【FX】先週の振り返り&今週(7/1~)の相場観とトレード戦略


先週の振り返り

先週(6/24~6/28)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。

  • 引き続き中長期でドル円・クロス円を押し目買い。

  • 機会があれば短期で細かくトレード。

※ 詳細は下記記事にて。

先週は注目の経済指標が少なかったが、カナダとオーストラリアのCPIの結果が、ともに市場予想を上振れし、インフレの根強さが改めて浮き彫りになった。

そんな中、マーケットはドル買い円売りに拍車がかかり、ドル円は4/29高値を上抜け、1986年来高値となる161.27円まで上昇。
ユーロ円も史上最高値の172.44をつけるなど、円がじりじりと安値を更新する動きとなった。

先週のトレードは、ドル円、ユーロ円を短期で買い回転、ユーロドルを短期で売り回転。

月末・四半期末週だったので、ドル円・クロス円の調整を期待したが、押し目なく円の独歩安だったため、スイングポジションは建てられなかった。

今週(7/1~)の相場観・トレード戦略

注目の経済指標は下記のとおり。

7/1(月)
フランス下院選挙第1回投票の大勢判明、日第2四半期日銀短観、米ISM製造業景況指数、ECB総裁発言
7/2(火)
RBA議事録公表、欧CPI、ECB総裁発言、FRB議長発言、JOLTS求人
7/3(水)
日銀国債買い入れオペ、豪小売売上高、米ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数、FOMC議事録公表、ECB総裁発言
7/4(木)
米独立記念日、ECB理事会議事要旨公表
7/5(金)
加雇用統計、米雇用統計、ECB総裁発言

今週は月初め、第3四半期初め、下半期初めとなる一週間。
また、注目の経済指標発表や要人発言も多く、トレードチャンスを期待したい。

週初めは、フランスの下院選挙の態勢とユーロの値動きに注目。

また、新NISAにともなう円売りフローが予想されるので、円売りの流れに乗りたいが、今の高値水準からのロングは入りづらい。

投機筋の円売りネットポジションは約17.4万枚と、史上最高値水準だった4月下旬の約18万枚と肉薄しているため、何かをきっかけに円売りのポジションの巻き戻しがあれば、ある程度の値幅をもったドル円・クロス円の調整が期待できる。

円買いの材料は見当たらず、日銀の金融政策決定会合も月末のため、円売りの流れは続きそうだが、円ショートのエントリーは慎重にいきたい。

フランスの選挙結果やアメリカの経済指標の結果によっては、これをトリガーにドルやユーロの売りの動きが起きる可能性もあるので、マーケットの動きを見極めたい。

トレード戦略はこれまでと同じで、引き続きドル円・クロス円の押し目買いで、高いところは買わず、調整の動きを待ちたい。

短期トレードも同じく、チャンスがあれば細かく取れるところは取っていきたい。

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