【FX】先週の振り返り&今週(7/8~)の相場観とトレード戦略
先週の振り返り
先週(7/1~7/5)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。
引き続き中長期でドル円・クロス円を押し目買い。
機会があれば短期で細かくトレード。
※ 詳細は下記記事にて。
先週の週明けは、6/30に投開票されたフランス国民議会選挙の第1回投票で、ルペン氏率いる国民連合が事前の世論調査よりも小幅な差での勝利となり、リスク回避の動きを既に織り込んでいたユーロに買い戻しが入った。
先週はアメリカの注目の経済指標も多かったが、JOLTS求人とNFPは市場予想よりも強かったものの、ISM製造業・非製造業景況指数、ADP、米失業率、製造業雇用者数は市場予想よりも弱い結果となった。
また、NFPも4~5月分に下方修正が入ったため、アメリカもようやく景気鈍化が見えてきた印象。
円は新たな売り材料はとくになかったが、終始安定の最弱ぶりで、クロス円は押し目もなく高値更新の動きとなった。
先週のトレードは、ユーロ円を買いでスキャルのみ。
ドル円・クロス円の押し目を待っていたが、押し目がなかったためスイングトレードはなし。
今週(7/8~)の相場観・トレード戦略
注目の経済指標は下記のとおり。
7/8(月)
とくになし
7/9(火)
米FRB議長・財務長官の議会証言
7/10(水)
日銀国債買いオペ、RBNZ金融政策発表、米FRB議長の議会証言
7/11(木)
米CPI
7/12(金)
米PPI、ミシガン大消費者信頼感指数
その他、米FRB高官の発言が7/9-7/11にある。
今週は注目の経済指標は多くはないが、米CPI・PPIとパウエルFRB議長の議会証言がある。
先週のISM非製造業景況指数の発表後からドル売りの流れになっていて、9月の25bp利下げを72%まで織り込んでいる。
今週はFRB議長の議会証言とCPIの結果とドルの動きを注視。
円はここ2~3週間一方的に売られていて、ドル円・クロス円はテクニカル的にはすでに買われすぎ水準。
また、日米金利差が縮小してもマーケットはまったく材料にしていないが、きっかけ次第で大きな調整の動きが期待できるといった見方は先週から変わらず。
先週後半からのドル売りの流れがトリガーになる可能性があるが、もし円買いの材料が何か出れば、ドル円の150円台への調整に連動して、クロス円のポジション調整の動きも可能性はある。
以上の見立てから、今週のトレード戦略は、引き続きドル円・クロス円は追いかけて買わず、我慢強く調整待ち。短期トレードは臨機応変に。
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