【FX】先週(6/6~6/10)の振り返り&今週(6/13~)の相場観とトレード戦略
先週の振り返り
6/6~6/10のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。
動きの良い通貨ペアを、臨機応変に細かくトレード(超短期)
ドル円、クロス円を少しずつ押し目買い(中長期)
ユーロドルも、1.06台前半からミドルを目安に押し目買い(中長期)
相場のイメージがわかないので、相場に振り回されないように。
※ 詳細は下記記事にて。
ドル円は、4/28高値131.25の上抜けには少し時間がかかると想定していたが、週明け6/6に難なくブレイク。大した押し目もつけずに、一気に134円ミドルまで上昇。
6/7のRBAの金融政策発表では、市場予想値25~40bp利上げのところ50bp利上げとなり、オージー円は4/20高値95.74を上抜け。クロス円も週半ばまでは大きく上昇した。
6/9のECB金融政策発表では、ほぼコンセンサス通りの発表だったが、ユーロドルは1.08台に乗せることができず、短期でサポートになっていた1.0630~50をブレイク。
アメリカ株が大きく崩れたこともあり、ドル高、円高、ドルインデックスは反発し、リスクオフの流れ。
先週最大の注目だった6/10アメリカのCPIは、予想値8.3%のところ8.6%と大きく上振れ。
結果、米国債金利とドルは急騰、米国株は連日大きく続落、クロス円も2日連続の調整となった。
結局のところ終わってみれば、米国債金利の上昇は止まらず、ドル最強、アメリカ株は下落を再開、円最弱と既定路線の動きとなった。
トレード内容
ドル円やクロス円はどんどん上昇していくイメージを持っていなかったが、見事にはずれ週前半は上昇が加速。
中長期ポジでは押し目を待っていたものの、見事に押し目がなかったので、主にドル円の買いを中心に、ポンド円・ポンドドル売り、オージー円(週前半買い、後半売り)を、週全体を通してひたすら超短期でぶん回した。
ユーロドルは、1.06前半に少額買いオーダーを置いていたが、ECB後に1.08にも乗せずに下落してきたので、オーダーをキャンセルしエントリーせず。
結果、1.0505まで下落し、週足も日足も下降トレンド継続に見えるので、好判断となった。
今週(6/13~)の相場観
米国債金利上昇、ドル高、株安、円安と、これまでの既定路線に戻ったとみる。
引き続き、アメリカ株式市場、米国債金利を見ながら、ドルを買いから、円を売りから入るのがストレスないトレードになると考える。
また、今週は下記の経済指標に注目。
6/14(火)PPI(米)
6/15(水)FOMC
6/16(木)SNB、BOE金融政策発表
6/17(金)BOJ金融政策発表
とくに、アメリカのPPIとFOMCは注視。
また、BOJの金融政策発表では、これまでと同じく「力強く金融緩和」発言が出て円安が加速する可能性が高いと思うが、金曜までのマーケットの動きにもよるので決め打ちはしない。
トレード戦略
引き続き、ドル円を短期でも長期でも買いから。
円安けん制発言などで下げる場面があれば、発言内容を確認しポジション量を調整してエントリー。
ドルストレートは、ドル高に進みそうなので短期でドル買い。ドル高が加速するようであれば、流れに乗って引っ張りたいところ。
クロス円は、中長期で押し目買い。円安が加速するようであれば、超短期でも買いで。
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