。


速さのメリット

ここまで広告業界とIT業界でのスピード感の違いについて書いてきましたが、速さはあらゆる面でメリットをもたらします。

事業成長に繋がる

スピード感のある仕事行うことで、当然リリースも早くに行うことができます。
それもあってIT業界は成長スピードも早いんだろうなと入社1ヶ月ほどですが思っています。

能力開発の時間の確保

前職とは違い、深夜遅くまで働くということも無くなりました。
打ち合わせが短時間で済ませ、作業時間を十分に確保できているため生産性は高いまま勤務時間を短縮することができています。

勤務時間が短縮されたので、自分の自由に使える時間も増えました。
そのことで以前よりもインプットの時間が増えました。
新たな領域のことを習得することで、業務にも活かすことができています。
今はモーショングラフィックを勉強中です。

健康的な暮らし

そして一番大事なのは、食事と十分な睡眠時間も確保できるようになったことです。
健康的な食事を獲れたり、十分な睡眠時間を確保することで以前に増して前向きに楽しみながら働けるようになった気がします。

スピード感が早く大変なことも多々ありますが、今はこのスピード感を楽しみながら、心身ともに健やかに働き続けていければと思います。

ご覧いただきありがとうございました。

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