【FX】先週の振り返り&今週(5/13~)の相場観とトレード戦略


先週の振り返り

先週(5/6~5/10)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。

  • 中・長期のドル円・クロス円(ユーロ円)のロングポジション構築。

  • 短期でドル円・クロス円を回転。

※ 詳細は下記記事にて。

先週の相場観で、ドル円・クロス円はテクニカル的に下げ止まり、しばらくは円買い介入なし、じわりと円売り再開という見立てだったが、おおよそイメージ通りの動きとなった。

ドル円とカナダ円は、先々週つけた安値から高値までほぼ半値戻し、ユーロ円は半値戻し済み、オージー円、キウイ円、スイス円は61.8%戻し済みと、ほぼ押し目なく一本調子で値を戻した一週間となった。

先週のトレードは、ドル円152〜153円台、ユーロ円 164〜165円台で建てたロングポジションをホールド中。

上記ポジションをコアポジションとしながら、ドル円をロングで回転させた。

その他、ユーロドル1.07ミドルで建てたショートポジションを小額ホールド中。

今週(5/13~)の相場観

注目の経済指標は下記のとおり。

5/13(月)
とくになし
5/14(火)
英雇用統計、米PPI、FRB議長発言
5/15(水)
米CPI・コアCPI、小売売上高、NY連銀製造業景気指数
5/16(木)
日第1四半期GDP、豪雇用統計、米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
5/17(金)
とくになし

その他、FRB高官、米連銀総裁の発言が続く。

今週とくに注目の経済指標は、米PPI・CPI。
インフレの減速が見られるようであれば、ドル売りの反応になるイメージ。

ドル円・クロス円は、下値は底堅いが上値も限定的でもみ合いを想定。

なお、IMMの円売りネットポジションは、約13.5万枚まで減少してきたが、直近3ヶ月は常に10万枚超のネット売りになっている。

アメリカの利下げの前倒しがでてきたり、日本の早期利上げや毎月の国債買い入れの減額などの具体的な計画が出てくるまでは、ドル高円安の大きな流れは変わらないとみる。

円主導よりドル主導の流れになると想定しているため、今週の米PPI・CPIの結果を注視したい。

今週(5/13~)のトレード戦略

ドル円・クロス円は上値余地はあるが、ここからは短い足を見ながら、押し目買いで回転できれば理想的。

米PPI・CPIの結果を見ながら、ドルストレートで短期トレードも選択肢の1つにしておく。

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